【ロレックスマラソン】金無垢編⑥【値上げ前の駆け込みもあえなく撃沈!9月初旬は静観が吉か?】

  • 2022年9月6日
  • 2023年11月7日
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デイトナマラソンとスカイマラソンを完走し終えた僕『2022年9月の値上げ前に駆け込みでマラソンしましたが、残念ながら結局お目当てのものには巡り合えませんでした。並行店の価格も金無垢を中心に下がってきているので、いっそ並行店で買ってしまおうかとも思っているのですが、やっぱり正規店で購入することに意味があるなと、謎のプライドでマラソンを続けています。』

 

9月に入ってからも状況は変わりませんね

 

ロレックスマラソンとは?

 

正規店購入は年々難しくなっています。

 

 ロレックスマラソンとは

 

ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。

 

僕は幸運にも、デイトナとスカイドゥエラーという、2つの超人気ステンレスモデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)については、こちらの記事をご覧ください。

 

 

銀行員パパブログ

  現役銀行員の僕『早期リタイア=FIREを目指して蓄財中ですが、ロレックスのデイトナが欲しくなったので、マラソンするこ…

 

 

銀行員パパブログ

  デイトナマラソンを完走し終えた僕『遂に念願のデイトナをゲットしました!次はオイスターパーペチュアルいっちゃいますよ!…

 

 

また、これら2つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。

 

 

銀行員パパブログ

  ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません!購入のコツとか気…

 

 

 僕のマラソンコース

 

僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。

 

 

 

 

・日本橋三越店
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店

 

 

また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。

 

 

ロレックスマラソン金無垢編⑥

 

マラソン21日目~24日目。

 

 21日目

 

114店舗目 日本橋三越店
115店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
116店舗目 大丸東京店
117店舗目 並木通りレキシア店
118店舗目 GINZA SIXレキシア店
119店舗目 銀座三越店

 

僕はお酒好きである。
本当だったら週7で飲みたいのだが、肝臓の数値があまりにも悪いので泣く泣く週2日の休肝日を設けている。
ビール、ワイン、日本酒、焼酎、なんでもござれ。
サワーだったら1日に500㎖を3缶ほど空けてしまう。

 

ウイスキーも好きで、ストックがたくさんあるのだが、昨今はジャパニーズウイスキーの人気が爆発しており、ロレックスほどではないにしても全く定価で購入する機会がない。
ロレックスマラソンをしている際に百貨店に立ち寄った時は必ずお酒売り場にも足を運ぶが、一向にジャパニーズウイスキーはお目にかかれない。
段々と、店頭に置くのではなく、抽選販売に切り替えている店舗も多く、入手は非常に困難な状況だ。

 

さて、この日もロレックスマラソンをしに銀座まで足を運んだ。
時刻は10時45分頃、並木通りレキシア店の開店がまだだったので、ドラクエウォークをしながらその辺りをうろうろしていた。
ふと思い立って、GINZA SIXレキシア店の近くにお酒の『やまや』があることを思い出し、ジャパニーズウイスキーが売ってないか見てみることにした。
やまやが10時開店だと思っていたら、実は11時開店だったのでまだ店は開いていなかった。
のだが、なんと店の前には10人ほどの行列が。
見ると、明らかに日本人ではなく、アジア系の外国人だった。
『これは怪しい…』と思い、僕もその行列に加わり、開店を待つことにした。
耳をダンボにして彼らの会話を聞いてみると、どうやら並んでいるのは全員中国人のようだった。

 

11時になり開店するとゾロゾロと中国人が店の中に入っていった。
僕も後ろから入店したのだが、なんとサントリーの白州フルボトルが売っているではないか!
レジの前に並んで僕も自分の順番を待つ。
僕もなんとか在庫切れ間際で1本入手することが出来た。

 

しかし、こいつらは今日白州が売られることを事前に知っていたのだろうか。
WEBサイトを見渡してもそのような情報はどこにも出ていない。
気になって、別の日にまた開店間際のやまやに目をやると、また同じ顔触れが10人ほど行列を作っていた。
『怪しすぎる…』と思い、またもや行列に参戦。
すると今回は、なんとサントリーの響が売られているではないか!
その日は入荷数が少なく、僕の1人手前で在庫切れになってしまい購入することが出来ず涙を飲んだ。

 

間違いない、こいつらはやまやにスパイを送り込んで物流情報を事前に把握しているのだ!
そう思った僕は、また別の日に開店間際のやまやに足を運んだ。
やはり見慣れた顔ぶれが10人ほど並んでいた。
例によって行列に加わり、開店を待った。

 

しかし、その日はどうも様子がオカシイ。
先に入店した中国人たちは『今日は解散だ』と言わんばかりに散り散りに去っていってしまった。
よく見ると、レジには白州も山崎も響もない。
入手困難と言われるブランドは一つも入荷していなかったのだ。

 

要するに、中国人たちは物流情報をキャッチして並んでいたわけではなく、毎日やまやをチェックしていたということになる。
レアなウイスキーが販売されていればそれを購入するし、無ければ解散、というわけだ。
暑い夏の日によくやるな、ってかあんたら仕事は?何してんねん、という感じだが、中国人のがめつさや恐るべし。
サントリーの山崎は年間製造量を現在の140万樽から170万樽に増量する計画だと聞いたが、このような中国人の需要が続く限り、僕らが簡単に定価で入手できるようになる日は遥か遠くにあると確信した。

 

 

 22日目

 

120店舗目 日本橋三越店
121店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
122店舗目 大丸東京店
123店舗目 並木通りレキシア店
124店舗目 GINZA SIXレキシア店
125店舗目 銀座三越店

 

ロレックスの購入はタイミングが全てです、とロレックスの店員さんによく言われる。
信じるか信じないかはあなた次第なのだが、僕は基本的に信じている。
結局、マラソンの頻度を上げて、ちょうど入荷して検品を終えた商品がバックヤードにある時にお店を訪問するしかないのだ。
(まぁただ、アイスブループラチナデイトナとかは人を選んでいるような気がしなくもない…)

 

しかし、タイミングが全てということは、逆に言えばずーっと店舗に居座り続ければそのタイミングはいずれやってくるの可能性は高いわけで、中には『一日中居座ってやる!』と豪語する迷惑なお客さんとかいないのかなとふと疑問に思った。
例の如くロレックスの店員さんに聞いてみると、やはり中にはそうしたことを物申すランナーがいないこともないらしい。
『そんなこと言われたらどうするんですか』と聞くと、『他のお客様のご迷惑にもなりますので、ご遠慮いただくようにお願いしています』との回答だった。
接客業も大変だなと心の底から思った。

 

聞くと、老若男女問わずそうしたことを言い張る客はいるらしい。
だが、ハッキリと『一日中居座ってやるからな!』と明言するのは、年を召した方のほうが多い傾向にあるそうだ。
人は年を取るととかく頑固になりやすい。
店舗の中でも大声で自分の身の上話を延々とし続ける人をたまに見かけるが、やはり高齢の方が多いように感じる。
『バックヤードに確認も行かずに在庫がないとは何事だ!』と怒鳴っていた客を見かけたこともあるが、やはりご老人の方だった。
僕はまだ40歳手前だが、世間的に見ればおじさんである。
他人には迷惑をかけないように生きていきたいなとつくづく思う。
せめてもと思い、入店制限がかかるくらいの混雑時には在庫を確認したら即退散することをモットーとしている。
ぜひ読者の諸君もご理解を頂きたい。

 

 

 23日目

 

126店舗目 日本橋三越店
127店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
128店舗目 大丸東京店
129店舗目 並木通りレキシア店
130店舗目 GINZA SIXレキシア店
131店舗目 銀座三越店

 

先日もどこかで述べたと思うが、時計ケースを購入してしまった。
Veronaというブランドの8本入りで、そんなに高いものではない。
枕のクッション性は、まぁ値段相応といった感じで、ロレックスの正規ボックスについている枕ほどの弾力性はない。
僕くらいの庶民にはこのくらいがお似合いだろうということと、見た目は結構豪華なのでこれにした。

 

 

 


本当は、Louis Vuittonのコフレ8が欲しかったが、あまりにも高いので諦めた。
コフレ8を買うお金でオイパぺが1本買えてしまう。

 

 

ルイ・ヴィトン製品のご紹介―― コフレ 8 モントル: 伝統的なモノグラム・キャンバスで作られた時計ケース「コフレ 8 …

 

 

さて、時計ケースを購入すると、空き枠をどうしても埋めたくなってくる。
今、自分の手元には、デイトナSS、スカイドゥエラーSS、ミルガウス(ミルガウスは投資用)の3本がある。
あと5本も空きがあるではないか。
これはいかん!ということで、フラっとそこらへんに出かける際に着用できる気軽な一本をということで、G-SHOCKのカシオークを購入した。

 

 

 

 

値段は2万円台とお買い得。
それでいてタフで傷を気にすることもない。
クオーツだから時刻を合わせて必要もないし、ゼンマイを巻き上げる必要もない。
色もシックなカーキで、保有するロレックスとは面影が随分異なる。
ラインナップの拡充にはもってこいの一品と思い、購入することにした。

 

カシオークというのは通称で、カシオのG-SHOCKの中でも八角形のモデルの総称だ。
雲上ブランドにオーデマ・ピゲがあるが、その中でも一番人気のロイヤルオークと呼ばれるシリーズが丸みを帯びた八角形の形状をしており、それに似たデザインであることから『オーク』の冠を取って『カシオーク』と呼ばれるようになった。
もちろんお金があればオーデマ・ピゲのロイヤルオークを欲しい。
しかし、安くても200万円は下らないし、ロレックス同様に並行店価格のほうが正規店価格よりも高騰している、いわゆるプレ値品であり、正規店での購入も非常に困難だ。
一見さんでは見向きもされないので、どうやったらウェイティングリスト入りできるのかも良く分からない。

 

まぁ庶民の僕はカシオークで満足することにしよう。
テニスに行くときや近所のスーパーにフラっと出かけるときには打ってつけだ。
ラバーベルトだから汗もそんなに気にならない(値段が安いからというのもある)。
しかし、まだあと空き枠が4つもある。
どうしよう。
とりあえずロレックスの金無垢を1本、購入制限モデルをもう1本、なんとか頑張って買うとして、後の2枠は何にしようかな。
夢が膨らむ、というか時計沼にズボズボ嵌りつつある。

 

 

 24日目

 

132店舗目 日本橋三越店
133店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
134店舗目 大丸東京店
135店舗目 並木通りレキシア店
136店舗目 GINZA SIXレキシア店
137店舗目 銀座三越店

 

値上げ前に購入できる僅かな可能性を信じて8月末にかけて複数回マラソンを行った。
結果は惨敗。
僕と同じような気持ちのランナーも多いようで、どのお店も、何時に行っても混雑しているという有様だった。
9月に値上げを控えているので、僕が店長だったら今ある在庫を値上げ前の価格で売ってしまわず、値上げ直後まで品出ししないのにな、と考え、気になってロレックスの店員さんに質問をぶつけてみた。

 

すると、やはり『あるものは照会がかかれば売る』のがスタンスだそうで、値上げ前に入ってきたからといって大事に値上げまで取っておくということは特にしていないらしい。
実際、Twitter界隈を覗いてみても、値上げ直前に購入できましたという(妬ましい)羨ましい報告を何件も目にしている。
また、どのみち入荷すればいつでも売れてしまうものなので、売上高がその店舗の成績や店員さんの給料に直結することもなく、結果としてロレックスの店員さんにしてみても在庫を値上げ直後まで抱えておくモチベーションには繋がらないのだそうだ。

 

しかし、世の中には信じて疑わないランナーもいるそうで、『絶対に値上げまで在庫を隠しているに違いない』と思い、8月を終えても9月初旬にかけて大張り切りでマラソンする強者も多いと聞いた。
確かに在庫を隠しているなら値上げ後に購入報告ラッシュとなるはずなのだが、執筆時点においてはそのような状況は見て取れない。
誰が何を信じるのも自由なので口をはさむつもりは毛頭ない。
ただ、値上げ直後は在庫一掃放出、ということは可能性として非常に低いと僕は考えている。

 

以前、ロレックスマラソンのコツとは、でご紹介した通り、入荷のタイミングはコントロールしきれないので、せめてもの対策としては他のランナーが少ない時間帯を狙うくらいしか購入確率を上げる方法はない(+マラソンの頻度を上げる)と書いたが、そのロジックでいくと9月初旬はそうした頑固なランナーが蔓延っている可能性が高く、少し頻度を落とそうかなと思っている。

 

次回に続きます。

 

 

銀行員パパブログ

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