転職するなら金融がオススメです【世の中、年収がモノを言います】

 
転職を考えるサラリーマン『今の会社の給料には不満がある。しかも残業も結構あってなかなか家に早く帰れない…。家庭や趣味のことも両立できるような会社はないものかな?』

 

金融機関が断然オススメです。

 

この記事の内容

 

・やっぱり世の中、カネがモノを言います
・金融業界は思ったよりもホワイトです
 

 

この記事を書いている僕は、2つのメガバンクを経験してきました。

 

2000年代までは、朝早くから夜遅くまで働くのが当たり前だったことも事実。
しかし昨今は残業時間の制約もあり、半ば強制的に18時台には退社しています。

 

その一方で、給料や待遇は平均を大きく上回る水準が保証されています。
男性でも育児休業を取得することが容易になってきたりと、『半沢直樹』のような世界観はフィクションなのです。

 

 

やっぱり世の中、カネがモノを言います

 

資本主義社会は、カネがすべてです。年収の高い会社にいきましょう(笑)

 

 金融業界は何だかんだ言って年収が高い

 

2020年における日本人の平均世帯年収は441万円だそうです。
税金や社会保険料を除くと、手取りは350万円ほどでしょうか。
家賃や食費、人によって育児や趣味に費やすことを考えるとほとんど手残りがありません。

 

金融機関も、初任給はとても低いです。
僕の入社した時代は月20万円以下でした(今も大きくは変わりません)。

 

しかし、大体2年~3年ごとに収入が急激に上昇します。
3年目で日本人の平均年収くらいには到達します。
5年目くらいで年収は600万円近く、7年目で800万円、10年目で1,000万円がみえてきます。
これはメガバンクに勤めてきた実際の僕の年収推移です。

 

生保や損保、証券会社等もこのくらいの水準は達成できると思います。
むしろこれらの職種は銀行よりも生涯年収は上です。
ただ、その分仕事も大変になるので、コスパが悪くなるイメージですね。
地銀やノンバンクになると、年収も下がるのでやはりコスパが悪くなります。
それでも十分に平均以上です。

 

 

 年収が高くてデメリットはないが、メリットはある

 

贅沢をしなければ年収300万円でも生きていける。
そんな経済的弱者に寄り添ったようなコメントや記事もよく見かけるようになりました。
しかし、日本の人口構造は年収の低い人の数が圧倒的に多く、そこに目をつけた記者が閲覧者を増やすための道具にされているだけのような気がしてなりません。

 

贅沢をしなければ年収が低くても生活はできます。
でもそれは『できる』であって『やりたい』ではないはずです。

 

年収が高いことによるデメリットはありません。
しいて言えば税金が高くなることくらい。
でも、税金が高くなっても手取りは必ず増えます。

 

逆に年収が高くないとできないこともあります。
家庭を持って子供を塾に通わせる、趣味にお金を費やす、美味しいものを食べる…
どれも人生において必須ではないけれど、少なくとも選択肢は広がりますよね。

 

 

金融業界は思ったよりもホワイトです

 

残業時間にも制約があり、セクハラ・パワハラの監視の目を年々厳しくなっています。

 

 残業時間、繁忙期、忙しさ、、、

 

電通の社員が過労で自殺したニュースよりも前から、残業時間の制約は厳しくなっています。
しかも、パソコンのログが勤務時間の証拠になってしまうのでごまかしもできません。
加えて、入社・退社の入館証アクセスの監視もされるので、パソコンをつけない仕事も封じられます。

 

抜け穴がほぼないので、部下も上司も『暗黙の了解』でサービス残業しようとする気にもなりません。
なので、サービス残業は現代においてほとんどないといっても良いと思います。

 

とはいえ、月によって繁忙期もあります。
これは金融業界の中でも会社や部署によって大きく異なります。
なかなか平均値を出すのも難しいのですが、ざっくりとしたイメージでいうと、、、
繁忙月は残業40時間、暇な月は残業25時間、といったところでしょうか。

 

これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは人によります。
今まで働いてきた『常識』との比較感になるでしょう。
一方で『慣れ』であるともいえます。
月残業が40時間ということは、一日あたり2時間程度。
規定の就業時間が9時~17時半とすると、8時半~19時まで働くと月残業40時間ですね。
このくらいであれば肉体的・精神的な疲労は限定的だと個人的には思います。

 

 パワハラ、セクハラ、ノルマ、、、

 

パワハラやセクハラの防止は、経営者にとっては重要な課題です。
一度でもニュースになってしまえば、企業のイメージを大きく損なうからです。

 

金融業界は特定の製品を扱いません。信用・信頼が全て。
なので、企業イメージを損なわないためにも社内通報制度はバッチリ整備されています。
実際、過去に仕えた部長が、ハラスメントで子会社に出向扱いになったこともありました。

 

しかし、今でもハラスメントが残っているのは事実です。
自分の上司がどんな人間かによって左右されます。
また、客観的に見たらハラスメントでなくても、特定の個人間ではハラスメントに該当するケースもあるので、あくまでも『改善してきている』くらいにとらえてください。

 

最近はバブル世代が引退し、管理職にも若い世代が台頭してきました。
結果として、ハラスメントには敏感だし、現代感覚も持ち合わせているし、今までも、これからも、少しずつ改善されていくところだと思います。
少なくとも言えることは、半沢直樹に登場する大和田や伊佐山みたいなトンデモ上司は、現実世界にはいません笑

 

 

金融機関に転職を目指そう

 

転職活動、するだけならタダです。

 

 金融業界が求める人材は、近年幅が広がっている

 

『金融』というと、簿記や会計、税務、融資のことなどを知っていないとできないと思うかもしれません。
あるいは、数字や計算に強く、几帳面で神経質な人でないとやっていけないと思うかもしれません。
確かにあるに越したことはないですが、そんなものは入社してから身につければよいです。
それよりもITやシステム、広告関係等、何かに特化した人材を求めるスタンスに変わりつつあります。
>>銀行員らしくない銀行員が欲しい

 

仮想通貨やスマホアプリの開発、情報銀行の整備など、今までにない領域に手を伸ばす金融。
それに伴って、単純に学歴の高さだけで採用の合否を決める時代ではなくなりつつあります
特に転職では即戦力が求められるため、どこの大学かどうかよりも実際に頼りになるスキルがあるかどうかが重要です。

 

 

 まずはエージェントに相談してみよう

 

とにかくまずは転職エージェントに希望を伝えてみることです。
登録をすると面談のアポイント設定が行われます。
どこに登録しても良いのですが、担当が自分に合わないなと思ったら、担当者を変更してもらうか、エージェント先の会社を変えましょう。自分の経験からいうと、ここは運と縁です。

 

 

・JAC Recruitment
リクルートダイレクトスカウト
・マイナビエージェント
 

 

上記の3社が金融業界の転職に比較的強いです。
僕も転職するときにはいずれも登録をしました。

 

JAC Recruitmentは、特に金融に特化したエージェント会社です。
すごいなと思うのは、転職が終わった後も、今の業界動向等をメールでたまーに連絡してくれます。
金融では上のポジションを目指すために転職を繰り返す人も多いので、そういった人たちが情報を常に欲するニーズをつかんでいるのだと思います。

 

リクルートダイレクトスカウトとマイナビエージェントは大手の転職エージェントですね。
よく『マイナビNEXT』とか聞きますが、個別具体的な相談をしたいならエージェントと直接話をした方がよいと思います。
結局、WEBサイトで求人情報だけ見ても、なかなか行動に移せませんからね。

 

 

 目標に対して今の自分に何が不足しているか

 

エージェントと話をすると、『今の環境に対して具体的に何を不満に思っているのか』『自分がどうなりたいと思っているのか』『その目標を達成するために何が不足しているの』などがはっきりしてくると思います。

 

それに対して、『このままでもいいか』と思うのも一つの答えです。
ただ、たった一度の人生、隣の芝は青いと思い続けて、不満を吐き続けるのは不幸なことだと僕は思います。
『このままでもいいか』という結論にたどりつくためにも、一度将来のことを考えてみるとよいのでは。

 

 

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