【ロレックスマラソン】金無垢編⑦【テニス界のレジェンド、フェデラーが遂に引退…】

  • 2022年10月29日
  • 2023年11月8日
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デイトナマラソンとスカイマラソンを完走し終えた僕『10月は仕事にプライベートに忙しくしており、なかなかロレックスに足を運ぶことができませんでした。本ブログも更新が滞っており、反省しております…週1回未満でたまに立ち寄るのですが、依然としてお客さんの数は減っておらず、むしろインバウンドの需要が高まってきており、競争は更に激化している感じがしています。』

 

更新サボっててすみません( ^^) _U~~

 

ロレックスマラソンとは?

 

正規店購入は年々難しくなっています。

 

 ロレックスマラソンとは

 

ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。

 

僕は幸運にも、デイトナとスカイドゥエラーという、2つの超人気ステンレスモデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)については、こちらの記事をご覧ください。

 

 

銀行員パパブログ

  現役銀行員の僕『早期リタイア=FIREを目指して蓄財中ですが、ロレックスのデイトナが欲しくなったので、マラソンするこ…

 

 

銀行員パパブログ

  デイトナマラソンを完走し終えた僕『遂に念願のデイトナをゲットしました!次はオイスターパーペチュアルいっちゃいますよ!…

 

 

また、これら2つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。

 

 

銀行員パパブログ

  ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません!購入のコツとか気…

 

 

 僕のマラソンコース

 

僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。

 

 

 

 

・日本橋三越店
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店

 

 

また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。

 

 

ロレックスマラソン金無垢編⑦

 

マラソン25日目~28日目。

 

 25日目

 

138店舗目 日本橋三越店
139店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
140店舗目 大丸東京店
141店舗目 並木通りレキシア店
142店舗目 GINZA SIXレキシア店
143店舗目 銀座三越店

 

テニス界の生きるレジェンド、ロジャー・フェデラーが遂に引退することになった。
2022年9月23日、イギリスのロンドンで開催されるレーバー杯という団体戦を最後に現役を退くと発表したのだ。
膝の治療に専念して1年強が経つ中、41歳で現役を続けることに望みを繋いでいたのだが、完治は難しいと判断してのやむを得ない幕切れとなった。
本人的には、地元バーゼルのスイスインドアか歴代最多優勝回数を誇る聖地ウィンブルドンを最後の戦いの場に選びたかったのだろうと推測するが、膝が完治しない状態で出場しても望んだ結果は得られないと考えたのだろう。
40歳を過ぎてもシングルスで戦っていける、という前例のないチャレンジを後輩に示してほしかったが、残念極まりない。

 

 

https://twitter.com/rogerfederer/status/1572915384726204417?s=20&t=flYGHH4QkKk3Sw7Bh01dkg

 

 

何度かこのブログでも書いている通り、僕はフェデラーの大ファンだ。
僕が高校生の頃、NHKでウィンブルドンの試合が放送されていて、その時見たプレーに心躍らされた。
正確無比なサーブとストローク、時間を稼ぐバックハンドスライス、隙の無いネットプレー。
当時のチャンピョン、サンプラスを上回る新世代のプレーヤーだった。
それから20年以上、男子テニス界を牽引し続けてきた功績は非常に大きい。
現在のテニスの世界的な人気は、フェデラーがもたらしたといっても過言ではないように思う。
実際、僕も彼のプレーを参考にして自分のテニスに活かしたりもしたし、日本でプレーした2回とも有明に足を運んでみることが出来たのは人生においても幸運なことだった。

 

さて、テニス談義はこのくらいにして、フェデラーの最後の試合、レーバー杯のセレモニーで彼が左手に着用していたのは、今年新発売となったエアキングだった。
ロレックスのテスティモニーの中でも群を抜いて知名度の高いフェデラー。
やはり広告塔として最新モデルを着けることを期待されていたということだろう。
これを見て、エアキングなど興味がなかったのだが、僕も購入したくなってきた。

 

 

 

 

フェデラー引退の特集がWOWOWでYouTubeにアップされているので、興味のある方はぜひご覧頂きたい。
彼の最後のシングルスは敗戦、彼の最後のダブルスは敗戦、彼の最後の団体戦は敗戦。
しかし、残した功績は歴代トップだったと思う。

 

 

 26日目

 

144店舗目 日本橋三越店
145店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
146店舗目 大丸東京店
147店舗目 並木通りレキシア店
148店舗目 GINZA SIXレキシア店
149店舗目 銀座三越店

 

フェデラーの話ばかりで申し訳ないが、彼は試合中にロレックスを着用することは無い。
一方、最後のダブルスでペアを組んだ最強のライバル、ラファエル・ナダルはアンバサダーを務めるリシャール・ミルの時計を着用しながら試合に出場している。
リシャール・ミルとは、『時計のF1』というユニークなコンセプトを掲げる時計ブランドの一つで、ロレックスを遥かに上回る超高額な時計だ。
安くても1本数百万円は下らないし、高いものだと3,000万円とかする。

 

 

Gressive

リシャール・ミル(RICHARD MILLE)の新作モデル「RM 35-03 オートマティック ラファエル・ナダル(RM…

 

 

リシャール・ミルは庶民には全く手の届かないシロモノで、僕もあまり詳しくはない。
どうやら、『フリースプラング仕様やショックアブソーバー機能を備え、レーシングをはじめとした本格的なスポーツシーンでの使用に耐えうるスペックを搭載している』のだそうで、着用しながらテニスをプレーしても壊れない頑強さをアピールしたい狙いがあるのだろう。

 

一方でロレックスはというと、先ほども書いた通り、フェデラーは試合中は時計を着用することは無い。
ロレックスのテスティモニーは数多くいるが、どの選手も試合や競技中に時計を着用することは無いのだそうだ。
ロレックス自体が、ハードなスポーツをする際には着用しないことを推奨しており、テスティモニーにもそれを体現してもらっている、というブランドコンセプトがあるのだと思う。
ロレックスは充分タフで実用性に優れていると思うが、時計もブランドによって考え方や理念が異なるのだなぁと改めて実感した。
ちなみに、僕がデイトナとスカイドゥエラーを購入した時は、店員さんから『スポーツの際は着用しないことを推奨します』と言われなかったので、『あれ、言わなかったでしたっけ、申し訳ありません(;^_^A』と謝られた。
ロレックスを所有している方、スポーツの際には外すようにしましょう。

 

 

 27日目

 

150店舗目 日本橋三越店
151店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
152店舗目 大丸東京店
153店舗目 並木通りレキシア店
154店舗目 GINZA SIXレキシア店
155店舗目 銀座三越店

 

政府は2022年10月11日から新型コロナ感染症対策として講じている水際対策を大幅に緩和した。
入国者数は1日当たり5万人までという上限規制が撤廃され、入国者全員に義務付けられていたビザ取得も緩和し短期滞在者はビザ取得が免除されることになった。
パッケージツアーに限定されていた旅行形態についても個人旅行が解禁となった。
僕が足繁く通う銀座や日本橋界隈も、欧米やアジアの観光客が増えたような気がする。

 

ロレックスも例に漏れず、インバウンド需要が明らかに増加しているそうだ。
外国人観光客の来店数が急激に伸びているらしい。
これは、新型コロナ感染症対策としての水際対策の緩和も理由の一つに挙げられるが、何よりも円安の効果が大きいように思う。

 

為替相場は2022年に入ってから急激に円安方向に舵が切られている。
米国が金利引き上げに動きだし、一方日本は日銀が金融緩和=金利を低水準に抑え込む政策を続けているので、金利の高い米ドルが買われ、金利の超低い円が売られるという構図が描かれている。
例えば1ドル=100円だと、100万円のロレックスを購入するのに10,000ドル必要だが、1ドル=200円の円安になると100万円のロレックスを購入するのに5,000ドルしか用意しなくて済む。
本記事の執筆時点では1ドル=150円前後となっているが、2022年1月は1ドル=110円近辺だった。
円安により外国人にとって日本のロレックスは安い値段に映るため、こぞって正規店に押し寄せているわけだ。

 

ただ、これは新型コロナが流行りだす前の状態に戻っただけだという見方もある。
いずれにしても、ライバルの母集団が日本人のみでなく世界中の人々となっており、購入は容易ではないだろう。
少し期待しているのは、並行店の価格が上がってくるのではないかな、ということだ。
円安の効果で、並行店のロレックスも外国人観光客には安く映るため、こちらも買い上がっていくのではないかと予想している。
並行店価格が上がれば僕の保有するデイトナとスカイドゥエラーも価値が上がるので嬉しい一方、並行店価格が上がると正規店価格との差が更に開くことになり、転売ヤーがますます増える懸念もあり、痛し痒しだ。

 

 

 28日目

 

156店舗目 日本橋三越店
157店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
158店舗目 大丸東京店
159店舗目 並木通りレキシア店
160店舗目 GINZA SIXレキシア店
161店舗目 銀座三越店

 

現行のロレックスには、レザーベルトのモデルは無い。
ステンレスか金無垢、あるいはオイスターフレックスのみの展開だ。
だが、過去にレザーベルトのモデルが無かったかというとそうでもない。
実はデイトナで過去にレザーベルトモデルが登場したことがある。
それが通称デイトナビーチと呼ばれる代物だ。

 

 

 

 

ポップなカラーリングで、現行デイトナ116500LNとは一味も二味も異なる。
どちらかというと現行オイスターパーペチュアルに近いと言っても良い。
それよりも遥かに色味が強く、好みの分かれるところだろう。

 

さて、このデイトナビーチだが、2000年に期間限定で登場したモデルが。
個体数は非常に少ないと思われ、並行店でも僕は目にしたことが無い。
ではなぜ2000年なのかというと、そもそも2000年は、デイトナが16520から116520にバージョンアップした年である。
116520は、ロレックス初の完全自社製造のクロノグラフムーブメントCal4130を搭載したデイトナだ。
それまで、ムーブメントも自社製造するロレックスにおいて、クロノグラフだけは他社製ムーブメントに頼っていた。
つまり、念願の“自社製クロノグラフムーブメント”が完成し、発表した年が2000年だったのである。
1000年単位のミレニアムな年だったということもあり、アニバーサリー的に発表したと言って差し支えあるまい。

 

デイトナは来年で60周年を迎える。
モデルチェンジの噂もチラホラあがっており、116500LNも廃盤になる可能性は否定できない。
ロレックスはディスコンになると正規店での購入が不可能になることから、並行価格がつり上がる傾向にある。
現行デイトナを目指している方は急いだほうがいいかもしれない。
既に黒文字盤を保有している僕は、来年のモデルチェンジまたは周年モデル登場を心待ちにしながら、高見の見物とさせてもらおう。

 

次回に続きます。

 

 

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