ロレックスマラソンとは?
正規店購入は年々難しくなっています。
✔ ロレックスマラソンとは
ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。
僕は幸運にも、デイトナとスカイドゥエラーという、2つの超人気ステンレスモデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)については、こちらの記事をご覧ください。
また、これら2つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。
ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません!購入のコツとか気…
✔ 僕のマラソンコース
僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店
また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。
ロレックスマラソン金無垢編④
マラソン13日目~16日目。
✔ 13日目
70店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
71店舗目 大丸東京店
72店舗目 並木通りレキシア店
73店舗目 GINZA SIXレキシア店
74店舗目 銀座三越店
タイトルにもある通り、最近、遂にプラチナカードを入手することができた。
今までクレジットカードでメインに使用していたのは主に2つで、ANA VISA ワイドゴールドカードとJALグローバルクラブ CLUB-A ゴールドカードだ。
いずれも発行するためにはANAとJALに数多くフライトする『修行』と呼ばれる過酷なレースを味わう必要があり、僕も金と時間をふんだんにかけてようやくゲットすることができた2枚だ。
それぞれの詳細については、以下の記事にまとめているので参照されたい。
SFC会員を目指して修行を検討している方『飛行機で移動することが多いので、ANAのスーパーフライヤーズカード、いわゆ…
JGC会員を目指して修行を検討している方『飛行機で移動することが多いので、JALグローバルクラブカード、いわゆるJG…
さて、ご存じの通り、ロレックスはクレジットカード複数枚運用が禁じられている。
僕の場合、両方ともカードの利用上限額は300万円だったので、クレジットカード2枚使って600万円まで決済、というわけにはいかなかった。
1枚300万円まで、それに即金で用意できるキャッシュを加えた金額が購入できる上限だ。
やろうと思えば600万円くらいまでは比較的簡単に用意することができるが、一度退店しなければならないし、何よりキャッシュで払うとポイントもつかない。
金無垢を目指す僕にとって、クレジットカードで300万円超の利用限度額を入手するのは必須級といってよかった。
そこで、現在使っている2枚のクレジットカードのうち1枚を、ゴールドからプラチナに切り替え申請しようと考えた。
しかし、意外とここからが難しい。
AMEXやDinersの場合、利用限度額はかなり融通がきくと噂を耳にするのだが、いかんせん国内の他の店で使えない場合も多い。
海外でも広く使うためには、国際ブランドはVISAかMaster Cardの2択だ。
ところが、ANA VISA ワイドカードとJALグローバルクラブカードのプラチナでVISAかMaster Cardを選択すると、年会費が最低でも77,000円かかってしまう。
結構な出費だなと頭を悩ませていたところ、JALグローバルクラブカードのプラチナでJCBであれば年会費33,000円と比較的リーズナブルに入手できることを知った。
JALグローバルクラブ CLUB-A ゴールドカードの年会費は11,000円だから、22,000円のコストアップになるが、まぁこのくらいは許容範囲かと思い、インビテーションは来ていないが乗り換えることにした。
ちなみに、JALグローバルクラブ CLUB-A ゴールドカードの国際ブランドはMaster Cardで、利用限度額は先ほど述べた通り300万円まで引き上げてあった。
無事、審査に通り、ワクワクしながら郵送物をチェックしたのだが、開けてみて・使ってみてわかったデメリットが4点もあった。
②JCBはPaypayに登録できない
③iDなどのタッチ決済に対応していない
④利用限度額が250万円だった
①は元々わかっていたことだから仕方がない。
②と③は、決済のたびにクレジットカードを手元に用意する必要があるのでめんどくさいが、これも仕方ないと許容範囲だ。
問題は④で、今までMaster Cardで利用上限額300万円だったクレジットヒストリーは完全に無視されて、JCBとして新たに利用限度額の審査が入ったのだ。
そのため、これまでゴールドカードで300万円まで使えていたのが、プラチナカードになったら250万円までしか使えないという、なんとも情けない事態になってしまった。
即刻、利用限度額の上限アップ申請を行ったのだが、クレジットカードの利用開始から6か月は申請ができないらしい。
とんだ災難で、これから6か月間はこのプラチナカードをロレックスで使う場面はあるまい。
いつの日か提案されるであろうモデルが500万円程度に収まることを祈るしかない。
✔ 14日目
76店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
77店舗目 大丸東京店
78店舗目 並木通りレキシア店
79店舗目 GINZA SIXレキシア店
80店舗目 銀座三越店
購入制限対象モデルについては、購入してから1年以内は他の購入制限モデルを購入することは出来ないし、同一型番の場合は5年間購入することが出来ない。
これは周知の事実で、日本ロレックス全体で情報を共有しており、購入制限モデルを購入する場合には身分証明書の提示と日本ロレックスへの情報登録が必須となっている。
従って、僕が保有するデイトナRef.116500LNについて、2021年8月に購入しているから、2022年のその日を迎えるまでは同一店舗であっても他店舗であっても購入制限モデルは欲しくても購入出来ない。
まぁどのみち購入制限モデルでほしいものとして強いてあげたとすればGMTマスターⅡのペプシくらいなものなので、そこまで影響はないのだが。
さて、購入制限対象モデルについては上記の通りなのだが、それ以外の一般モデルについてはどうか。
答えは、情報の登録はされない、になる。
従って、A店舗でデイトジャストを購入したという事実は、B店舗やC店舗には共有されない。
これは系列に関係なく、他店舗全てに共有がされない、という意味だ。
よって、僕が購入したスカイドゥエラーRef.326934については、購入店舗でも情報の登録はされないし、他店舗は知る由もないということになる。
話が複雑になるが、仮にA店舗~C店舗までで『デイトジャストが欲しいんです!』と強く熱意を伝えていたと仮定しよう。
そして、その甲斐もあって、A店舗でデイトジャストが購入できたとする。
ところが、微妙に欲しいモデルとドンピシャじゃなかったとしたら、希望通りのモデルを追加で購入したいなと考えることだろう。
このとき、A店舗でデイトジャストを購入済みであると知っているのは、A店舗だけである。
なので、B店舗とC店舗にそのデイトジャストを着けていかず、さもまだ購入できていないかのように振舞ったとしても、B店舗とC店舗は知る由もない。
仮に(仮定の話が続いて申し訳ない)、あなたが『デイトジャストを購入したことばB店舗とC店舗にばれたら、追加でデイトジャストが欲しいと言っても連続では出してもらえないかもしれない。よし、B店舗とC店舗にはデイトジャストを着けずに黙っていよう。』と思ったとしたら、まぁそれは功を奏したと言って差し支えない。
B店舗もC店舗も、A店舗での購入事実は情報として共有されていないからだ(繰り返しになるが、系列が同じであろうとなかろうと関係ない)。
と、ここまで話をしたうえで、ちゃぶ台をひっくり返すようで恐縮だが、上記のような小細工は意味がないと申し上げておこう。
仮にB店舗とC店舗にデイトジャストを着けて、『本当は別のデイトジャストが本命なんです。ありませんか?』と問えば、あれば出してもらえる。
もちろん、A店舗に同じことを言っても、あれば出してもらえるはずだ。
というのが僕の見解なのだが、小細工が意味を持つと思う方には少しでも参考になれば幸いだ。
✔ 15日目
82店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
83店舗目 大丸東京店
84店舗目 並木通りレキシア店
85店舗目 GINZA SIXレキシア店
86店舗目 銀座三越店
実は7月は家族が順繰りに体調を崩してしまい、ロレックスマラソンが捗らなかった。
幸いにも誰もコロナではなかったのだが、夏風邪が長引き、このご時世柄、なかなか外出するのは憚られた。
感染者数も東京だけで1日に30,000人を超え、もはやゴールポストがどこなのか、まったくもってわからない状況になりつつある。
できることは、極力マスク着用、手の消毒、多人数でのマスクを外した外食を控える、くらいの原始的方法に努めるくらいしか策はない。
医療もひっ迫しつつあり、自分の身は最後は自分で守るしかない。
さて、マラソンをしばらく怠っている間に、GINZA SIXレキシア店と並木通りレキシア店のレイアウトがガラリと変わっていて驚いた。
銀座三越が先制する形で展示見本品に力を入れ始めたが、GINZA SIXレキシア店と並木通りレキシア店も同じように展示見本品でショーケースが埋め尽くされる光景となった。
これまではたまにしか行っていなかった入店制限も、両店舗で常に実施している模様で、だれでも入店できる状態から、提案型にシフトしつつあるということだろう。
並行店価格は下げ止まりを見せないが、ロレックスの正規店にはいつも人の波が押し寄せ、人気が下火になる様子は微塵も感じさせない
とはいえ、新宿高島屋店のように事前予約制にならなかっただけでもよしとするしかない。
銀座・日本橋は人の往来が激しく、店舗を見て回りたいという需要は底をつきない。
なるべく多くの人が気軽に入れるお店であってほしいと心から願う。
✔ 16日目
88店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
89店舗目 大丸東京店
90店舗目 並木通りレキシア店
91店舗目 GINZA SIXレキシア店
92店舗目 銀座三越店
最近、とある方がヨットマスターの金無垢を購入されたそうで、実機を拝ませてもらうことができた。
カタログの写真よりもはるかにオーラがあり、心惹かれた。
オイスターフレックスというのも好材料で、今の手持ちがステンレスブレスのみなので、夏場を凌ぐのにオイフレを1本持っておいてもいいなと思ってしまった。
オイスターフレックスの展開は、ヨットマスターとデイトナの2つ(のはず)だ。
デイトナは既に持っているが、あれほど完成されたデザインは他にないと思っているので、金無垢でデイトナが出てきた場合は購入するつもりでいる。
それがオイスターフレックスだったら感激だなと思っている。
ちなみに、デイトナの最高峰、プラチナアイスブルーは多いときで年間に1本の入荷があるかどうかというレベルだそうだ。
今年の新作、デイデイトアイスブルーに関しては、2022年7月現在でいまだに国内のデリバリーは始まっていない模様だ。
また、ヨットマスターのファルコンズアイについても、僕が確認した限り、2022年7月現在で国内のデリバリーはないのではないかと思う(ただし、これについてはどこかの店舗では既にデリバリーがある可能性もある)。
まぁしかし、これだけ選択肢の幅を拡げても中々お目にかかれない金無垢。
購入できた時の喜びはひとしおだろうな。
次回に続きます。
デイトナマラソンとスカイマラソンを完走し終えた僕『並行店の買取価格は絶賛暴落中ですが、ロレックスの正規店は今日も大賑…