この記事の内容
僕は現在メガバンクに勤めています。
過去に転職経験もあり、前職もメガバンクでした。
世間一般と比較して給料も高いし、ブラックというわけでも決してないですが、とある事情で転職活動をしています。
より自分の理想に近い労働環境を求め、エージェントから求人情報を得ています。
金融機関を志す場合、JACリクルートメントというエージェントの名前はよく聞きます。
外資を含む金融に強みもある転職エージェントです。
金融だと他にもコトラ等をよく耳にしますが、こちらは使用したことがありません。
他に利用したのは、大手のリクルートエージェントです。
大抵の場合、大手+特定業種特化の2社くらいに登録しておけば十分だと思います。
転職検討中でエージェントを探しているひと『金融機関や銀行に転職を考えているけど、転職エージェントはどこを使うのがいい…
実際にJACリクルートメントを使ってみた
コロナ禍におけるエージェント登録の経験談です。
✔ サイトに登録する
JACリクルートメントのホームページにアクセスします。
メールアドレスの入力を求められますので、無料会員登録しましょう。
自分の経歴や希望する職種などの登録を求められますので、面倒ですが入力します。
経歴や強み等、結構言葉にするのは難しいものです。
今の自分の棚卸にもなるし、どうせ転職面接で聞かれることなので、整理しましょう。
入力が終わると、エージェントとの面談調整に入ります。
登録したメールアドレスに候補日程の連絡がくるので、都合のいい日時を返信します。
コロナ禍においては、対面ミーティングは行っていないそうです。
✔ エージェントとの面談
僕の場合は電話ミーティングでした。
Zoom等のアプリでWEBミーティングかなとも思ったのですが、違いましたね。
電話なら場所もそんなに選ばないので、外訪先のアポの後にコンビニの外で電話しました。
人によるかもしれませんが、所要時間は45分程度です。
話す内容は、転職活動の背景、希望する職種や年収、キャリア等についてです。
経歴書などで登録済みの内容も多くあると思いますが、ニュアンス等も含めて再確認のイメージです。
どうして転職しようと思っているのか、他人と話をしてみると見えてくることもあります。
また、自分のこれまでのキャリアを生かすということであれば、エージェントはたくさんの企業の業務内容を知っているので、適切な会社を提示してくれます。
✔ 求人票が送られる
エージェントとの面談が終わると、希望に近い求人がメールで送られます。
希望する年収や業務内容などから適当と思われるものをいくつか送ってきてくれます。
WEBのマイページでも求人情報を検索できますが、会社名非開示なので参考になりません。
会社名も含めた詳細が知りたい場合は、個別にエージェントにメールなどで連絡・依頼します。
求人票に書かれる内容は、会社によってまちまちです。
残業時間の平均が書かれる企業もあれば、書かれない企業もあります。
会社の雰囲気のようなふわっとしたことを書いている企業もあります。
多種多様です。
✔ 応募する
求人票が送られてくるメールに、『どうでしょうか』と問いかけがあります。
具体的には、応募する・興味あり・見送り、等です。
すぐにでも申し込みたい案件なら、応募すると返信します。
今は少し様子見だけど興味あるな、ならば、興味ありと素直に返信しましょう。
明らかに志向に合ってないなと思えば、見送りの旨を伝えればOKです。
応募する、と言えば、経歴書をその会社に応募してくれます。
書類審査が通ればそのあと面接の日程調整案内が送られてきます。
僕は、たまたま書類審査で落ちたことはないですが、キャリアと全然別の業務に応募すると書類審査が通らないケース等も当然ながらあると思います。
使ってみた感想・評価
金融機関を目指すなら、JACリクルートメントは十分ありです。
✔ JACリクルートメントの特徴
僕は前回の転職時、リクルートエージェントを活用しました。
リクルートエージェントとの大きな違いは、セクターごとに担当エージェントが異なる点です。
リクルートエージェントの場合、登録者一人につきエージェントが一人つきます。
専属なので、他の担当から連絡が入ることはほぼありません。
エージェントは、登録者が希望する職種や年収に合う求人案件を社内で見つけ、案内してくれます。
一方、JACリクルートメントの場合は、当初面談時のエージェントがメインで担当してくれますが、求人案件の連絡は各エージェントから個別に行われます。
例えば、金融の中でも法人営業の担当エージェントやリースの担当エージェント、外資系の担当エージェントといった具合に、セクターごとに専門家が分かれています。
当初面談したエージェントがあなたの情報を社内連携し、各エージェントから『これはどうかな?』と思う求人を個別に案内してくれるわけです。
当然、そのエージェントはその特定分野の現状な内情に詳しいので、色々と疑問点は聞いてみると良いでしょう。
✔ エージェントの評価
当初面談したエージェントの方は、物腰柔らかく、こちらの話をしっかり聞いてくれる方でした。
こればかりは当たりはずれがある可能性は否定できません。
ただ、『ちょっと違うな』と思ったら、担当を変えてもらうとか、他のエージェントに登録するとか、対応方法はあるので気にしないことです。
JACリクルートメントの場合は、セクターごとに担当が割り振られていますが、求人を送ってきてくれるどのエージェントの方も、メールの内容もしっかりしているし、こちらから『この点はどうですか』と聞くと、わかる範囲で答えをタイムリーに返してくれる印象です。
もちろん、転職が実際に成功して初めてエージェントにお金が入るわけだから、転職する気がないのに聞くだけ聞くというのはルール違反にはなるのですが、このあたりは何件か実際に応募するなど、その気があることは態度で示すように心がけましょう。
✔ 紹介される求人数
希望の年収と業務内容を伝えると、マッチしそうな案件がどんどん送られます。
最初のうちは勢いよく何件も連絡がきて、見切れない感じになります。
ただ、すぐに案件が放出されて枯渇し、その後はポツポツといった感じになります。
リクルートエージェントの時と比べるのも難しいのですが、案内してくれる求人数にそこまで大きな差はないように思いました。
人によって希望する職種等の範囲にも依存するので、一概には言えません。
出される求人が自分の感覚と違ったり、もっと別の角度で見てみたい場合には、その旨をエージェントに伝えれば、その志向に沿った案内をもらえます。
あまり物怖じをせず、申し訳ないなとも思わず、自分の希望する条件と妥協できる点を正確に伝えましょう。
✔ まとめ
僕もまだ今回の転職活動は緒に就いたばかり。
ゴールの目途は立っていません。
とりあえずここまでJACリクルートメントを活用してみた感触をお伝えしました。
転職活動そのものは無料です。
自分の市場価値を図るいい機会にもなります。
逆に、今の会社の価値を再確認できる機会でもあると思います。
業務時間中に面談するとか、日程調整とか、大変は大変です。
経歴書を書いたり、面談の想定問答をしたり、入念に準備する方ほど大変でしょう。
(僕は面談の準備もしなければ経歴書もざざっと適当に書いてます…)
でも、コロナ禍は転職活動にプラスの働きも与えています。
対面で面接を受ける必要性が必ずしもなく、面接が身近になりました。
近くのカフェや自宅、個室ワークスペースサービスの活用などで対応可能です。
興味があれば試してみることをオススメします。
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