【儲かりますが…!】2022年の携帯乞食状況【実際にビックカメラでMNPしてみました!】

  • 2022年9月21日
  • 2023年11月7日
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MNPで一儲け企む人『ビックカメラやヤマダ電機、ヨドバシカメラ等の家電量販店でMNPすると携帯の端末代金がすごく安くなるキャンペーンをよく目にします。あのキャンペーンを使ったら一儲けできるのでしょうか?実際にやってみた感想と成果を教えてください!』

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事の内容

 

 

2015年頃には携帯乞食が密かな一大ブームとなっていました。
格安スマホから3大キャリアに乗り換え(MNP)を繰り返すことで、多額のキャッシュバックをもらったり、携帯の端末代金を一括0円に差し引いてもらってそれをうっぱらったりと、ひと月に数十万円の利益を出す強者もいたと聞きます。
僕はこの頃、まだMNPによる恩恵を知らなかったのでやっていませんが、悔しい限りです。

 

しかしこんな美味い儲けシステムを監督省庁が黙っているわけもなく、2017年に総務省がお達しを出します。
それにより、多額のキャッシュバックや最新携帯端末の22,000円超の値引きは封じられることになりました。
3大キャリアも渋々総務省のお達しに従う形で、それまでの2年縛り等の期間契約制度を無くす代わりにキャッシュバック等をやめ、キャンペーンの多重利用者や短期解約者のブラックリスト入り、つまり旨味に制限がかかることになったわけです。

 

さて、円安の効果も相まって、iPhone13や14は超高額になりました。
iPhone14に至っては、エントリーモデルでも12万円します!
これでは庶民には手が出せない高嶺の花・・・
販売店側も総務省の網をかいくぐる形で様々なキャンペーンを打っており、それを活用して一儲けできるのかどうか、2022年現在の携帯乞食市場の状況を解説します。

 

 

MNPの手順

 

非常に簡単です。

 

 MNP弾を用意する

 

まず、MNP乗り換えのために必要な元となる携帯電話回線を用意します。
1台しか乗り換えないなら、現在ご利用中のSIMで結構ですし、現在利用中のSIMは変えたくないのであれば追加のMNP弾を用意しましょう。
3大キャリアへ乗り換えるためには、それ以外のキャリアである必要がありますが、格安スマホでも全く問題ありません。
今では格安スマホもかなりラインナップが充実しており、MNP弾選びに苦労することは無いでしょう。
例えば楽天モバイルであればネットで簡単に解説ができます。
ポイントも付くのでオススメです。

 

MNP弾を開設したら、即MNP番号を発行します。
実際に超短期でMNPを行うと、それ以降新規申し込みができなくなる格安スマホもありますが、基本的には気にしなくてOKです。
気にするとすれば、au系列のUQモバイルとソフトバンク系列のY!モバイルは、6か月は運用したほうが良いと思います。
(ただ、この辺りも頻繁にルールが変わるので注意が必要です。)

 

 

 家電量販店に行ってMNPする

 

さて、MNP番号を取得したらあとは家電量販店に行くだけです。
持ち物は、身分証明書とクレジットカードだけです。

 

家電量販店に行くと、各キャリアのキャンペーンが張り出されています。
僕が2022年9月に訪れた際は、以下のようなauのキャンペーンがやっていました。

 

 

 

 

 
 
 
 
元々僕が使っていたUQモバイルの回線が6か月以上経過していたので、それを元手にすることにしました。
UQモバイル→auの乗り換えの場合は、3,300円の当初事務手数料はかかりません。
また、auに乗り換えた後はauのピタットプランが最安で、それでも月3,278円かかってしまいます。
これを6か月以上契約し続けるとそれだけで20,000円近くかかってしまいますので、auから即povoに乗り換えます。
au→povoの乗り換えも、au側で総合NG(ブラックリストみたいなもの)入りしてしまうという情報もありますが、6か月経てば喪が明けるという情報もあるので、まぁ物は試しでやってみることにしました。
povoだとプラン追加しない限り毎月の維持費用は0円です。
 
 
 
銀行員パパ『UQモバイルからMNPでauに乗り換えて、iPhone SE 第3世代の64GBが欲しいんですけど、在庫ありますか?あ、ちなみに、在庫があったとしても先月auで審査NGだったんで、今月も審査が通らないかもしれないんですが・・・』
 
ビックカメラの店員さん『iPhone SE 第3世代の64GBだと、黒は在庫がないんですが、赤と白ならご用意できますよ。審査はやってみないとわからないので、とりあえずどうぞこちらに!』

 

ということで、審査してもらったところ、無事に通過しました。
先月審査NGだったのは、恐らく6か月前にauのMNPキャンペーンを利用した実績が残っていたからだと推測されます。
1ヶ月経過してその時のキャンペーン履歴が消えたので、見事審査OKとなったのでしょう。
重要事項説明等、形式的な説明を受けて、無事1円でiPhone SE 第3世代の64GBを1台ゲットです。
もちろんできれば2台、3台と行きたいところですが、おひとり様1台限りと出ていますので、これでお店を後にします。

 

 

 いくら儲かるのか計算!

 

さて、トータルいくら儲かったのか計算しましょう。

 

 

【支出】
MNP弾元手:0円(既存のUQ回線使用)
事務手数料:0円(UQ→auのため)
au初月利用料:1,502円(日割計算)
povo利用料:0円(~6か月まで)

【収入】
iPhone SE3:33,500円(買取代金)
キャッシュバック:0円

 

ということで、差し引き33,500円-1,502円=約32,000円の儲けとなりました。
ドコモでもソフトバンクでもやってるので、仮に3台MNPすれば約10万円の儲けとなります。
(ただし、ドコモとソフトバンクは6か月の維持費用が高くつきます。)

 

 

 Y!モバイルとUQモバイルのSIM契約

 

ちなみに、Y!モバイルとUQモバイルであれば、SIM契約のみ(携帯端末購入無し)で22,000円のキャッシュバックキャンペーンが結構いろんなところでやってます。
一例を挙げると、以下の通りです。

 

 

https://twitter.com/teluruoimachi/status/1572076410289913856?s=20&t=7u0ItazkQIsvC2tcwqun-Q

 

 

https://twitter.com/teluruoimachi/status/1572076338533781504?s=20&t=7u0ItazkQIsvC2tcwqun-Q

 

 

どちらも毎月の利用料金は1回線だと2,000円前後、2回線目以降は家族割適用で更に安くなります。
仮にブラックリスト入りを回避するために6か月運用したとしても、Y!モバイル2台契約での収支は以下の通りとなります。

 

 

【支出】
MNP弾元手:0円(既存の回線使用)
事務手数料:3,300円×2台
初月利用料:70円×2台(月末日契約想定)
以降利用料:(1台目2,178円+2台目990円)×6か月

【収入】
携帯端末代:0円
キャッシュバック:22,000円×2台

 

 

ということで、差し引き44,000円-25,748円=約18,000円の儲けとなりました。
Y!モバイルの場合、1名義で5台まで契約可能なので、やろうと思えばもっと儲けることができます。
また、これらの回線を契約して6か月後に3大キャリアに乗り換えるMNP弾としても利用可能なので、その意味でもお得です。

 

 

 まとめ

 

以上、2022年のMNP携帯乞食事情をまとめてみました。
数年前のように、1発10万円ドーン!みたいな爆益を生み出すのは難しい時代になってしまいましたが、それでも稼げることは稼げます。
MNPの予約番号も、以前は長い保留時間の末にようやく繋がる電話でしか出来なかったのが、今ではネットですぐに発行できます。
携帯電話の契約も、小1時間あればすぐに持ち帰り可能ですし、Y!モバイルやUQモバイルのSIM契約ならもっと短時間で済みます。
家電量販店以外にも、auショップやドコモショップでTwitterにキャンペーン情報を載せていることがたまにありますので、お近くの店舗をチェックしてみるのも良いかもしれません。

 

 

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