FIREを目指す人の副業【小遣い稼ぎ程度の転売事例紹介】

  • 2021年3月12日
  • 2023年11月7日
  • FIRE
 
セミリタイアを目指しているサラリーマン『FIREを目指してお金を貯めて投資に回しています。もっと資産残高を伸ばすために、本業の給料だけじゃなくて副業でプラスアルファを稼いでいきたいと思っています。本業が忙しいからあまり時間がとれませんが、何かオススメはありませんか?』

 

こういった疑問にお答えします。

 

FIREを目指す人が小遣い稼ぎになる転売事例を紹介

 

副業で年収アップがFIREの近道ではありますが…。

 

 簡単に稼げる副業は少ない

 

早期リタイアを目指して奮闘中のメガバンク銀行員です。
日々会社で働きながら、ストレスにならない程度に支出を抑え、余剰資金は投資に回して資産残高を拡大しています。
夫婦そろって銀行員で、世帯年収は2,000万円超であり、かなりのスピードでFIREに近づいていると思っています。

 

 

銀行員パパブログ

  僕『銀行員は給料もいいし、金融庁の目も厳しいから残業の規制もあって守られてるし、そんなにすぐつぶれるような会社でもな…

 

 

銀行員パパブログ

  共働き夫婦『夫婦そろって働いているから世帯年収はそこそこあるけど、養育費や住宅ローン、食費とかで手残りは少ない。子供…

 

 

ネックがあるとすれば、住宅を買ってしまったことでしょうか…
まぁ満足する家を購入したので、悔いはないですが、月々のキャッシュフローから一定の固定費が住宅ローン返済に消えていく縛りがついてしまうのは面倒ではありますね。

 

『無理せずFIRE』が信条ですので、外食を一切しない、とかいうことはしてません。
また、業後は副業に精を出す、というほどのバイタリティもありません。
本業で結構な体力使いますし、子供の面倒も見ないといけないし、そこまでの精神的・肉体的な余力はありません。
もちろん、これは僕が貧弱ものだというだけではありますが。

 

もちろん、簡単にできる範囲で収入を増やしたいという思いはあります。
本業に支障も出ず、空き時間でさっと出来るようなお手頃な範囲で、ということです。
ただ、結果にコミットしなくても良いような簡単な副業となると全く稼げなくて意味をなさないし、そもそも片手間で稼げる方法なんて世の中にそうそうないような気がします。
よく言われるのは、YouTuber、せどり、ブログ、クラウドソーシング、FX、UberEats、インストラクターなどですが、それぞれ大きなデメリットがあります。

 

 

【YouTuber】
・登録者数と再生回数が一定程度以上ないと収入0
・芸能人の参入が多く、競争激化
・そもそも単価低い
・ビデオや編集などのコスト・時間がかかる

 

 

【せどり】
・要するに転売
・何を売ったら儲かるのかが分からない
・Amazonやヤフオクの手数料がかかる
・郵送の手間とコストがかかる

 

 

【ブログ】
・YouTuberと大体一緒のデメリット
・投入しなければならない記事数・時間が膨大

 

 

【クラウドソーシング】
・プログラミングに秀でないとロクな仕事がない
・これをオススメしている記事は、サイト登録によるアフィリ狙いです

 

 

【FX】
・リスク高すぎるし、損する可能性あり
・そもそも余剰キャッシュが必要
・これをオススメしている記事は、FX登録によるアフィリ狙い

 

 

【UberEats】
・これは運動にもなるし結構いいかなと思う
・ただ、本業後にさっと一仕事、というには肉体的にキツイ
・最近、単価が下げられた

 

 

【インストラクター】
・一芸が必要
・本業後の夜遅くだとなかなか需要が無いか
・ソーシングが難しい

 

 

とまぁ、文句ばっかり言ってたら副業なんてできないんですが、とにかくどれも本業の傍らで手軽にやるにはデメリットが多いなぁというのが印象です。
インストラクターとかはこのご時世、WEBで教えられるので一芸あれば1日1時間の授業を開催するとかでもいいかもしれませんし、UberEatsも継続的かつ好きな時間に仕事が舞い込むならばやる価値はある気がします。

 

が、どちらも子育てしながらの僕にとっては『隙間時間でやる』にはしんどくて断念。
唯一せどりだけは、高値で売れそうなものを見つけたときについでに買っておいて、空いた時間で売却するだけなので、時間にも拘束されないかなと思い少しだけかじっています。
実態としては小遣い稼ぎ程度になるかならないかくらいの微々たるものではありますが、実際に収入に繋がった事例を参考までに紹介します。
なお、副業による納税や転売による古物商免許等の専門的な話は割愛させて頂きます。

 

 

少しだけ儲かった事例紹介

 

あくまでも事例紹介であり、実際に真似される場合は自己責任でお願いします。

 

 ウイスキー

 

ジャパニーズウイスキーが高値で取引されてるのは有名な話です。
山崎55年ヴィンテージは、数量100本限定で、1本300万円(!)で販売されましたが、香港のオークションでなんと8,500万円で落札されたそうです。

 

 

 

 

55年に限らず、山崎や白州、響のヴィンテージものは大抵プレ値で売られています。
店で定価販売されていれば購入するのですが、人気も高くてほとんどみかけることがなく、チャンスは少ないです。

 

で、利益はあまり取れないもののチャンスがそこそこ高いウイスキーに、山崎のミニボトル(ノンエイジ)があります。
180mlの小瓶で、コンビニでたまに見かけます。
知多は大抵のコンビニに常時置いてあって、白州はそこそこ置いてあって、山崎はあまり見かけません。
狙い目は山崎で、見かけたら買うようにしています。
1本1,250円ほどです。

 

 

 

 

売り方は、ヤフオクとかのオークションサイトを使います。
売値ですが、オークファンで調べると、1本1,700円~1,800円くらいです。
白州が入ると安くなる傾向にあります。
セット売りにすると、買い手側は『●円以上の購入で●%割引クーポン』みたいなのが定期的に発行されるので、単価を下げることができて買いやすくなります。
売り手としてもまとめて発送できるので、送料の単価が下げられメリットが大きいですが、価格が高くて量が多いと売れにくいというデメリットもあります。

 

山崎のみだとした場合の採算を考えると大体以下の通りです。
微々たるものですけどね。
オークションサイトは、売りに出すのと発送手続きは手間ではあります。
昔に比べれば住所は非開示でよくなったし、実務フローも定型化しているので随分楽にはなりました。

 

 

売り値:1,700円×10本=18,000円
ポイント:1,250円×10本×約1.5%=約200円仕入れ:1,250円×10本=12,500円
手数料:18,000円×8.64%=1,555円(ヤフオクプレミアム会員)
送料 :1,000円くらい

差し引き:約3,000円=1本あたり300円

 

 

 Switch

 

2021年3月現在、最もプレ値になっているのはプレステ5とXBOXです。
ただ、このあたりは生産が需要に全く追いついておらず、買いたくても買えません。
だからこそすごいプレ値になっているわけですが…

 

直近でそこそこ買いやすくて収入に繋がりそうなものに、Switchがあります。
だいぶ供給されたので抽選販売とまではいかなくなってますが、中華系のお店で高く買い取ってくれます。

 

 

 

 

以前ご紹介した通り、ソニー銀行で住宅ローンを組んだことでデビット払いが絶賛4%キャッシュバックキャンペーン中なので、これを活用しつつ、ビックカメラのポイントカードも使うと、採算はこんな感じになります。

 

 

売り値:36,000円
ポイント:33,000円×1%=330円
キャッシュバック:33,000円×4%=1,320円仕入れ:33,000円

差し引き:4,650円

 

 

先ほどのウイスキーと違って、店舗にもっていけば即金できるのがメリットです。
出品、郵送の手間はかからないし、中間マージンも取られません。
買い手がエキセントリックな人だったらどうしよう、という心配もないです。

 

デメリットとしては、ゲーム機が結構大きいので、たくさんの数を持ち運べないことです。
もちろんまとめて郵送買取に出すのも手なのですが、評判とかを見てると郵送買取だと小さいことでいちゃもんつけられて値引きさせられる、といった事故も聞くので、持ってった方が安全だと思っています。

 

 

 携帯電話

 

携帯乞食というやつですね。
昔はMNPのキャンペーンが大量にあったので、それはそれは儲かったそうです。
しかし、数年前の総務省の規制により、MNPのキャッシュバックなどは表立ってできなくなりました。

 

今はほとんどMNPで儲けることはできないのですが、少しであればやれなくもありません。
ワイモバイルとUQモバイルの場合、新規契約やMNPで契約すると、20,000円までのキャッシュバックは普通に見つけることができます。
学割や家族割を付けると1か月あたりの維持費が1,000円程度に抑えられるため、仮に新規で契約して7か月くらいで解約するとこんな採算になります。

 

 

キャッシュバック:20,000円

契約事務手数料:3,300円
維持費:1,000円×7か月=7,000円

差し引き:約10,000円

 

 

実際には、1台目は家族割がつけられないとかで、採算は少し悪化します。
また、1名義では2台までしか契約できず、3台目になると家族等の利用者登録が必要になるため、多くの数をこなすのは限界があります。

 

また、3GガラケーからのMNPは今でも規制の対象外になっているので、これを活用できればiPhone等の最新機種を一括0円で入手することもできます。
一括0円で入手し、7か月程度最低維持費(auだと1,000円~2,000円くらい)で運用して解約すると、かかる費用は7か月×2,000円=14,000円+事務手数料3,300円程度で、端末売却代金との差分が利益になります。

 

携帯電話端末も、Switchと同じく中華系のお店で高値で買い取りしてくれます。
やはり、出品、郵送の手間はかからないし、中間マージンも取られません。
買い手がエキセントリックな人だったらどうしよう、という心配もないです。
また、Switchと異なり、モノが小さいから一度にたくさん持ち運べます。

 

デメリットとしては、今のご時世で3Gガラケー回線なんてあるのか、ということです。
よくよく調べてみると、かいくぐる手段もあるようなのですが、MNPのキャンペーンをやっているお店次第なところもあるようで、少し難しいかもしれませんし、片手間というわけにもいかなそうです。

 

 

 まとめ

 

いつの時代も楽して稼ぐというわけにはいかないものです。
株式の配当金であれば、寝てても入ってくる不労所得になりますが、それを増やしていくためにはとにかくキャッシュを積み上げるしかありません。
せどり・転売に限らず、自分の得意分野やストレスにならないことで、少しでも収入の足しにしていくことができれば、その分だけFIREが近づいてくると思います。

 

 

 

 

最新情報をチェックしよう!