オイパペマラソンとは？
オイパペマラソン日記①にて詳細説明しております。
✔ オイパペマラソンとは
ロレックスとは、オイパペとは、オイパペマラソンとは、について、第1回の日記でご説明しておりますので、よろしければそちらをご覧ください。
要するに、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
元々、デイトナという超人気モデルを探してマラソンしていたのですが、そちらは既に完走しております。
友人からの依頼でオイパペも『ついでに』探していたのですが、当の友人が途中でリタイア。
よってオイパペマラソンそのものを終えてもよかったのですが、探しているうちに僕自身がオイスターパーペチュアルかスカイドゥエラーを追加で欲しくなってしまったので、自分自身のために走り続けることにしました。
ちなみに、デイトナマラソンについては、全6回の日記を公開しておりますので、よろしければご覧ください。
✔ 僕のマラソンコース
僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店
また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。
オイパペマラソン日記⑥
マラソン54日目〜57日目。
✔ 54日目
269店舗目 日本橋三越店
270店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
271店舗目 並木通りレキシア店
272店舗目 GINZA SIXレキシア店
273店舗目 銀座三越店
あえて言うまでもないが、この日記が続いているということは、在庫は無かったと言うことである。
明らかに最近、お客さんの数が増えている。
東京の緊急事態宣言が解除されたからと言うのももちろん理由の一つなのだが、クリスマスが近づいてくるこの季節は毎年在庫が次々になくなっていく現象に見舞われるらしい。
男性が女性にプレゼントするケースもあれば、女性が自分へのご褒美として購入するケースもあるそうだが、いずれにしてもレディースものの在庫も品薄になっていくのが例年11月〜12月の恒例だそうだ。
僕は生涯で一番高価な贈り物は、妻への婚約指輪である。
それでも当時の価格で約50万円強だったように覚えている。
ロレックスのレディースものは最安値でも70万円くらいはすると思うので、この時点で既に僕の生涯最高値を優に超えている。
世の中には贅沢な女性がいたものだ。
これは皮肉ではないが、質屋や中古店の品がダブつく季節が1月〜2月だったら男性側はたまったものではない。
誰か統計取ってみてくれないかな( ^ω^ )
✔ 55日目
275店舗目 日本橋三越店
276店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
実は（実はと言うほど意外でもないかと思うが）、ロレックスは文字盤の交換ができる。
例えばデイトナの場合は白から黒への変更は可能だし、スカイドゥエラーの場合は青から白や青から黒への変更が可能だ（2021年11月執筆時点）。
難しいのは、逆の交換が出来ないと言う縛りがある点である。
つまり、デイトナの場合は黒から白への変更は出来ないし、スカイドゥエラーの場合は白と黒から青への変更は出来ないのだ。
これは、あくまでもロレックスの店員さんの推測に過ぎないのだが、人気の文字盤への変更は認めないというロレックス本社の意向ではないかと思われる。
実際、デイトナは白の方が人気だし、スカイドゥエラーは青が人気だ。
つまり、人気文字盤への変更を認めていたら、不人気文字盤を販売した後に文字盤変更が殺到してしまう可能性を恐れているのではないか、と言うことである。
僕の場合、デイトナは白と黒、どちらもフィフティーで欲しかったので黒を紹介されても十分満足だった。
しかし、白が欲しいのに黒を紹介された場合は少し躊躇いがあるだろう。
逆に、黒が欲しい場合にはどちらを紹介されても最悪、文字盤を交換すれば良い。
このあたりはモデルによってまちまちのようなので、正規店でしっかりと事前確認した方が良いと思う。
ちなみに、僕はオイパペは文字盤の色を指定していない。
なんでも良いから欲しいのである。
従って、どれからどれに交換できるとか、どれには交換出来ないとか、全然関係ない。
よって、ロレックスの店員さんにそのことについて詳細を確認してもいない。
なんでもいいからとりあえず現物をください。
✔ 56日目
278店舗目 日本橋三越店
279店舗目 日本橋高島屋店
280店舗目 並木通りレキシア店
281店舗目 GINZA SIXレキシア店
282店舗目 銀座三越店
ロレックスは基本的に取り置きをしてくれない。
電話で在庫確認をした場合、もしその時点で在庫があれば『在庫はございます』と答えてはくれるが、店内に駆けつける頃には売り切れているのがオチだ。
しかし、僕が知る限り、取り置きが可能な例外が2つある。
一つは、購入を決めたが決済手段がないとき。
この場合は、店によると思われるが、1時間は待ってくれると聞いたことがある。
例えばキャッシュを引き出しに銀行に行くとか、家に置いてあるタンス預金を取りに帰るとか、そういったことのためには一時的に待って差し上げましょう、と言うことだ。
そもそも購入するつもりなら決済手段くらい用意しておけよ、と僕なんかは思ってしまうのだが、絶対現金主義の方は流石に数百万円を常に持ち歩くわけにはいかないからこういうこともあるんだろうな。
もう一つは、店頭に展示されたモデルの場合である。
要するにバックヤードにある間、一度もお声がかからず、残念ながら売れ残っているものは取り置きが可能だ。
これも店によって異なる可能性があるが、僕が聞いた話だと最大で1週間は待ってくれるらしい。
一度経験があるのだが、デイトジャストのフルーテッド黒文字盤36mmが店頭に並んでいたことがあって、珍しいなと思った。
店員さんに、『これが残ってるなんて珍しいですね』と聞くと、『実は取り置きされていたお客様がキャンセルされたものなんです』との回答であった。
デイトジャストのホワイトゴールド×ステンレスですらほぼ見かけないご時世なので、買ってやろうかと思ったが、保有しているデイトナも黒文字盤だしな、と思って見知らぬ他人に譲ることにした。
是非とも本当に愛情を持って活用してくれる人の元に届いて欲しいものだ。
✔ 57日目
284店舗目 日本橋三越店
285店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
286店舗目 並木通りレキシア店
287店舗目 GINZA SIXレキシア店
288店舗目 銀座三越店
いい加減、書くネタが無くなってきた。
そりゃ、累積300店舗に到達目前なのだから、当たり前だ。
店員さんに聞くこともほとんどなくて、最近は在庫確認してすぐ退散するケースが多い。
オイパペもスカイも全然ないので、ミルガウスとかエアキングもついでに聞いてみる始末。
当然、こちらも在庫はない。
Twitterでは何件か購入報告をみるが、やはり巡り合わせが悪いと全然出会えないんだなと実感する。
逆に、デイトナ黒文字盤に出会えたのは本当に奇跡的で、あの時ほんの数分でも道くさ食ってたら出会えなかったなと思うと恐ろしい。
いや、逆に幸運だったと思うべきなのだろう。
この日記を読んでくださっている皆様。
皆様が購入希望モデルに出会えないのは、皆様に非があるわけでは決してありません。
それが普通なのです。感覚を改めましょう。
悪いのはロレックスではありません。悪いのは転売ヤーでもありません。
需給という経済の根幹をなす仕組み、もっと言えば人間の欲が諸悪の根源なのです。
このくらいの達観をしないと精神的に持ちません。
一緒に頑張りましょう。
次回に続きます。
