オイパペマラソンとは?
オイパペマラソン日記①にて詳細説明しております。
✔ オイパペマラソンとは
ロレックスとは、オイパペとは、オイパペマラソンとは、について、第1回の日記でご説明しておりますので、よろしければそちらをご覧ください。
要するに、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
元々、デイトナという超人気モデルを探してマラソンしていたのですが、そちらは既に完走しております。
友人からの依頼でオイパペも『ついでに』探していたのですが、当の友人が途中でリタイア。
よってオイパペマラソンそのものを終えてもよかったのですが、探しているうちに僕自身がオイスターパーペチュアルかスカイドゥエラーを追加で欲しくなってしまったので、自分自身のために走り続けることにしました。
ちなみに、デイトナマラソンについては、全6回の日記を公開しておりますので、よろしければご覧ください。
✔ 僕のマラソンコース
僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店
また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。
オイパペマラソン日記⑦
マラソン58日目〜63日目。
✔ 58日目
290店舗目 日本橋三越店
291店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
292店舗目 並木通りレキシア店
293店舗目 GINZA SIXレキシア店
294店舗目 銀座三越店
当然ながら、今回も購入には至らなかった。
もはや顔馴染の店員さんも複数いて、こちらの購入希望モデルは把握してもらっているし、『こちらとしてもぜひご提供したいとは思っているのですが』と恐縮なお言葉まで頂いている。
さて、僕はデイトナを既に購入しているのだが、実はデイトナに関わらず何らかのロレックスを購入した人限定でロレックスから頂ける、ある『モノ』がある。
ただ、これは数に限りがあるため、購入者限定での配布になっているそうで、余計な問い合わせを避けるために『SNS等での拡散はお控え頂きたい』と釘を刺されている。
僕もありがたいことに、この『モノ』を頂けている。
もちろん、店員さんからのご指摘もあり、Twitterなどへのピクチャの貼りつけは厳に慎んでいるし、このブログでも明言を避けている。
しかし、Twitterを見ていると、この『モノ』を普通にアップロードしている方がチラホラ散見される。
その方々は、ひょっとすると店員さんから『SNSで拡散しないでね』と言われていないだけなのかもしれないが、恐らく自分と同じように『限りがあるのであまり話を拡げないでね』という趣旨のことは言われているのではないかと推測する。
なので、その『モノ』をアップロードしているツイートには『いいね』ボタンを押さないようにしている。
幼稚な反抗だけれども、僕にできることはそれくらいしかない。
ロレックスの店員さんはただでさえ罵詈雑言などの顧客対応に追われている中、これ以上の負荷をかけさせたくないのが本音だ。
✔ 59日目、60日目
296店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
298店舗目 GINZA SIXレキシア店
299店舗目 銀座三越店
僕はテニスが趣味だ。
プレーするのはもちろん、観戦も好きである。
観戦についていえば、日本国内で行われる大会はよく見に行くし、ロンドンで行われていた最終戦(ランキング上位8名のみ参加のハイレベル大会)や、パリ・ニューヨークで行われるグランドスラムも見に行ったことがあり、筋金入りと言っても良いのではないかと自負している。
プレーについていうと、テニススクールに週1回は通っているし、テニス好きのコミュニティに属してコートをとって練習することもしばしばある。
と言っても子供がまだ小さいので、スクール以外でのテニスの回数はせいぜい月2回くらいだろうか。
年齢とともに反射神経やカバー範囲に劣えを感じることもあるが、テニスは生涯スポーツなので末永くケガの無いように続けていきたいと思っている。
さて、なぜテニスの話をしたかというと、僕にとってロレックスとテニスは縁遠くない存在だからである。
実は、僕はロジャー・フェデラーというプロテニス選手の大ファンで、彼を見るためにロンドンやニューヨークまで遠征したといっても過言ではない。
彼のプレースタイルはオールラウンドで隙が無く、華麗で鮮やか、教科書通りのお手本のようなテニスをする。
僕がテニスを始めたのは2004年の大学時代からで、フェデラーはそのころにちょうど世界ランキング1位に躍り出た次世代のスーパーエースだった。
フェデラーは元々はモーリスラクロアという時計ブランドと契約していたのだが、(確か)2006年からロレックスのテスティモニーとしてアンバサダー契約を結ぶことになる。
その時のフェデラーが登場するロレックスのCMがあまりにもかっこよくて、『将来時計を買うなら絶対ロレックスだ』と心に誓ったのだった。
そのCMをYouTubeで検索したら出てきたので、参考までにリンク先を貼りつけておく。
今見ても色褪せることなく、バックグランドの音楽も相まってエレガントな仕上がりになっているとつくづく実感する。
『ロレックスマラソンのコツとは』でも紹介した通り、希望モデルを購入するのにロレックス愛を語る必要性はまったくないというのが僕の見解だが、もしもロレックス愛が必要だと感じる読者様がいらっしゃれば、ウソでもいいのでこんな実例を参考にしていただければと思う。
ちなみに、僕がデイトナを購入したときは個室に案内され、棚に飾られていたのは同じくロレックスのテスティモニーであるゴルフ界のスーパースター、タイガーウッズであった。
フェデラーの写真だったら、もっと興奮していただろうな。
✔ 61日目
301店舗目 日本橋三越店
302店舗目 日本橋高島屋店
303店舗目 並木通りレキシア店
304店舗目 GINZA SIXレキシア店
305店舗目 銀座三越店
遂に累計300店舗目に到達した。
別に感慨深くはないが、ずいぶん長いこと通い続けているなぁと思う。
デイトナマラソンを開始したのが2021年7月からなので、期間で言うと約半年である。
世の中にはデイトナを探して三千里、5年経ちましたみたいな強者もいるそうなので、僕などまだまだひよっこだ。
長いことマラソンをしているといろんな場面に遭遇する。
特に目を引くのは、大量の札束を机の上に乗せて商談するアジア系のお客さんの姿だ。
とにかくその札束の量たるや凄まじい。
たぶん1,000万円以上あると思う。
実は昔、とあるお宝をフランス人に売ったことがあるのだが、直接売買で現金決済することになった。
偽札の可能性もあるので、喫茶店で商談する際にキャッシュの一部を事前にATM入金するプロセスをとった。
その取引額が600万円で、その時も『物凄い札束だな』と思った記憶がある。
ロレックスで稀に見かけるアジア系のお客さんが机に並べる札束は、その時の衝撃を上回る量だと思う。
まず第一に、よくそんなキャッシュを持ち歩いて買い物するなと、心から感心する。
皮肉ではなく、どこかに置き忘れたらどうしようとか、そんなことは頭をよぎらないのだろうか。
日本は安全な国だから、とは言っても、僕には真似できない。
彼らが購入するのは、決してプロフェッショナルモデルではない。
金無垢やパールシェル、サファイア等を施した豪華なモデルだ。
実際に比較したことはないので定かではないが、日本は他国に比べてロレックスの価格が比較的安く設定されているらしい。
アジア系のお客さんは、自国で購入するよりも日本で購入した方が安く手に入るから、遠路はるばる遠い異国の地でお目当てのものを物色しているのだろうと想像する。
だからこそ、日本でもロレックス(に限らないが)の値段が年々上昇しているのだろう。
僕がオイパぺかスカイドゥエラーを手にするのが先か、次の値上げが先か、微妙なところだ。
✔ 62日目、63日目
307店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
308店舗目 銀座三越店
310店舗目 銀座三越店
オミクロン株の国内初感染もなんのその、今日もロレックスは満員御礼である。
国内の新規感染者の低下、緊急事態宣言の解除、年末年始の需要が相まって、百貨店の人数は非常に増えていると感じる。
実際、百貨店の入り口には『現在の入店者数』が表示されているのだが、2か月前は平日昼時で1,000人くらいだったのが、今では2,000人くらいが表示されていることもざらにあり、単純計算で2倍に客足が増えている。
ロレックスには、入店制限を行っている店舗と、行わない店舗がある。
GINZA SIXレキシア店や並木通りレキシア店は入店制限を基本的に行わない。
だから、いつも店内は人がごった返している。
店員さんを捕まえるのも容易ではないし、これだけの人が同時に在庫確認してたらさすがに自分が欲しいモデルがあるってことはないだろうなと、入店時に既に諦めモードになることもしばしばだ。
逆に、百貨店系列は概ね入店制限を行っている。
平日のお昼時でも、下手をすると行列ができて入店まで10分程度待たされることもある。
そのくらい、クリスマスや年末年始の需要は強いといえる。
いわんや、休日祝日はひどいもので、入店制限なく入れることのほうが稀だ。
需要は年始になると一服するそうなので、僕のオイパぺマラソンも年始までお預けでもいいかなと思い始めてきた。
GINZA SIXレキシア店や並木通りレキシア店は確かにお預けでいいと思うのだが、百貨店系列はついでに立ち寄ることもきっとあるのだろうと思う。
百貨店系列のいいところは、その他の買い物のついでに立ち寄ることができる点だ。
(※ただ、日本橋高島屋ウォッチメゾン店は高島屋本体から離れ小島に位置するので除く。)
僕はウイスキー集めが趣味なところもあって、三越や高島屋のお酒売り場を覗きに行くついでに、ロレックスにも立ち寄ることが結構多い。
また、友人・知人へのお祝い品や、お菓子やケーキなどを購入する際も同じく三越や高島屋を訪れることが多いので、ついでにロレックスも見に行く、といった感じだ。
この点は、他のランナーに比べると精神的ストレスが少ない、恵まれた環境なんだろうなと思う。
勤務地も自宅も銀座・日本橋界隈というのはロレックスマラソンをする上ではメリットになり得る。
逆に、遠方から車や電車でわざわざロレックスを訪れる方の場合、あくまでもロレックスマラソンが主で、その他の買い物が副に位置づけられることが多いだろう。
別に自慢をしたいわけでは全くないのだが、遠方から駆けつけている方々には、ぜひとも購入意欲を絶やさず、長期戦覚悟で頑張ってほしいなと心から願います。
次回に続きます。