【初心者向け】MNPでBIC SIMに乗り換えたら○円も得をした話【手順と利益をわかりやすく解説】

 
携帯料金が高くて困っている人『ここ最近、円安とか資源高を原因とした物価高で困っています。食料品から嗜好品までなんでも値上げ…固定費で毎月かかる携帯代金を見直したいところですが、格安SIMでも毎月1,500円くらいはかかりますよね?もっと安くする方法はないものでしょうか…』

 

むしろ、半年間タダで使えるうえに、利益でます。

 

この記事の内容

 

 

2015年頃にはMNPによる携帯端末代金一括0円施策が頻繁に行われていました。
格安スマホから3大キャリアに乗り換える(MNP)ことで、携帯の端末代金を一括0円に差し引いてもらい、通信料金の支払いだけでお手頃にiPhoneなどの最先端スマホを利用することができました。
当時は、MNPを用いてタダ同然で手に入れた携帯端末を高値で売り払い、まるまる利益になる仕組みがまかり通っていたわけです。

 

しかしこんな一部のユーザーだけがメリットを享受できるシステムを監督省庁が黙っているわけもなく、2017年に総務省がお達しを出します。
それにより、多額のキャッシュバックや最新携帯端末の22,000円超の値引きは封じられることになりました。
3大キャリアも渋々総務省のお達しに従う形で、それまでの2年縛り等の期間契約制度を無くす代わりにキャッシュバック等をやめ、キャンペーンの多重利用者や短期解約者のブラックリスト入り、つまり旨味に制限がかかることになったわけです。

 

現在では当時のようにMNPを使って1回10万円儲かった!みたいな景気のいい話は困難です。
格安SIMの台頭で、毎月の通信料もかなり安くなってきたので、儲けが無くても月々の負担額は減っているとも言えます。
しかし、給料の上がらない中において円安や物価高で生活水準は相対的に苦しくもあります。
MNPを活用して、携帯料金を更に安く済ませることができるので、その一例を紹介したいと思います。

 

 

MNPで携帯通信料金ゼロ、しかもポイントも!

 

携帯の通信料金を更に安く済ませるために、まずはMNPです。

 

 MNP弾を用意する

 

まず、MNP乗り換えのために必要な元となる携帯電話回線を用意します。
1台しか乗り換えないなら、現在ご利用中のSIMで結構ですし、現在利用中のSIMは変えたくないのであれば追加のMNP弾を用意しましょう。
3大キャリアへ乗り換えるためには、それ以外のキャリアである必要がありますが、格安スマホでも全く問題ありません。
今では格安スマホもかなりラインナップが充実しており、MNP弾選びに苦労することは無いでしょう。
例えば【楽天モバイル】 であればネットで簡単に解説ができます。
ポイントも付くのでオススメです。

 

MNP弾を開設したら、即MNP番号を発行します。
実際に超短期でMNPを行うと、それ以降新規申し込みができなくなる格安スマホもありますが、基本的には気にしなくてOKです。
気にするとすれば、au系列のUQモバイルとソフトバンク系列のY!モバイルは、6か月は運用したほうが良いと思います。
(ただ、この辺りも頻繁にルールが変わるので注意が必要です。)

 

 

 お近くのビックカメラに行ってMNPする

 

テルルショップなど、町の携帯ショップにはいわゆる『案件』が時々出没します。
たいていの場合、ショップがX(Twitter)でMNPの条件をつぶやくので、それを見て電話して詳細を聞く感じです。
ワイモバイルやUQモバイルのMNP案件であれば、条件のいいときで1SIMあたり30,000円のキャッシュバック等があるので、結構オススメです。

 

ただ、デメリットもあります。
まず、いちいちXで案件を検索して、電話をかけ、来店予約をしなければならないという手間です。
毎日、同条件が継続しているわけではないし、タイムリーに条件を確認しなければなりません。
ライバルも多いし、良い条件の案件は契約数に上限もあるので、電話してみたらもう終わってた、なんてこともあります。

 

そこで初心者の方向けとなりますが、ビックカメラのBIC SIMへの乗り換えが結構手軽です。
町の携帯ショップのように電話で条件を確認する必要もないし、何台で打ち切りとかもないし、来店予約の必要もありません。

 

お近くのビックカメラに行って店頭でMNPを申し込めば、(キャッシュバックではないですが)ビックカメラのポイントが17,000ポイントつきます。
このポイントで毎月の通信料の支払いにあてることができるので、数か月間は実質無料で携帯を使うことができます。

 

 

ビックカメラ店頭にてMNPで音声通話機能付SIMにご契約いただくと、期間限定で全国のビックカメラグループで使えるビックポ…

 

 

実際にBIC SIMにMNPで乗り換えをしてきました。
この条件で申し込むとどのくらい儲かるのか、計算してみましょう。

 

 

 収益を計算

 

さて、トータルいくらの収益となるのか、計算してみましょう。

 

 

【支出】
MNP弾元手:0円(僕の場合は既存手元回線を使用)
事務手数料:3,300円
通信料金:5GBプラン550円×6ヶ月=3,300円

【収入】
17,000ビックカメラポイント

【収支】
+17,000ポイント-(3,300円+3,300円)=+10,400ポイント

 

 

MNPで17,000ポイントをゲットするための条件として、ギガプランで申し込む必要がありました。
普通に通信用のSIMとして使いたかったので、5GBあれば十分かなと思い、5GBプランにしました。
BIC SIMは通信料についてもキャンペーン割引中で、5GBの音声通話付SIMで月わずか550円と破格です!
しかも毎月の通信料550円、および事務手数料3,300円は、ビックカメラのポイントで支払い可能です。
UQモバイルやワイモバイルだと、ネット回線などの抱き合わせを使っても月額最低維持費が1,500円程度はかかってしまうので、仮にUQモバイルで30,000円のキャッシュバックをもらうとしても6か月の通信料を踏まえるとお得感はそんなに大差ありません。

 

 

キャンペーン期間中に旧プランからギガプランへ変更いただくと9ヵ月間月額料金を440円割引でご利用いただけます!…

 

 

途中解約しても問題ないですが、一応、ブラックリスト回避のため、6か月は回線を維持することとしています。
ただし、ブラックリスト入りの確定情報はないので、このあたりは自己責任でお願いします。
一方で、5GBプランの550円というのはキャンペーン期間中の割引価格なので、あまりずるずると長く契約し続けるともったいないです。

 

と言うことで、トータル6,600円(または6,600ポイント)の支出で6か月間、5GBの通信を使用することができます。
しかも17,000ポイントを契約時に付与されるので、差し引きで10,400ポイントのプラス=利益となります。
10,400ポイントを無料で手に入れることができ、しかも6か月間は5GBまで無料で回線利用できるわけです。
実質的に半年間は携帯通信料タダ、しかも10,000ポイントのおまけまでついてくるという結果になります。

 

 

 まとめ

 

以上、実質無料で携帯電話を利用する方法の紹介でした。
現在では格安SIMも街中にあふれているので、難なく月1,000円程度で回線維持している方も多いと思いますが、今回はさらにそれを超えて、無料(というか利益が出る水準)にまで携帯料金を抑えることができるという内容でした。

 

デメリットとしては、MNP手続きが面倒であることと、6か月後にまた新たにMNPで転出する必要があることです。
前者については、僕の場合はビックカメラでの手続きにかかった時間は約1時間弱でした。
時給1万円と考えれば割は良いのではないかと思います。
後者については、半年ごとにMNPをくるくる回すのに慣れれば、特に苦にはならないと思います。

 

BIC SIMはIIJmioの回線を利用していますが、使ってみても特に違和感はありません。
昼間などの回線混雑時に通信速度が遅くなるのは他の格安SIMも同じです。
ワイモバイルやUQモバイルの利用歴もありますが、それらと比較しても特に遜色ない通信速度だと思います。

 

以上、少しでも参考になりましたら幸いです。

 

 

 

 

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