【共働き銀行員】世帯年収2,000万円超えの生活水準を紹介【都心住まいだと質素な生活です】

  • 2021年1月18日
  • 2023年10月18日
  • Banker
 
共働き夫婦『夫婦そろって働いているから世帯年収はそこそこあるけど、養育費や住宅ローン、食費とかで手残りは少ない。子供がいて夫しか働いていない家族は経済的にやっていけるのか…。自分と同じような境遇の夫婦で、どのくらいの年収と支出で生活していて、残ったお金を何に回しているのか気になります。』

 

銀行員×銀行員の子育て夫婦の家計簿を公開します。

 

共働き銀行員の世帯合計家計簿を公開します

 

どうせ仕事するのが嫌なら、給料の高い仕事に就くべきです。

 

 本記事の内容

 

 

・銀行員夫婦の世帯年収
・銀行員夫婦の支出水準と内訳
・手残りのお金の使い道

 

 

世間の一般的な年収の水準は436万円ほどです。
男女別にみると、正規については男性 561 万円(同 0.3%増)、女性 389 万円(同 0.8%増)となっています。
もしも夫婦そろって正社員だったとしても、世帯年収は1,000万円にわずかに届かないくらいが相場ですね。

 

 

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それに比べて金融の平均年収は627万円です。
夫婦そろって銀行員正社員の場合、世帯年収は1,254万円になります。
妻が総合職の場合には、ここから更に上乗せがあると考えてください。

 

 

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やりたい仕事がある人は良いのですが、多くの人はいやいや働いていると思います。
僕も嫁も御多分に漏れず、その一人です。
つつましい生活をしていくだけならここまでの給料は必要かもしれません。
でも、金銭面での不安の解消や、より豊かな生活のためには、年収は高いに越したことはありません。
どうせ仕事がいやなら、ほどほどの忙しさで、会社が安定していて、年収が高い企業・業界をオススメします。

 

 

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僕の場合、夫婦揃って銀行員・正社員・総合職です。
僕が13年目、妻が11年目です。
あまりモデルケースにはならないかもしれませんが、世帯年収と支出等の実態を公開します。

 

 

銀行員夫婦の世帯年収

 

夫婦共働き、かつ銀行員。経済面ではほぼ敵無しです。

 

 夫の年収

 

僕の年収については、こちらで公開しています。
13年目の1年間で、年収は1,150万円でした。

 

 

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ボーナスによって年収の上下はありますが、腐っても銀行なのでそこまでボラティリティが大きくはありません。
原則、基本給は年次とともに上昇しますしね。
これが証券会社になると、フロービジネス(⇔ストックビジネス)なのでボーナスのボラティリティが高いです。

 

 

 妻の年収

 

 

・総支給額 : 800万円
・各保険料 : 100万円
・所得税  : 50万円
・住民税  : 50万円
・手取額  : 600万円

 

 

子供が保育園通い中なので、残業に制限なしで働いているわけではありません。
定時退社を原則として勤務しています。
毎日定時退社でもこれだけ年収稼げるなら、僕もそんな働き方が良いのですが・・・

 

仮にDINKS世帯(あるいは子供がある程度の年齢になれば)だとすると、妻も残業ありで働くことになります。
すると、妻の年収は僕と同じくらいの水準になります。

 

 

 世帯年収

 

 

・総支給額 : 1,950万円
・各保険料 : 230万円
・所得税  : 170万円
・住民税  : 150万円
・手取額  : 1,400万円
 
 
ということで、世帯年収は単純合計で上の通りです。
額面ベースで年収2,000万円、手取ベースで1,400万円ですね。
ざっくり、日本全体の上位3%くらいになると思います。

 

 

銀行員夫婦の支出水準と内訳

 

年収が上がると支出も上がりますが、倹約ばかりでもつまらない生活と思っています。

 

 世帯支出

 

 

・住宅ローン : 250万円
・食費・外食 : 240万円
・水道・光熱・新聞・通信・管理費等の固定費 : 70万円
・ふるさと納税 : 40万円
・趣味・娯楽・旅行・交際費 : 50万円
・衣類・美容 : 40万円
・保育園 : 60万円
・合計 : 750万円

 

 

(ほぼ)すべての収入・支出は、マネーフォワードMEというアプリで管理しています。
なので、過去1年分くらいの支出については携帯の中に履歴が残っているので、大きく外れていないと思います。
マネーフォワードMEは、支払いするごとに自分で入力する必要はなく、クレジットカードの支払いや銀行口座への入金・出勤が自動で連携されるので、管理アプリとしてはとてもオススメです。

 

住宅は8,000万円ほどのマンションの一室を購入しており、夫婦それぞれでローンを組んでいます。
属性がかなり良いので、ローン金利は0.4%ほどに抑えられています。
元利計で月の支払いは20万円ほどですね。
住宅ローン減税が10年間、1%戻ってくるので、固定資産税等を考えなければ毎年年末に0.6%がチャリチャリと口座に振り込まれます。
銀行員バンザイ\(^o^)/

 

食費・外食代が高すぎるのはご愛嬌です。認識しています。
共働きなのでご飯を作る時間もあまりないというのと、せっかくなら美味しいものを食べたいというので、外食やテイクアウト等の頻度がめちゃくちゃ高いと思います。
お金のかかる趣味も多くはないので、食事が趣味みたいなものかもしれません。

 

水道・光熱等の固定費は、なかなか削りようもないものですね。
同じ値段くらいのタワーマンションに比べると管理費は30,000円弱と、比較的安いと思います。
どうもランニングコストがかさむタワマンは、購入しようという気が起きません。

 

ふるさと納税は別の記事でも紹介しようと思います。
年収によって使える枠(実質的な上限)があるので、ほぼフルで使います。
仮にふるさと納税をしなかった場合、ざっくり言うと同じ金額だけ税金の負担額が増えることになります。
どうせ税金で取られるなら、同じ金額を前払いしてモノもらった方がオトクでしょ?
というのがふるさと納税ですね。

 

その他、趣味・衣類・娯楽等は月・年によってまちまちです。
削ろうと思えば削れるんでしょうけどね。

 

この年収の世帯であれば、シッター雇ったり、車買ったり、色々使い道があると思います。
が、僕の家庭ではあまり使ってない方ですかね。

 

 

手残りのお金の使い道

 

差額650万円が毎年手残りになります。

 

 もともと想定していたのは・・・

 

ということで、世帯年収(手取り)1,400万円から支出750万円を差し引いた650万円が毎年残ります。
かなりの金額が残っているなという印象かもしれません。
『こんなに残るなら使っちゃえばいいじゃん』と考えたりもするのですが、どうももったいなくて食費以外に散財することが少ないです。

 

住宅ローンを組んでいるのですが、住宅ローン減税は10年間しか利用できません。
なので、10年経ったら即、残額を一括返済してしまい、ローン金利の負担を0にしようと思っていました。
10年後に残額一括返済するためには、夫婦で計6,000万円ほど用意しておく必要がありそうです。
このために『貯金』しておこうというのが当初の想定でした。

 

 

 今、考えていること

 

しかし、最近この考え方を改めつつあります。
せっかく住宅ローンを0.4%で借りられているのだから、それ以上の利回りで運用した方が良いのではないかと。
緊急避難的に必要になる最低限のキャッシュだけ手元に残し、残りは投資に回す。
投資に回すと元本が下がったり上がったり変動し、下がったら評価上は損になりますが、損切りしなければいずれ購入時の元本額に戻る時がきます。
それまでの間、配当でチャリチャリ稼いでいく、という方針で考えています。

 

いきなり全額投資だと少し怖いですし、購入時点を細かく分けた方が購入金額の分散ができるので、ドルコスト平均法的に投資を開始しようと思っています。
銀行での仕事がとてつもなく大変だとか、嫌だとか、給料が不満だとか、いうことは全くないのですが、最近流行りのFIRE(Financial Independent, Retire Early)とかセミリタイアも視野に入れていこうと思います。

 

実際にFIREを目指して資産を増やし、サイドFIREを達成した経緯を記事にしています。
よろしければ以下をご参照ください。

 

 

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