オイパペマラソンとは?
オイパペマラソン日記①にて詳細説明しております。
✔ オイパペマラソンとは
ロレックスとは、オイパペとは、オイパペマラソンとは、について、第1回の日記でご説明しておりますので、よろしければそちらをご覧ください。
要するに、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
元々、デイトナという超人気モデルを探してマラソンしていたのですが、そちらは既に完走しております。
友人からの依頼でオイパペも『ついでに』探していたのですが、当の友人が途中でリタイア。
よってオイパペマラソンそのものを終えてもよかったのですが、探しているうちに僕自身がオイスターパーペチュアルかスカイドゥエラーを追加で欲しくなってしまったので、自分自身のために走り続けることにしました。
ちなみに、デイトナマラソンについては、全6回の日記を公開しておりますので、よろしければご覧ください。
✔ 僕のマラソンコース
僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店
また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。
オイパペマラソン日記⑩
マラソン77日目〜91日目。
✔ 77日目〜79日目
352店舗目 大丸東京店
353店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
354店舗目 並木通りレキシア店
355店舗目 GINZA SIXレキシア店
356店舗目 銀座三越店
358店舗目 GINZA SIXレキシア店
359店舗目 銀座三越店
361店舗目 GINZA SIXレキシア店
362店舗目 銀座三越店
とある店舗の1日の平均来客数は約400名だそうだ。
1ヶ月に換算すると累計で約12,000名となる。
今一番欲しいモデルはスカイドゥエラーなのだが、10名の来客のうちスカイドゥエラーの在庫確認をする確率は、肌感覚で約3割らしい。
つまり、1ヶ月あたり12,000名×3割=3,600名ほどがライバルということになる。
さて、スカイドゥエラーはロレックスの中でも最も複雑な機構を有しており、入荷がそもそも少ない。
店にも寄るが、大体3ヶ月に1回入荷があるかどうか、というのが相場と見ている。
しかも、素材問わずでそれくらいだから、仮に自分のところに出番が回ってきたとしてもそれがエバーローズゴールドで500万円支払わなければならない可能性だってある。
以前の日記にも書いた通り、僕のクレジットカードの限度額は300万円なので、エバーローズゴールドが万一でてきたとしても追加で200万円のキャッシュを即時用意しなければならない。
不可能ではない金額だが、慌てふためくことになろう。
3ヶ月に1本入荷に対して、3ヶ月のライバル数は3,600名×3=約10,000名となる。
従って、入手確率は単純計算で1÷10,000=0.01%。
累積500店舗回っても手に入らない確率は(1-0.01%)^500=約95.123%となる。
逆に言うと、500店舗以内に入手できる確率は1-95.123%=約4.877%だ。
結構シビアな数字、現実である。
考え方を変えると、500店舗回っても入手できる確率は5%に満たないわけで、その5%に遭遇できてもエバーローズゴールドで決済ができないからと涙を飲むのは非常に悔やまれる。
もちろんステンレス×ホワイトゴールドの青文字盤が一番の希望モデルではあるものの、我儘は言っていられない。
もしもに備えてキャッシュ200万円を家に置いておこうと思う。
✔ 80日目〜83日目
364店舗目 GINZA SIXレキシア店
365店舗目 銀座三越店
369店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
370店舗目 並木通りレキシア店
371店舗目 GINZA SIXレキシア店
372店舗目 銀座三越店
ロレックスの店員は『塩対応』と言われることがよくある。
Twitterでもよく目にする。
『塩対応』の明確な定義がないまま使われているから、感覚は人によって異なるのだろうが、恐らくは察するに『無表情で在庫は無いの一点張り、話を拡げようともしない』といったところを指すのだろう。
話は変わるが、雲上ブランドの一つであるオーデマ・ピゲ銀座ブティックに足を踏み入れた。
時計のことを色々調べるうちに、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンの3大雲上ブランドのことも気になり始めたのだ。
パテック・フィリップは自分の中ではいわゆる『上がり時計』なので、まだ時期尚早と思っている。
オーデマ・ピゲのロイヤルオークというモデルは、薄さと『ラグジュアリースポーツモデルの先駆け』という点に興味を惹かれ、足を伸ばしてみることにした。
ロレックスであれば息をするように当然のごとく、何の躊躇いもなくラフな格好で入店するのだが、雲上ブランドということで一見さんお断りの堅苦しい雰囲気を醸し出している。
ドアマンの身なりもどこか高級感漂う。
こちらも普段は着ないジャケパン姿で立ち向かうことにした。
入店後、『いらっしゃいませ』の一言。
その後、店内を見回る僕。
しかし店員は彷徨く僕に見向きもせずパソコンに夢中。
全く意に介さず、と言った感じである。
『塩対応』というか、空気のように扱われている。
店内に極わずかに陳列されたなんだかよくわからないモデル、しかもどれも『RESERVED』の札が貼られた買えもしない時計を見回し、店員さんと話すこともなく撤退することになった。
話を元に戻そう。
僕はロレックスの店員さんは『塩対応』だと思ったことは一度もない。
基本的に、入店すると誰かしら近寄ってきて『もしよろしければお伺い致します』と声をかけてくださる。
在庫を確認すると、申し訳なさそうに『生憎在庫を切らしております…』と言ってくれる。
それだけで十分ありがたいことなのだと、オーデマ・ピゲを訪れて改めて感じさせられた。
思えば海外の高級ブティックも同じように、日本人には目もくれず『見たけりゃ勝手に見れば?』という態度を感じる。
きっと雲上ブランドは海外スタンダードが適用されているというだけなのだろう。
ロレックスの対応に不満がある方は、ぜひ一度、雲上ブランドに足を運んでみて頂きたい。
✔ 84日目〜87日目
374店舗目 池袋西武百貨店
376店舗目 GINZA SIXレキシア店
377店舗目 並木通りレキシア店
379店舗目 GINZA SIXレキシア店
380店舗目 銀座三越店
382店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
383店舗目 並木通りレキシア店
384店舗目 GINZA SIXレキシア店
385店舗目 銀座三越店
『デイトナマラソン』や『ロレックスマラソン』という検索ワードで、本ブログを見にきていただける読者様が一定数いる。
ありがたい反面、複雑な気持ちもある。
元々、時計について語るつもりなど全くなかったのに、意図せず『ロレックス』が本ブログの顔になってしまっているからだ。
少し気になるのは、『完走した人の体験談』を見たいのか、『完走に至るまでの過程』を見たいのか、『日記の内容そのものに興味がある』のか、読者様の動機付けである。
個人的に一番嬉しいのは『日記の内容そのものに興味がある』で本ブログを閲覧していただける場合だが、現実的には『完走した人の体験談』や『コツ』を知りたいのだろうなと想像する。
僕もデイトナマラソンをするときは、『デイトナマラソン コツ』とかで検索をかけたものだ。
結局、回数を重ねること以外に近道はないと痛感したが、購入に至る方法があるなら知りたいと思う気持ちは痛いほどよくわかる。
『日記の内容そのものに興味がある』のであれば、少しは僕にも『文才』というもののカケラがあると自信を持てる。
完走編然り、ロレックス以外の記事然り、なるべく読みやすい文章を心がけているつもりだ。
オイパペマラソン日記も、なかなかネタが無い中でよく捻り出しているなと我ながら感心する。
最近は特に聞くこともないので、ロレックスの店員さんには在庫確認だけして退散することが多く、本当に『新たな情報』が少ない。
多少なりとも参考になる記事があったり、本ブログが皆様の通勤時間の暇つぶしになれば幸いである。
✔ 88日目〜91日目
387店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
388店舗目 並木通りレキシア店
389店舗目 GINZA SIXレキシア店
390店舗目 銀座三越店
392店舗目 GINZA SIXレキシア店
393店舗目 銀座三越店
395店舗目 GINZA SIXレキシア店
396店舗目 並木通りレキシア店
398店舗目 GINZA SIXレキシア店
399店舗目 銀座三越店
400店舗目前である。
いまだにオイパペ、スカイドゥエラーには巡り合えていない。
ミルガウスもいいなと思って、毎日『スカイ、オイパペ、ミルガウス』と念仏のように唱えてマラソンする日々である。
ちなみに、とある店舗の店員さんから『いつもお越し頂いているのに在庫がなくて申し訳ありません。こちらとしても色々とご提案したいモデルもあるのですが…』とありがたいお言葉をいただいた。
僕がテニスをしていることを覚えていてくれたらしく、通称『ウィンブルドン』と呼ばれるデイトジャストや、夏のスポーツにイメージの合う青サブなどがあれば、是非とも試着してみていただきたい、とのご提案であった。
確かにどちらもカタログで見てみるとスカイドゥエラーやオイパペには無い色気のあるモデルで、これはこれでアリだなと思った。
自分では気づかないところでこうした提案をされると嬉しいものだ。
僕は結構な面倒臭がりで、日付調整がめんどくさいと思ってしまう。
その点、デイトナはデイト表示がないし、今探しているオイパペとミルガウスもデイト表示がないモデルだ。
スカイドゥエラーはその点でずば抜けており、アニュアルカレンダー機能が搭載されている。
つまり、2月28日・29日以外は自動で30日と31日を読み分けてくれる。
アニュアルカレンダーとは、1年に一回しか調整しなくて良い機能だと思っていただければ良い。
パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)機能を搭載した、2月も閏年も読み分けてくれる超複雑機構を有する時計も世の中には存在するが、ロレックスには無い。
その意味で、日付調整をせずとも日付の確認ができるスカイドゥエラーは、ステンレスモデルが約150万円で手に入るから、超お買い得だと思っている。
さて、2022年も3月が迫ってきた。
Watches & Wondersでは、2022年度の新作発表とディスコン発表が行われる。
スカイドゥエラーとオイパペは登場・改作されて間もないので、ディスコンは無いだろう。
従って、定価が上がる可能性はあるが(というかほぼ間違いなく半年に一度程度、値上がりするが)、購入できなくなるということは予想されない。
一方で、ミルガウスはいまだにパワーリザーブ48時間のキャリバー3131を搭載している。
他のほとんどのモデルはパワーリザーブ72時間のキャリバーに移行しており、ミルガウスは近々ディスコンになるのではと囁かれている。
ロレックスのスゴいところの一つに、ディスコンになると中古市場の値段が上がる、という現象がある。
要するに『もうこれ以上新品個体は出てこないから』という理由で値段が上がるのだが、他のブランドではこのような現象はそうそう起きない。
新作の方が魅力的だから、そちらに目が行きがちだ。
ミルガウスは昨年もディスコンが噂されながら、実現はしなかった。
今年こそはディスコンの筆頭格であり、今のうちに入手できなければ値段が跳ね上がる可能性もある。
仮に72時間パワーリザーブのキャリバーに鞍替えしただけのミルガウスが新作として登場すれば話は別だが、変えるなら風貌もいじってきそうだと踏んでいる。
今のミルガウスは秒針が稲妻デザインになっていて味があり、買うなら今のうちにセカンダリーで買うしか無いかなと思っている。
既に結構なプレ値になってしまっているが、購入した暁には本ブログで紹介させていただきたい。
次回に続きます。