【ロレックスマラソン】メテオライト編 第11回【金無垢は特に買うのが難しい…】

 
正規店でデイトナなど計4本を購入した僕『銀座2店舗が2024年3月末で閉店と発表されましたが、在庫一掃セールで買いやすいはずだ、とか、そもそも閉店する店舗に入荷はあまりしないのでは、とか、いろいろ噂が流れております。どうやら、デイトジャストや制限モデルのステンレスタイプ等はこれまで通りの買いやすさのようですが、金無垢や一部のスペシャルモデルは結構厳しいみたいですね。』

 

春は花粉との闘い。

 

ロレックスマラソンメテオライト編⑪

 

マラソン49日目~56日目。

 

 49日目~50日目

 

152店舗目 GINZA SIXレキシア店
153店舗目 銀座三越店
154店舗目 大丸東京店

 

とある店舗に、いつものように行列ができていたので並んでいた。
すると、するすると行列を無視して受付入り口に近づいてくる、杖をついたよぼよぼの老人が門番のスタッフに話しかけてきていた。
ボソボソと話しをしていたので詳細は聞き取れなかったが、『カ、カ、カタ…』とどもっているようだった。
スタッフの方が『カタログですか?』と問うと、老人は首を縦に振っていた。

 

しばらくしてカタログを店内から引っ張り出し、その老人に手渡していた。
どう考えてもその老人に高級時計を購入するモチベーションも資金力も無いように感じたのだが、律儀に対応するスタッフの方に感心した。
あのカタログは正規代理店がロレックスからお金を払って購入しているもので、正規代理店は無料でお客さんに配っている。
コストがかかることなので、手渡す客は選んでもよい気がする。

 

カタログは新作発表後の5月~6月にかけて初版が発行される。
そこで打ち切りではなく、年間に何度か入荷があるようだ。
近年はカタログをメルカリに出品して稼ごうとする方もいるようで、どうしたものかなと思うが、やはりあのカタログは時計マニアの心をくすぐるものがある。
今年度版の発行が楽しみだ。

 

 

 51日目~52日目

 

155店舗目 並木通りレキシア店
156店舗目 GINZA SIXレキシア店
157店舗目 銀座三越店
158店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
159店舗目 日本橋三越店

 

正規代理店は大きく2つのカテゴリーに分けられる。
路面店と百貨店系列だ。
百貨店系列は、伊勢丹や高島屋などの百貨店内の一部スペースをレンタルし、そこで販売する形式。
路面店は、ビル(の主に一階)のワンフロアを貸し切って、そこで販売する形式。

 

両者の違いは細かく見るといろいろあるのだが、路面店の方が営業スタイルの自由度は高いと思われる。
例えば直近の大雪の日も、百貨店自体が休みにならないから百貨店系列店も休みにはできなかったみたいだが、路面店は独自の判断で午後休業の対応をとっていた。
百貨店系列の場合は『伊勢丹』『高島屋』というネームバリューで集客できるのはメリットとして挙げられる一方、各百貨店の制約を受ける面は多いのだろう。

 

別の観点で言うと、路面店は基本的にすべて一階に陣取る。
一階は窓もついているので外の様子を見ることができる。
百貨店系列の場合、高層階に陣取るケースも多く、窓がないので外の様子を確認する術がないことも多い。
雨の場合にはショッパーにビニールをかけてくれることがあると思うが、どうやって外の天気を認知しているのか。

 

百貨店にも拠るようだが、実は雨が降り始めた場合には百貨店内のスタッフがわかるように、それ専用の音楽が流れる仕組みになっているらしい。
雨が降りやんだことも同様に別の音楽を流すことでスタッフはそれを察知するようだ。

 

 

 53日目~54日目

 

160店舗目 並木通りレキシア店
161店舗目 GINZA SIXレキシア店
162店舗目 銀座三越店
163店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
164店舗目 日本橋三越店

 

先日、GQ JAPANのホームページで『ロジャー・フェデラー──テニス界のレジェンドが語る“その後”の挑戦』と題したインタビュー記事がアップされた。
フェデラーと言えばプロテニス界のレジェンドであり、ロレックスのテスティモニーでもある。
引退後にここまで長編のインタビューが取り上げられるのは、僕が知る限り初めての気がする。
長年のライバル関係であるラファエル・ナダルやノバク・ジョコビッチについても言及しており、現役時代の苦悩葛藤も描かれていて、ファン垂涎の内容となっている。

 

 

GQ JAPAN

2022年9月にプロテニスを引退したロジャー・フェデラー。人生の新たな一章を歩み始めた彼が、かつてのライバル、新たな情熱…

 

 

メガネ・サングラスのハイブランドである『オリバーピープル』とのコラボレーションモデルが発売されたこともあり、このインタビューはその宣伝的位置づけのようだ。
オリバーピープルというと、少し前に大ヒットとなった『逃げるは恥だが役に立つ』で主演を務めた星野源演じる津崎平匡が着用していたことでも話題になった。
素人目に見てもおしゃれなフレームで、僕も嫁にプレゼントで購入したことがある。

 

今回はロジャー・フェデラーコラボーレーションモデルということで、サングラスとメガネの両方がラインナップにあがっている。
お値段はだいたい6万円以上となっており、普段JINSやZoffしか購入しない自分には少々お高めだ。
でも、ここはフェデラーの功績を讃えて、一つ購入してみようと思う。
高いと言っても、ロレックスに比べれば鼻くそみたいなものだ。

 

 

 55日目~56日目

 

165店舗目 日本橋三越店
166店舗目 GINZA SIXレキシア店
167店舗目 並木通りレキシア店
168店舗目 銀座三越店

 

少し前の話になってしまうが、テニス繋がりでもう一つだけ。
1月にテニスの4大大会の一つ、全豪オープンが開催された。
いろいろと右往左往あったのだが、結果だけ言えば若手期待のシナーが優勝を飾った。
長身の選手にありがちなネット際のミス等が少なく、スプリントが驚異的だと思う。
僕としては、ジョコビッチにこれ以上優勝されるとフェデラーの記録が霞むので、ジョコビッチが負けてくれれば誰が優勝してくれてもよかったのだが、若手の台頭はテニス界にとっても明るい話題になるだろう。

 

 

 

 

さて、シナーが優勝した際のフォトセッションでは、当人がサブマリーナを着用しているように見える。
シナーもロレックスのテスティモニーだったかな?と思って調べてみたら、確かにテスティモニーらしい。
ただ、ロレックスのホームページに『テスティモニー一覧』みたいなページがあるわけではなく、ホームページ内のいろんなところにワードとして散りばめられているだけなので非常に探しにくい。

 

ロレックスは全豪オープンという大会のオフィシャルスポンサーだから優勝者に時計を着用してもらってるのかなと思ったら、そうではないようだ。
仮にリシャール・ミルと契約しているラファエル・ナダルが全豪オープンで優勝すれば、当然ながらナダルはリシャールを着用してフォトセッションに臨む。
でももし、時計の分野でスポンサーがついていない選手が優勝したら、どうなるのだろう。
過去20年近く、全豪オープンはトッププレーヤーが優勝を独占してきているので、そういう場面に出くわしていない。
大会のオフィシャルスポンサーであるロレックスを着用するのか、時計は未着用となるのか。

 

 

次回に続きます。

 

 

最新情報をチェックしよう!