【有料級】高島屋や伊勢丹のラウンジを利用するためにロレックスを購入するという裏技

  • 2024年4月16日
  • 2024年4月19日
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百貨店のラウンジを利用したいと考えている人『会社が近いこともあって、都内の伊勢丹や大丸、高島屋などによく買い物に行きます。それぞれの百貨店の中にお得意様用のサロンやラウンジがあって、買い物ついでの休憩で利用したいのですが、年間買い物累計額の条件が高すぎてクリアできません…どうにかならないでしょうか?』

 

ズルい裏技をお教えします。

 

百貨店の専用ラウンジを利用するための近道

 

それなりに難しさはありますが、逆転の発想ともいえます。

 

 

 百貨店のお得意様用ラウンジとは

 

大型の百貨店は、それぞれお得意様用のラウンジやメンバーズサロンを併設しています。
買い物に来たお得意様が休憩に立ち寄れるように、限られたメンバーしか入れないブースがあるのです。
日本橋や銀座、新宿で言えば、高島屋や三越伊勢丹、大丸などが対象になります。
基本的にどの百貨店もこのようなお得意様用のサロンは設けています。

 

 

 

 

百貨店や店舗によってラウンジのサービス内容は異なります。
基本的には、ソフトドリンクの飲み物が無料で、1時間程度の滞在が無料です。
買い物に疲れた時に喫茶店で休憩しようとすると、なんだかんだで500円前後の費用がかかってしまったり、そもそも喫茶店の席が空いてなくて待たされたりと、結構ストレスも多いものですが、こうした悩みから解放されます。

 

店舗によっては席数が少なかったり多かったり、無料で提供されるのがソフトドリンクだけだったりアルコールもあったり、同じ系列でもホスピタリティは様々です。
大丸東京のD’sラウンジトーキョーだとたまにアルコールの試飲が可能ですし、日本橋三越のラウンジでは高級菓子を無料でつまむこともできます。

 

 

 ラウンジ利用のためのハードル

 

このように、百貨店のラウンジは利用可能な状況になると大変重宝します。
僕も家の近くに百貨店が多く、休日は買い物の予定も特にないのに、わざわざ休憩のためだけにラウンジに訪れたりもします(迷惑)
Wi-Fiも常備されているし、僕がラウンジ利用可能だと同伴者も連れていけるので、家族で午後のティータイムを過ごすことも稀にあります。

 

このように、百貨店の専用ラウンジは至れり尽くせりなのですが、当然ながら利用条件は結構なハードルがあります。
百貨店によって細かなルールはまちまちなのですが、共通して言えることは『年間の購入額○円以上』をクリアすると、翌年1年間はラウンジ利用の権利を確保できる、というものです。
例えば大丸、高島屋、そして三越伊勢丹の各条件は以下の通りとなります。
結構な買い物をしないとこれらの条件はクリアできませんね。

 

 

大丸:年間購入額80万円以上
高島屋:年間購入額100万円以上(※)
三越伊勢丹:年間購入額300万円以上

 

 

※高島屋の場合、年会費10,000円のゴールドカードを保有すればメンバーズサロンを利用できますが、プレミアムカードを保有して年間購入額が100万円以上となると年会費が無料になります。

 

 

 仮に毎日ラウンジを使うとして…

 

比較的条件の緩い大丸でも、年間購入額が80万円以上なければラウンジの利用はできません。
仮に365日毎日ラウンジを使うと仮定します。
1回の利用で喫茶店1回分=約500円の価値があったとして、年間での経済的メリットは500円×365日=182,500円となります。
18万円の利益を得るために、使いたくもない買い物に80万円も費やすのは難しいですよね。
高島屋や三越伊勢丹だと購入額のバーがさらに高いので、なおさらです。

 

もちろん、冠婚葬祭や引っ越しに伴う家具の新調など、ライフイベントで出費がたまたま増えたときはどのみち使う出費なので構わないと思います。
申し上げたいのは、『ラウンジを無料で使うために買いたくもないものを買う』というのは本末転倒だ、ということです。

 

『じゃあやっぱり一部のセレブじゃないと無理じゃん』と思うかもしれません。
確かに累計の購入額を積み上げる必要はありますが、少し考え方を変えて、『消費』ではなく『投資』で累計額を増やすこともできる、という見方もあります。

 

 

 ロレックスを購入するという方法

 

大丸や高島屋、三越伊勢丹の一部店舗には、ロレックスがテナントとして入っています。
この百貨店内のロレックスで時計を購入します。
購入する時計はなるべくプレ値率の100%前後くらいのモデルに絞った方が賢明だと思います。

 

一般的な感覚として、『腕時計に100万円もかけられないよ!』だと思いますが、ロレックスの場合、正規店で買った値段よりも並行店での売値の方が高いモデルが散見されるのです。
なので、百貨店のロレックスで100万円の時計を購入し、その百貨店の購入累計額を100万円達成しつつ、購入した時計は使用して、いざとなったら売却すれば大きな損を被るリスクも少ないと言えます。

 

 

①百貨店内のロレックスで腕時計を購入
②購入するモデルはプレ値率100%前後を狙う(後述)
③年間購入額を積み上げ、ラウンジ利用可能に
④腕時計は使用しつつ、現物投資の一つと考える

 

 

もう少し詳しく解説します。

 

 

 購入するモデルは何がオススメ?

 

もちろん、時計が好きで普通に使用したい方は、自分の欲しいモデルを狙ってください。
ロレックスはどんなモデルでも資産性に優れるので、めちゃくちゃ大きな値崩れはしにくい傾向にあります。
ただ、今回の記事は『百貨店のラウンジを利用するためにロレックスを購入する』という趣旨で書いていますので、その観点でオススメを紹介します。

 

まず、『プレ値率』についてですが、ロレックスは複数のモデルが存在し、中には正規店の定価よりも中古店の買取価格の方が圧倒的に高いものも多数あります。
特に人気なのはデイトナで、ステンレスタイプだと国内定価約200万円に対して、中古店の買取価格は400万円超と、プレ値率は脅威の200%超えとなっています(2024年4月現在)。
このようなモデルを狙えれば当然いいのですが、競争が激しすぎてなかなか購入できません。
正規店に何度も足を運ばないと購入できず、ラウンジが遠のきます。

 

しかし、プレ値率が100%前後のモデルは転売ヤーたちもわざわざ狙ってきにくいので、競争率が低いのです。
ラウンジ利用のためにロレックスを購入するとすれば、そこまでプレ値率の高いモデルを狙う必要もないので、不人気で比較的購入しやすいモデルを狙えば割と短期で購入できる可能性は高まります。

 

 

プレ値率でどの辺りがねらい目となるかは、以下の記事などを参考にしてみてください。

 

 

銀行員パパブログ

  ロレックスの資産性について調べている人『ロレックスはなかなか正規店で購入するのが難しいと聞きます。かっこいいし実用的…

 

 

 【重要!】注意点

 

上記のようなロードマップで百貨店のラウンジを利用することが可能になります。
そうはいってもなかなかロレックス正規店での購入は難易度が高いですが、何度か繰り返し訪問しているとチャンスはあると思います。
『現物投資をしつつ、百貨店ラウンジの権利も獲得する』と考えると、やってみる価値はあるのではないでしょうか。

 

最後にいくつか注意点を上げます。
まず、不人気モデルとは言え、ロレックス正規店での購入は難しいということです。
巷では『ロレックスマラソン』という言葉も浸透しており、定価での購入はタイミングが良くなければ達成しません。
不人気モデルであっても、何度か、あるいは何十回も足を運ばなければならないかもしれず、その覚悟は必要だと申し上げておきます。

 

次に、間違っても『ラウンジ利用のために購入累計額を積み上げたいです!』とか『時計はすぐに転売します!』みたいなことは言わないことです。
ロレックスのスタッフは、あくまでも時計を利用してくれる人にしか売りたくありません。
違う目的で購入しようとする人に販売してくれることは無いでしょう。
僕も裏技的に紹介していますが、ロレックスは買ってみると本当に良い実用時計なので、入り口の動機はなんであれ、ファンが一人でも増えればよいなと思って、違う切り口でこの記事を書いています。

 

また、購入できたとして、短期で転売するのは非常にリスキーだと言えます。
時計にはシリアルナンバーが控えられており、転売先の個人が修理等に出すと、その持ち主が変わっていることがすぐにバレます。
ラウンジの利用可能期間は、累計購入額を達成した翌年1年間だけなので、毎年利用したければ定期的にロレックスを購入しなければなりません。
しかし、もし一度でも転売したことがバレると次の購入は極めて絶望的です。
サステナブルな購入をするのであれば、短期の売買は避けることをおススメします(もちろん、末永く使うに越したことはありませんし、僕はそうしています)。

 

最後に、あくまでも『投資』なので、いざというときに手放す際、価格が下落している可能性は排除しきれないということです。
リーマンショック時やコロナウイルス蔓延時はロレックスも暴落を経験しています。
株や仮想通貨と同じで、売却損が出るリスクは常に頭に留める必要があることには留意が必要です。

 

 

①不人気モデルでも購入は結構難しい
②転売するそぶりは絶対にしない
③短期の転売は後々問題となりうる
④投資である以上、値下がりのリスクはある

 

 

 まとめ

 

もう一度、百貨店ラウンジ利用のロードマップをおさらいします。

 

 

①百貨店内のロレックスで腕時計を購入
②購入するモデルはプレ値率100%前後を狙う
③年間購入額を積み上げ、ラウンジ利用可能に
④腕時計は使用しつつ、現物投資の一つと考える

 

 

感の良い方ならピンとくると思いますが、この方法は別にロレックスでなくても構いません。
資産価値の高いものであればなんでもよいと言えます。
よく言われるのは、エルメスとかでしょうか(そちらはあまり詳しくありません)。
とにかく、『出費』でラウンジを利用するのではなく、『投資感覚』でラウンジを利用できる、という一種の抜け道ということで紹介させていただきました。

 

 

 

 

 

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