【銀行員のTOEIC】1年で500点→900点に爆上げしたおすすめ参考書5選

  • 2020年9月21日
  • 2023年10月18日
  • Banker
 
がんばってTOEIC勉強中のひと『銀行への就職とか、将来的な海外転勤に備えて、TOEICの点数をあげたい!でも世の中に参考書が多すぎて何を使ったらいいのかわからない…本当に役に立った教材を教えてください!』

 

500点しかとれなかったポンコツが、1年で900点まで爆上げできたオススメ参考書を紹介します。

 

この記事の内容

 

 

・僕のスペック紹介
・実体験を踏まえた本当にタメになる参考書5選
 

 

僕は、現役の銀行員です。
銀行に限らないと思いますが、就職や転職、社内異動においてTOEICは有用です。
点数の高い低いで、共通の物差しがあると、人事も評価をしやすいですよね。
むしろそれどころか、昇格や採用面接、海外転勤において、最低限の必要条件になっているところもあり、TOEICの点数が低いと大きな足かせになってしまうこともあります。

 

注釈しておくと、『TOEIC高得点』=『ビジネスで英語が使える』ではありません。
事実、僕はTOEIC900点超えですが、ネイティブの顧客と淀みなく会話するレベルには程遠いです。
あくまでも『日本において英語力指標を測る有名試験』と思ってください。
ただ、繰り返しになりますが、高得点を取った方が何かと便利だったり、むしろ点数が低いと足かせになります。

 

つまり、TOEICとは『高得点だと有利になることもある』試験であり、『低得点だと不利になる』試験と言えます。

 

 

僕のスペック紹介

 

参考までに僕のスペックを紹介します。

 

 

・純日本人で、海外経験なし
・旧帝大以上の国立大学を卒業
・センター試験の英語は180/200点ほどでした
・大学時代は必修科目の英語以外は全く勉強せず
・メガバンク入社時のTOEICは500点(笑)
・当時の上司が800点以上取っていて、自慢げだったことがムカつき、勉強を始める
・1年後にはTOEIC900点超えを達成

 

 

 中学くらいの英語力でも再チャレンジ可能

 

高校のときこそセンターで9割くらいの点数をとれていましたが、大学4年間は全くと言っていいほど勉強していなかったので、入社時のTOEICは500点でした(^^♪
ハッキリ言って、中学生よりも英語力は低かったのではないかと思います。
初めて受けたTOEICで、リスニング中はお経を唱えられている気分だったことを覚えています(+o+)

 

文法も単語も、英語に触れる機会がなければ忘れてしまうものです。
これは英語に限った話ではありません。
でも、繰り返し登場した単語や文法は、英語から遠ざかっていても覚えているはずです。
忘れてしまったことは登場頻度が低かったから体に染みつかなかっただけ。
もう一度自分の脳内にすりこむ作業を繰り返せば、TOEIC高得点は十分可能です。

 

 

 必要なのは、単語力とテクニック

 

僕のスペックのトップに『純日本人で、海外経験なし』と書きました。
まぁこの通りなのですが、要するにゼロからのスタートで全然問題ないよ、ということです。

 

幼少期を海外で過ごし、今でもネイティブとそこそこ会話できる友人がいます。
彼がTOEICを受けると、それなりに勉強しても800点程度だったそうです。

 

TOEICは英語の試験です。
一般的には、リスニングとリーディングの試験です。
ただ、純粋な英語力を測る試験、というわけでもありません。
出題されやすい単語や文法、リスニングの会話内容、リーディング、それぞれのパターンがある程度決まっていて、これらを攻略することが大切です
本当の英語力は、まずTOEICで高得点をとれるようになってから目指しましょう。

 

 

 何をモチベーションにするか

 

僕の場合は、『上司が自慢げにすることがムカついたから』。
非常に不純な動機です。

 

これはひとそれぞれなので、なんでもいいと思います。

 

 

・昇格に必要な要件だから
・海外転勤したいから
・海外留学制度に合格するため
・点数が低いと上司がうるさいから
・業務で英語が必要になるから

 

 

動機がなんであれ、一度高得点を取ると自分の中で資産になります
いつでも履歴書に『TOEIC最高点900点』と書けますからね。
(TOEICの点数の公式有効期間は2年ですが、履歴書に書いちゃダメというルールはありません。)

 

 

実体験を踏まえた本当にタメになる参考書5選

 

実際に1年で900点を達成するために、とてもタメになった参考書を紹介します。

 

 出る単特急 金のフレーズ

 

 

 

 

何よりもこの参考書は絶対に外せません
TOEICは、600点でも800点でも900点でも、とにかく単語を多く知ってなければ達成できません。
それも、『TOEICによく出てくる単語』です。
知ってる単語数が多くても、TOEICにあまり出ない単語も数多くあります。
その取捨選別を、この参考書では徹底しています。
過去のTOEIC試験に掲載された・音読された単語を集計し、頻度で上から順に並べているからです。

 

単語は、アルファベットの並びだけ覚えても効果は半分になります。
しっかりと聞き取れないとリスニングで力を発揮できないからです。
この単語帳は、ちゃんと音読のデータも取得できますし、一単語ごとに例文も掲載されていて、しかもその例文も音読データが取得可能なので、至れり尽くせりです。

 

 

 公式 TOEIC Listening&Reading 問題集

 

 

 

 

TOEIC公式が出版している問題集です。
TOEICは試験を受けに行っても、問題用紙が回収されてしまうので手元に残りません。
なので、次回の参考にすることもできません。
(この辺りの背景は、問題の使いまわしや、メジャー・マイナーフォームという裏の試験形式に関係しますが、本記事には直接影響がない上に、かなりマニアックな内容なので割愛します。)

 

よく、『高地トレーニング』と銘打っている問題集があります。
実際のTOEIC試験のレベルよりも少し難しくしていて、本番では楽に感じる、という趣旨のものですね。
これってあまり意味がないと思っていて、なぜなら本番の時に『あれ、なんだかいつもと違う、ひょっとして考えすぎかな』等の邪念が入る可能性があるからです。

 

その意味で、公式問題集は本番とレベルはほぼ同じです。
出題されるパターンや雰囲気、文章構成なども似通っています。
2時間の試験時間をきっかり計ることで、本番と同じ環境を作れば、自分の今のTOEICの水準が分かる唯一無二の教材です。

 

本番を受験する前に自分の立ち位置を知ることができるのはありがたいのですが、デメリットが3つ。
1つ目は、価格が高いということ。
2つ目は、2時間ぶっ通しで本番さながらの環境を作らなければ効果が半減すること。
3つ目は、でかいので持ち運びが大変なこと。
それでも購入する価値のある問題集だと思います。

 

 

 初心者超特急 パート1&2

 

 

 

 

僕の場合、リーディングよりも圧倒的にリスニングが弱かったので、リスニング対策の教材をいくつも試してみました。
何千問と掲載されている分厚い教材もあったのですが、結局全部聞くのが大変で途中で挫折。
結局、よく出るフレーズやスピーカーのクセを繰り返し聞くことで体得する方がよいと思いました。

 

また、パート3と4は中長文のパートですが、結局のところ単文の繰り返しです。
単文が聞き取れなければ長文は聞き取れません
その意味でも、まずは単文のパート1と2に馴染んでいくところから始めた方がよいと思います。

 

リスニングの点数が伸びてきたら、同じシリーズの難化対策ドリルも良いです。
リスニング400点代に突入する前は、この参考書を活用しました。

 

 

 

 

 900点特急 パート5&6

 

 

 

 

ここまで紹介した参考書・問題集で、700点代後半くらいまでは取れると思います。
800点代後半以上を目指す場合には、リーディングの時間配分と、パート5・6の精度が必要になります。
加えて、パート5ができるということは、文法や単文の読み込み速度が上がるということを意味し、結果として中長文のパート7を速いスピードでこなしていくことができることになります。

 

『900点特急 パート5&6』は、各パート・各問題にかけられる時間配分が書かれています。
また、どのパートでどの程度ミスが許容できるかの参考にもなります。
各問題の解説も丁寧で、文法やフレーズ、単語力の強化にもつながります。
この参考書があったからこそ、900点を突破できたと個人的には思っている一冊です。

 

 

 結果はすぐついてくる、それがTOEIC

 

僕が実際に900点を突破するにあたって、特に参考になった教材を紹介しました。
リスニング長文パートの3と4、リーディング長文パートの7に絞った参考書は出してません。
あくまでも単文の理解と読解速度が重要だと思っているからです。

 

もしも、やっぱり長文が苦手だからそこに特化した参考書が欲しい、と思えば、追加で買ってみてもいいと思います。
大事なことは、あれもこれも手にとって、参考書を買うことが目的になってしまわないこと。
ここに掲載した参考書だけだって、やりつくすにはそれなりの時間がかかるはずです。

 

TOEICは、他の多くの試験と違って、合格か不合格かの2つの結果しかないわけではありません。
それあすごくいいところだと思います。
勉強しただけ結果に跳ね返ってきやすいです。
社会人にとって休日の2時間(移動時間も含めれば3時間以上)は貴重ですが、勉強して臨んだ試験後は、『あの問題の答えはどっちだっただろう?』と気になってしょうがなくなることがあるはずです。
そんなときは、〇×の記憶答え合わせを2ちゃんねるなどで行ってみるのも良いでしょう。
同じようなライバルの書き込みを見ると、意外と次回へのモチベーションになったりします。

 

 

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