【ロレックスマラソン】金無垢編⑧【事前予約制となって初めての新宿高島屋に入店!注意事項も】

  • 2022年11月12日
  • 2023年11月8日
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デイトナマラソンとスカイマラソンを完走し終えた僕『10月は全然ロレックス巡りできなかったので、10月後半から11月にかけてハイペースでマラソンしています。久方ぶりに新宿に足を運び、事前予約制になってから初めて高島屋に訪れることができました。平日の開店1時間前に並びに行ったのに既に行列ができていて、少し引きました…』

 

金無垢はどこだーーー!!!

 

ロレックスマラソンとは?

 

正規店購入は年々難しくなっています。

 

 ロレックスマラソンとは

 

ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。

 

僕は幸運にも、デイトナとスカイドゥエラーという、2つの超人気ステンレスモデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)については、こちらの記事をご覧ください。

 

 

銀行員パパブログ

  現役銀行員の僕『早期リタイア=FIREを目指して蓄財中ですが、ロレックスのデイトナが欲しくなったので、マラソンするこ…

 

 

銀行員パパブログ

  デイトナマラソンを完走し終えた僕『遂に念願のデイトナをゲットしました!次はオイスターパーペチュアルいっちゃいますよ!…

 

 

また、これら2つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。

 

 

銀行員パパブログ

  ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません!購入のコツとか気…

 

 

 僕のマラソンコース

 

僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。

 

 

 

 

・日本橋三越店
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店

 

 

また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。

 

 

ロレックスマラソン金無垢編⑧

 

マラソン29日目~32日目。

 

 29日目

 

162店舗目 日本橋三越店
163店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
164店舗目 大丸東京店
165店舗目 並木通りレキシア店
166店舗目 GINZA SIXレキシア店
167店舗目 銀座三越店

 

ロレックスは謎の多い会社だ。
基本的に社内情報が公開されることもないので、実情を伺い知ることはなかなかできない。
これはロレックスの店員さんも同じで、彼らの情報量は客である我々とそんなに大差ない。

 

以前、雲上ブランドのパテックフィリップとティファニーのコラボモデルが世界100本限定で発売されるというニュースを日記にした。
時計ブランドが他社とコラボするのは珍しい話ではなく、例えばオメガとスウォッチのコラボやオメガとスヌーピーのコラボ、タグホイヤーとマリオのコラボなど、枚挙に暇がない。
ロレックスも頻繁に他社とのコラボモデルが噂されては消えを繰り返している。
最近ニュースになったのは、アパレル大手のシュプリームとのコラボだ。

 

 

God Meets Fashion

Supreme(シュプリーム)とスイスの高級時計ブランド ROLEX(ロレックス)のコラボアイテムが、2022秋冬シーズ…

 

 

すごーくあり得そうな内容だし、コラボモデルと評される時計のピクチャまで公開されているのだが、ロレックスの店員さんに聞いたらこれはガセだそうだ。
少なくとも、ロレックス本社から公式にこのような情報は回ってきていないとのこと。
謎の多い企業で、しかも世界的にも爆発的な人気を誇るからこそ、このようなガセネタ(多分)も出回りやすいのだろう。
Twitterでもロレックスに関する多くの情報を得ることができるが、コラと思われる偽情報も少なくない。
情報社会の今だからこそ、真偽については各人が注意深くなるべきだろう。

 

 

 30日目

 

168店舗目 日本橋三越店
169店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
170店舗目 大丸東京店
171店舗目 並木通りレキシア店
172店舗目 GINZA SIXレキシア店
173店舗目 銀座三越店

 

シュプリームとのコラボはガセ、と言ったが、ロレックスにはシークレットモデルと呼ばれる、カタログにも載っていない時計が存在する。
これは間違いの無い真実で、並行店に行くと極稀にお目にかかることがある。
有名なのはレインボーデイトナで、超有名なYouTuber、ヒカキンさんが購入したことでも知られている。
ジャックロードで値段を調べてみると、なんと驚異の6,000万円超え!
これ一本で都内に家が建つ。

 

 

ロレックス(ROLEX)コスモグラフ デイトナ レインボー[116595RBOW] |ジャックロードは、高級ブランド時計…

 

 

レインボーデイトナ以外にもシークレットモデルは存在するようで、最近Twitterで目にしたのはサファイアベゼルのヨットマスターだ。

 

 

 

 

ヨットマスターはキャンディ以外にもピンク・パープル・ライトブルー・ダークブルーのカラーサファイアモデルもあるようで、存在するのはほぼ間違いないだろう。

 

 

 

 

しかし、レインボーデイトナといいサファイアヨットマスターといい、正にこれを目掛けて正規店を巡っている強者は世の中に存在するのか。
気になってロレックスの店員さんに聞いてみたのだが、流石にシークレットモデルを探し求めている客はほぼいないのだそうだ。
そもそも入荷が年に1本などというレベルではなく、デリバリー実績のない店舗の方が多いくらいのモデルである。
レインボーデイトナ1本狙いの正規店巡りなど、サハラ砂漠で水道を見つけるよりも難しい。

 

でも、正規店で購入している人が少数存在するのも事実。
でなければ並行店にものが出回るわけもない。
だとすると正規店でどのような人にシークレットモデルが案内されるのか、気になるところだ。
ロレックスの店員さんも、僕が聞いた限りだと、実物を見たことすらないのでわからないが、と言う前提付きで、『ものがあれば、お客様のご希望のモデルに近ければご案内させていただくことはあると思います』とのことだった。
恐らく正規店でも1,000万円は下らない代物だと思うので、決済可能と思われる客にしか案内することはないと思われる。
僕は流石に1,000万円を即金で用意はできないので、案内されても泣く泣く辞退せざるを得ないし、そもそも案内されることもないと思うが、超幸運にも案内された方は、可能な限り購入することをお勧めする。

 

 

 31日目

 

174店舗目 日本橋三越店
175店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
176店舗目 大丸東京店
177店舗目 並木通りレキシア店
178店舗目 GINZA SIXレキシア店
179店舗目 銀座三越店

 

2022年11月に、いきなり新モデルが発表された。
例年3月に新作が発表されるのみなので、このタイミングでの新作発表はサプライズだった。
ネーミングがダサすぎて、最初はガセかと思ったのだが、公式サイトにも掲載されているので確実に存在するモデルである。
その名も、『ディープシーチャレンジ』。超ダサい。
レファレンスナンバーは126067だ。

 

 

 

 

見た目も、旧来のディープシーより更に無骨になり、屈強な感じがする。
なんと直径50mm、厚さも旧来のディープシーよりも2倍近くある。
水深11,000mまでの防水性能を備えているとのことだが、一体世の中のどの層に向けたものなのか、皆目検討もつかない。
ロレックスとしては初のチタン製で、厚みは相当ある分重いのか、チタンだから軽いのか、気になるところだ。
僕が数件ロレックスを回った限りでは、執筆時点でデリバリーは確認できていない。
公式サイトでは以下のように説明されている。

 

 

約70年前から、ロレックスは強固なツールウォッチの開発を通じて、探検家たちに同行してきた。サブマリーナー(1953年発表)、シードゥエラー(1967年)、ロレックス ディープシー(2008年)といったモデルは、時計製造における象徴的存在かつダイビングの世界での基準となった。
このようにして培われた技術が結実したオイスター パーペチュアル ディープシー チャレンジは、深海への旅における新たなマイルストーンとなった。オイスター パーペチュアル コレクションのこの新モデルは、ジェームズ・キャメロンが2012年3月26日にマリアナ海溝に潜航し、水深10,908 m(35,787フィート)に到達した際に同行していた試作モデル、ロレックス ディープシー チャレンジからインスピレーションを受けている。確かな性能と最適な着用感を提供するために、ディープシー チャレンジはグレード5のチタン合金であるRLXチタンで製造されている。ヘリウム排出バルブとリングロック システムを搭載し、オープンウォーターダイビングからサブマーシブルダイビング、高圧室など、水深11,000 m(36,090フィート)の超深海まで、どのような環境においてもダイバーに同行することができる。どのような状況でも、オイスター パーペチュアル ディープシー チャレンジは、水圧を味方に変える。

 

 

このモデル、突如として登場してきたので、巷では短期間限定での登場になるのではないかとも噂されている。
これが発表されてから、『ダイビングするのでこれが欲しいです!』という明らかにウソだろという客もチラホラ見えているそうだ。
ちなみに、僕はディープシーもディープシーチャレンジも、パスだ。

 

 

 32日目

 

180店舗目 新宿伊勢丹店
181店舗目 新宿高島屋店

 

冒頭でも述べた通り、この日は久々に新宿に足を運んだ。
月曜の平日に有給を取り、事前予約制となった高島屋に一度訪れてみたかったのだ。
事前予約はWEBで出来るのだが、BOTを使った転売ヤーに予約枠は全滅させられているので予約は取れなかった。
しかし、当日朝いちに並ぶと整理券が配られ、その日の指定された時間に行けば店内に案内されることがあると聞いていたので、早い時間に家を出て店の前で待つことにした。

 

高島屋およびロレックスの開店時間は10時半。
9時半くらいに着けばロレックスの開店1時間前だから、流石にそんな待たないだろうとタカを括っていたのだが、既に10数人の行列ができていた。

 

 

https://twitter.com/hanzawa7260/status/1589417954307092480?s=20&t=ghhnALjUgJVjfdSDklpE6g

 

 

一体この人たちは普段何をしてるんだろうと不思議に思ったが、ここまで来て諦めて帰る訳にはいかない。
僕も行列の最後に並び、高島屋開店を待った。

 

新宿高島屋のロレックスは、もともと5階だか6階の小さな一角を陣取っていた。
しかし、コロナ禍の途中に事前予約制になってから1階に移転したようだ。
高島屋の開店と同時に5階まで猛ダッシュすると思い込んでいた僕は、高島屋の入り口の真前にロレックスがあるのを目の当たりにしてホッと一息ついた。
10時になると外から高島屋店内のロレックスの真横に行列が移動する。
この日、僕よりも前に並んでいた人は全員ロレックスに並んでいたから、高島屋開店前に行列にいる人々はほぼ全てロレックス目当てだと思った方が良いだろう。

 

ロレックスの真横に列を移動すると、店長らしき人からアナウンスが始まった。
マスク越しなので聴き取りづらかったが、整理券の15番で当日の夕方くらい、20番くらいだと当日案内できない可能性もある旨と、そもそも品薄なのでものが無い可能性も高い、という内容だった。
僕よりも前の人は、一人だけこのアナウンスを聞いて脱落したが、それ以外の人は残った。
僕よりも後ろにはあと5人並んでいたが、やはりこの人たちも脱落はしなかった。

 

10時半になるとロレックスが開店し、整理券の配布が始まった。
僕は17番目の案内となったのだが、店長らしき人に聞くと、普段はもっと混雑しているらしい。
休日は8時とかに行かないと当日案内されないこともありうるのでは無いだろうか?
恐ろしいシステムである。
きっと順番待ち代行などもあるのだろう、歯がゆい気持ちになる。

 

整理券にはQRコードが表示されており、リアルタイムで後何組後になるかを知ることができる。
WEBでの事前予約の人もいるので、ざっくり1組進むのに20分~30分くらいかかる感じだった。
17番目=6時間~7時間待ちと言うことで、10時半開店だから入店できるのは16時~17時前後。
一度帰るほど家が近くもないので、まずは腹ごしらえで近場のラーメン百名店、五ノ神製作所に足を運んだ。
新宿はラーメン激戦区で、百名店や食べログ高評価の店がいくつもある。
ちなみに、五ノ神製作所も開店前から行列ができていた。
日本人は並ぶのが大好きなマゾ人種なのだなと思った。

 

 

食べログ

★★★☆☆3.77 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999…

 

 

腹ごしらえが済んだら、新宿伊勢丹のロレックスに足を運んだ。
こちらは事前予約制でも整理券制でもなく、いつでも自由に入ることができる。
平日の朝ということもあり、店内に客は一人もいなかった。
銀座や日本橋に比べるとショーケースの見本品の数が少ない印象だった。
金無垢かGMTはありますか?と聞くと、バックヤードに確認に行ってくれたが、当然『生憎在庫を切らしております』と一蹴された。
高島屋もやっとの想いで入店しても、同じワードで一蹴されるのではないかと思うと憂鬱な気分になった。

 

高島屋は順番が来てから20分以内に入店しないとキャンセル扱いになってしまうので、高島屋横のスターバックスで時間を潰すことにした。
というか、まさに今この記事を書いている。
この日の日記が長いのは、待ち時間の長さに比例していると思っていただいて結構だ。
あまりにも退屈なので、つまらない文章をつらつらと書き連ねている。

 

結局、入店案内の通知がきたのは17時だった。
待ち時間は9時半から合計で7時間半だ。
ディズニーランドのアトラクションでもここまで待ったことは無い。
人生で一番待ちぼうけを喰らった。

 

入店すると店員さんが出迎えてくれた。
見たことのある顔だなと思ったら、日本橋高島屋から応援で一時的に駆けつけている方だった。
『よろしければご案内致します』と、日本橋・銀座の各店舗と同じように声をかけられた。
僕もいつもと同じように『金無垢メンズサイズかGMTを探しているのですが』と聞くと、『生憎在庫を切らしております』と瞬殺された。
しかし、7時間半も待ったということが店員さんもわかっているので、『お話だけでも』と椅子に案内された。
今持ってるモデルや普段回っている店舗、現在の人気モデル等、たわいもない話を10分ほどしたのだが、結局在庫確認に行っていただくことも無く、僕よりも後ろで待機している方のことも考え、そそくさと退店した。

 

まさに労多くして功少なし、とはこのことだ。
僕は二度と新宿高島屋に行くことは無いだろう。

 

次回に続きます。

 

 

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