ロレックス今年の新作予想!デイトナ、ミルガウス、サブマリーナはどうなる?

  • 2024年3月15日
  • 2024年4月11日
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ロレックス好きで今年の新作を予想しているひと『もうすぐ3月末ということで、今年も新作発表の季節がやってきました。去年2023年はGMTマスターⅡコンビモデルやデイトナ・スカイドゥエラーのキャリバー刷新、デイデイトの輝石系登場などが話題になりましたが、今年はどんな新作が発表されて、どんなモデルがディスコンになるのでしょうか??』

 

あれこれと予想・空想するのは楽しいですよね。

 

2024年ロレックス新作予想!

 

デイトナは?サブマリーナは?ミルガウス新作はあるのか?

 

 新作発表日はいつになる?

 

まず、昨年のスケジュールから振り返ってみます。
昨年2023年は、Watches & Wondersの開催が3月27日~4月2日となっており、ロレックスの新作発表はその初日、つまり3月27日となりました。
今年2024年のWatches & Wondersの開催は4月9日から4月15日までとなっていますので、例年通りであればロレックスの新作発表は4月9日になると思われます。
ただし、現地ジュネーブ時間ですので、日本時間だと4月10日になるかもしれません。

 

 

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また、例年、新作発表の3日前くらいに公式ホームページ内でティザームービー、つまりチラ見せ動画がアップされます。
日本時間で言うと4月7日前後あたりに、ティザームービーが公開されると思われます。
毎年、このティザームービーもマニア心をくすぐる内容になっており、楽しみですね。

 

 

 全体感について

 

ロレックスの新作予想ですが、まぁたいていどこの予想も外れます。
例えば、オメガの新作予想であれば結構あたります。
なぜならそれまでのロレックスの新作のオマージュや後追いが結構多いからです。
高級腕時計業界のリーディングカンパニーとして、ロレックスはどの企業よりも先を行くモデルを市場に投入していかなければならず、他社の後塵を拝すようなモデルは出しにくいのでしょう。
従って、ロレックスの新作を予想しようにも、これまでの業界傾向を無視した全く新しい方向性を打ち出すことが多いと思っています。

 

というわけで予想しようにも参考情報があまりないわけですが、最近のロレックスは値上げに次ぐ値上げで、全体的に高級路線によりシフトしてきている面はあります。
デイデイトは生産数が非常に少ない輝石系のラインナップを広げたり、シースルーケースに革ベルトの高級感を演出する1908の投入などがそれにあたります。
どちらかというとステンレス系の幅を広げるというよりも、パテックフィリップのように超高級路線、珍しい少数生産モデルの投入、同一レファレンスの短期刷新、といった方向感が強いのではないかと考えています。

 

どうせ期待は裏切られるのでしょうけれども、とりあえず個人的な予想をしてみたいと思います。

 

 

 デイトナはどうなる?

 

デイトナは2023年が60周年にあたるアニバーサリーイヤーということもあり、キャリバーが一新されました。
ステンレス・金無垢問わず、レファレンスナンバーが変更され、文字盤のインデックス等が一層シャープなものにマイナーチェンジされました。
あとは、メテオライト文字盤やチョコレート文字盤等がディスコンになりましたね。

 

かなり驚きだったのが、アイスブルー文字盤がシースルー仕様にモデルチェンジされたことです。
ロレックスというと実用時計の頂点という印象が強く、強度とトレードオフになるシースルーケースは採用されないと思っていたので、これはサプライズでした。
3月のタイミングではありませんでしたが、その後ル・マン100周年記念モデルとして登場した126529LNもシースルー仕様かつホワイトゴールドのフル無垢となっており、世間を騒がせました。

 

さて、2024年ですが、昨年にモデル全体が刷新されたばかりですので、デイトナについては大きな動きは無いものと予想します。
注目しているのはル・マン100周年モデルの126529LNがディスコンになるかどうかです。
本当に流通量が少ないように感じられ、生産数はかなり絞っていると思っていますが、周年モデルを残存させ続けるとも思えず、プレミアモデルのまま短期政権で表舞台がら姿を消すのではないかと予想しています。

 

 

 サブマリーナはどうなる?

 

サブマリーナも2023年が70周年にあたるアニバーサリーイヤーでしたので、何等かの発表があると期待されましたが、予想に反して動きがありませんでした。
あえて71周年という中途半端な年に大きくいじってくることは無いというのはあります。
ただ、制限モデルやステンレスの主要どころで言うと、エアキング、GMTマスターⅡ、エクワン、デイトナ、あたりは2023年に大きく刷新や新モデル供給に踏み切っており、残っているサブやエクツーあたりは結構怪しいなと思っています。

 

サブは特に、ベゼルや文字盤の色をいじりやすいので、新たなラインナップが追加される可能性は普通にあると思います。
ロレックス全体として近年は緑文字盤やアイスブルー文字盤が推しになっているので、例えば輝石系文字盤との組み合わせやハルクの復活、プラチナ素材のサブマリーナあたりは可能性として残るのではないかと。

 

ちなみに上述の通り、個人的にはエクツーは大きくモデルチェンジしてくるのではないかと期待しています。
制限モデルの中でも割と不人気ですし、ロレックスはこういうアウトサイドにてこ入れしてくるイメージがあるからです。
ベゼルが太くて野暮ったい(のがいいというのもわかってますが)ので、デイトナのようにスタイリッシュ・シャープな印象に生まれ変わったりしないかなと思っています。

 

 

 ミルガウスはどうなる?

 

ミルガウスは2023年にディスコンになりました。
対磁性で言うと他ブランドに大きく負けてしまっていますし、そもそもロレックスの他のモデルの対磁性にも追いつかれてしまうような状態でしたので、ミルガウスの独自性が弱く、ディスコンはやむなしだったのでしょう。

 

今年の新作予想を見ていると、ミルガウスの復活はいろいろなところで目にしますが、個人的には懐疑的です。
ミルガウスをモデルチェンジするのであれば、昨年のディスコンに合わせて行っていればよかったのではないかというのが反論材料です。
なぜわざわざ1年間だけ空白の期間を作るのか。
このあたりが少し解せません。

 

また、ディスコンになると市場在庫量がそれ以上増えないことから希少価値が高まり、セカンダリー価格が少しあがるのではないかと期待していましたが、現状ほとんど動きがありません。
セカンダリーでの人気もそこまで強くない中で、新作に力を入れにくるかなというあたりも個人的には疑問です。
ミルガウス自体は稲妻針のような遊び心もあって好きなのですけどね。

 

 

 GMTマスターⅡはどうなる?

 

次にGMTマスターⅡですが、巷ではペプシがディスコンになり、コークが新作発表されるのではないか、という声を一定数聞きます。
2023年の夏ごろから、特にペプシの出荷量が少ないという情報が出回り、どうやら青と赤のセラミックベゼル精製が技技術的に難航しているのではないか、との憶測も流れました。
こうした背景からペプシディスコンの向きが強まったと理解しています。
ペプシがディスコンになるので、代わりに期待の強まるコークを出すのでは?という流れですかね。

 

GMTマスターⅡは、2022年にレフティモデルが満を持して登場し、2023年にも黒とグレーのコンビモデルが登場しました。
特に後者は2023年のロレックス公式カタログの表紙を飾っており、ロレックスとしてもまさに『一押し』のモデルだったと推察されます。
2年連続で新しいモデルを市場に投入してきているので、3年連続というのは確率的には低いのではないかな、というのが個人的な見解です。

 

また、生産量低下が危惧されたペプシですが、確かに僕がマラソンしていてスタッフの方に聞いてみたところ、2023年夏~秋頃にかけては入荷数が少ないという話を耳にしていました。
ただ、冬以降は『割と入荷はしている』と聞いています。
技術的な問題が解決したのか、たまたま供給ラインは一時的に滞っていたのか、真偽は不明ですが、本当にディスコンになるのであれば冬から春にかけて供給量を絞りにくるはずで、実際のところそうはなっていないと思われるところが上記見解の背景です。

 

 

 その他の制限モデルはどうなる?

 

まずエクワンですが、2023年に40mmと36mmの二色展開となりました。
また、金無垢とのコンビも2022年に発表されており、2年連続で動きを見せてきていることから、今年はおとなしくしているのではないかと思っています。
制限モデル全般が黒文字盤が多いので、センセーショナルにエクワンの白文字盤とか出してきたら面白いなとは思いますけどね。

 

ディープシーとシードゥエラーはザ・不人気モデルでして、個人的にはあまり動向に興味がありません(笑)
ディープシーチャレンジが登場しましたが、全然セカンダリーでも見かけません。
ヨットのチタンが2023年に発表されましたが、こちらも入荷がほとんどないという情報も耳にしており、ひょっとするとチタン製は技術的にかなりハードルがあるのかもしれませんね。

 

エアキングは2022年にモデルチェンジしたばかりですので、今年動くということは無いでしょう。
ただ、ロレックスの全モデルの中で(多分)唯一、モデルバリュエーションが無い、つまり色や素材の複数展開がなされていないモデルでして、文字盤の色をいじってきたら面白いなとは思います。

 

 

 クラシックモデルはどうなる?

 

デイトジャストは例年同様、新しい文字盤を投入してくると予想します。
やはりデイトジャストはロレックスの入門モデルとしても最適ですし、幅広い層を取り込むという観点でも少しずつ手を入れてくると思います。
花びら模様の文字盤やミントグリーンなどが昨年の新作でしたが、ロレックス的『今年の推し色』や『今年の推しモチーフ』を展開してくることでしょう。

 

デイデイトについては、昨年登場したカーネリアンやターコイズ、グリーンアベンチュリンあたりが早くもディスコンになるのではないかと危惧しています。
昨年の新作発表から1年が経過しようとしていますが、いまだに入荷の情報もほとんど聞いたことがなく、輝石系は入手が極めて困難なのではないかと推察しています。
オイスターパーペチュアルもコーラルレッドやイエロー文字盤がわずか1年でディスコンになった例もありますし、短期間で廃盤させる可能性はあるのではないかと思います。
代わりにまた新しい輝石系などの新作を投入して、短いスパンで希少性の高い個体を投入していく方向性を期待しています。

 

スカイドゥエラーは昨年にキャリバーを鞍替えし、グリーン文字盤や無垢の新展開を行いました。
このあたりは新たな色やイエローゴールド、プラチナあたりと組み合わせることもありうるかなと思いますが、複雑機構で製造数が少ないことを考えると、あまりたくさんのモデル展開はしないのかなとも思います。

 

1908が昨年、満を持して初登場となりました。
入荷数は結構渋いイメージを持っていますが、こちらはベゼルや文字盤のバリュエーション展開がしやすいので、少しいじってくるかもしれませんね。
クラシックモデルなので、プラチナとかローズゴールドを組み合わせてくるかもしれません。

 

冒頭でも述べた通り、ロレックスはより高級志向、パテックフィリップのような工芸品を目指しているのではないかと思う節も多くあります。
シースルー仕様や輝石系、プラチナのフルーテッドベゼルのように、素材と技術を極めていこうとする意図が見え隠れします。
そのコンテクストで言うと、例えばミニッツリピーターやパーペチュアルカレンダー、トゥールビヨン、ワールドタイムなどの、『超複雑機構』の新モデルを発表してくる可能性はあるのではないかと思います。

 

 

 まとめ

 

以上、2024年の新作予想でした。
簡単にまとめますと、以下のようになります。

 

 

デイトナ:動きなし?
サブ:横展開?
GMTマスターⅡ:動きなし?
エクワン:白文字盤?
エクツー:フルモデルチェンジ?
エアキング:新文字盤?
ミルガウス:復活は無いのでは?
ディープシー:動きなし?
シードゥエラー:動きなし?
ヨット:動きなし?
スカイ:横展開?
デイトジャスト:横展開
デイデイト:輝石系総とっかえ?
1908:横展開?
その他:超複雑機構の新モデル?

 

 

我々の想像の遥か斜め上を行くのがロレックスですので、たぶんほとんど当たらないとは思いますが、発表日当日を楽しみに待ちましょう。
ティザーの公開やWatches & Wonders当日は、Twitter(X)の方でもつぶやきたいと思います。

 

 

note(ノート)

※ブログで無料公開している内容と重複する箇所も多くありますので、その点だけお含みおきください。本記事では個別店舗を特定し…

 

 

 

 

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