
ロレックスマラソンとは?
正規店購入は年々難しくなっています。
✔ ロレックスマラソンとは
ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。
僕は幸運にも、デイトナとスカイドゥエラーという、2つの超人気ステンレスモデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)については、こちらの記事をご覧ください。
また、これら2つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。
ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません!購入のコツとか気…
✔ 僕のマラソンコース
僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店
また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。
ロレックスマラソン金無垢編②
マラソン5日目~8日目。
✔ 5日目
26店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
27店舗目 大丸東京店
28店舗目 並木通りレキシア店
29店舗目 GINZA SIXレキシア店
30店舗目 銀座三越店
ロレックスは頻繁にルールの変更をしてくる。
今回は、急にGMTマスターⅡとスカイドゥエラーのブレスレットを、ジュビリーとオイスターで変更可能になったようだ。
交換費用は約22万円と決して安くはないが、どうしてもという方にとっては朗報だろう。
実はこのブレスレット変更、デイトジャストは元々可能だった。
プロフェッショナルモデルはできないというルールだったのだが、なぜか急にルールを変更してきたのだ。
ロレックスはこのような細かいルールがたくさんある。
例えば、デイトナステンレスは、白文字盤から黒文字盤への変更は可能だが、逆はできない(そもそも現在は、購入から5年経たないと文字盤交換を受け付けてくれない)。
オイスターパーペチュアルは、他色からキャンティーピンクへの変更は可能だが、逆はできない。
文字盤交換する際、元の文字盤を返還してもらおうとすると追加料金がかかる(恐らく、ロレックス側でストックとして手元に残しておきたいのだろう)。
他にも僕が知らない細かなルールがたくさんあると思う。
GMTマスターⅡの青・黒のツートーンカラーモデルは、オイスターブレスの場合はバットマン、ジュビリーブレスの場合はバットガールと通称されることがある。
市場の評価は、ジュビリーに若干の軍配が上がる。
個人の価値観を否定するつもりはさらさらないが、やはりジュビリーブレスのほうが世間的には人気が高いように思う。
スカイドゥエラーも同様で、やはりジュビリーブレスのほうがキラキラしていて人気が高いのではないかと推測する。
僕のスカイドゥエラーは希望通りジュビリーブレスなので、今回のルール変更の影響は特にないが、特に現在オイスターブレスでジュビリーへの変更を希望されている方は急いだほうが良いだろう。
いつまたブレスレットの変更ができなくなるか分からないからだ。
✔ 6日目
32店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
33店舗目 大丸東京店
34店舗目 並木通りレキシア店
35店舗目 GINZA SIXレキシア店
36店舗目 銀座三越店
ロレックスマラソンをしていると、他の高級ブティックの外装を横目に見ることがある。
あまりよく見る機会はないかもしれないが、実はエルメスの店の前にはたくさんの人の行列ができているところを目にする。
実はロレックスマラソンと同じように、エルメスも定価ではなかなか入手することができない貴重なアイテムを求めてマラソンする、『エルメスパトロール』=通称『エルパト』というものが流行っているそうだ。
エルメスの場合、店内にほぼ全てのアイテムが店頭から消えているということは無い。
入手しにくいのは、バーキン・ケリー・ピコタンといった鞄や、ロデオチャームと言う馬をモチーフにしたレザーアクセサリーあたりなのだそうだ。
その他の鞄類やスカーフ、洋服やアクセサリーは常時購入することが可能で、いくつも購入して特定の店員さんと仲良くなると上記のレアアイテムを購入することができる可能性があるようだ。
その意味で、エルパトはパテックフィリップやオーデマピゲ等の雲上ブランドと近い性質だと感じる。
パテックフィリップやオーデマピゲも一見さんお断りで、人気のないモデルを複数購入して初めてウェイティングリスト入りが認められる制度になっているからだ。
ロレックスは、少なくともそうした制度は見受けられない。
あくまでもタイミング次第なので、徳を積む必要性は必ずしもない。
どちらのほうが良いかはその人の財力次第といったところか。
ロレックスマラソンをしている方は、一度エルメスの店舗もちらっと覗いてみるといいだろう。
✔ 7日目
38店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
39店舗目 大丸東京店
40店舗目 並木通りレキシア店
41店舗目 GINZA SIXレキシア店
42店舗目 銀座三越店
最近、ディスプレイオンリーの見本品の品数が増えた。
前はディープシーとサブマリーナくらいしかおいてなかったのだが、GMTマスターⅡのカフェオレやペプシ、青サブ(前からあったかも)なども展示されるようになった。
あくまでも見本品なので、試着することも動かすこともできない。
ただ、実物と同じ大きさ、同じ外装なので、自分が欲しいモデルを直で見たい方には朗報だろう。
あまりにも店頭に並べられるモデルが少なすぎるので、見本品が増えていくのではないかと推測する。
推測ついでに言うと、東京日本橋・銀座のロレックス6店舗は基本的に入店に予約は要らない。
しかし、近い将来、来店予約をした方のみしか入れなくなる日がくるのではないかと思っている。
既に新宿高島屋や名古屋栄のレキシアは事前予約制になっており、アポなし訪問は門前払いされる。
こうした背景はいくつかあるのだろうが、恐らく一日に何度も訪れるロレックスマラソン代行アルバイトなどを排除し、極力全員に均等な機会を与えるためではないかと思われる。
一方で、事前予約制にするとクレームに繋がる恐れも充分に考えられるため、店側としても事前予約制に踏み切るのは勇気のいる決断になるだろう。
客側としても、事前予約制になった方が競争率は下がることが恩恵として考えられる一方で、空いている隙間時間にふらっと立ち寄るといった気軽さが損なわれることになるため、一長一短と言える。
いや、どちらかと言えば短所のほうがピックアップされやすいだろうか。
東京日本橋・銀座のうち、どこか1店舗でも事前予約制に踏み切れば、その他の店舗も追随せざるを得ない。
事前予約制になったらなったで、またメディアが騒ぎ出すのだろうな。
✔ 8日目
44店舗目 大丸札幌店
最近、北海道札幌市を旅行する機会があった。
ANAのマイルが大量にあまっていたので、有効期限切れを免れるべく、土日の一泊二日・弾丸ツアーで特典航空券を押さえたのだ。
北海道は食べ物が美味いしお土産には事欠かないし、観光スポットも多い(広大なので移動が大変ではある)。
今回は、ジンギスカンに鮨、余市蒸留所等を巡る旅となった。
旅行と言えば、僕の場合まず思いつくのがロレックス観光である。
地方のロレックスの状況がどうなっているのかを見るのは、楽しみの一つになっている。
もはや半分病気と言ってもいいかもしれない。
妻には呆れられている。
札幌の前には、高知・福岡にも土日で旅行したのだが、やはりロレックスは全ての店舗を回らせてもらった。
高知は割とレディースサイズのモデルが店頭に並んでいる印象だったが、福岡と札幌は東京日本橋・銀座と大して変わらない状況であることが確認できた。
要するに、店頭にはほとんど在庫がなく、せいぜいレディースサイズのダイヤベゼルが1~2本おいてあるくらいである。
今回の札幌でも、『カフェオレか金無垢のデイトナを探しているのですが』と聞くと、『生憎、全てのプロフェッショナルモデルの在庫を切らしております』の定型文が返ってきた。
地方のほうが競争率は低いのだろうが、一方で入荷数も少ないだろうから、入手できる確率や難易度は東京とほぼ変わらないのだろうな。
ANAの有効期限がくるマイルは全て使い切ったので、しばらくは旅行をする予定もない。
従って、地方のロレックスに遠征に行くこともしばらくはないだろう。
ぜひ、各地の状況についてコメント欄にお寄せ頂ければ幸いである。
次回に続きます。