【ロレックスマラソン】2023年3月からオーバーホール代金が値上げ…今年の新作は?!

  • 2023年3月13日
  • 2023年11月8日
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デイトナマラソンとスカイマラソンと金無垢マラソンを完走し終えた僕『とりあえず欲しいものは一通り正規店で購入できたので、最近はロレックスには通ってません。ただ、銀座・日本橋界隈に散歩や買い物がてら、馴染みの店員さんに顔を見せにたまに寄ったりもしています。』

 

次にほしいモデルは、3月の新作発表後に考えます。

 

ロレックスマラソンとは?

 

正規店購入は年々難しくなっています。

 

 ロレックスマラソンとは

 

ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。

 

僕は幸運にも、デイトナSS、スカイドゥエラーSS、デイトナオイフレという、3つの超人気ステンレスモデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソン、スカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)、金無垢マラソンについては、こちらの記事をご覧ください。

 

 

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また、これら3つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。

 

 

銀行員パパブログ

  ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません!購入のコツとか気…

 

 

 僕のマラソンコース

 

僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。

 

 

 

 

・日本橋三越店
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店

 

 

また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。

 

 

ロレックスマラソン【寄り道】

 

寄り道編。

 

 オーバーホール代金が値上げ

 

2月の末に正規店を訪れた際に聞いたのだが、2023年3月からオーバーホール代金が値上げされるそうだ。
これまで、ステンレスモデルのオーバーホール代金は約7万円~8万円だったところ、3月からは一気に10万円の大台に乗るとのこと。
ちなみに、オーバーホールに際して摩耗や劣化による部品の交換が発生する場合には、当該部品の交換代金はプラスでアドオンされる。
上記の10万円という価格は、仮に部品の交換が何も発生しなかった場合の話だ。

 

僕も昔(高島屋ウォッチメゾンが開店した頃だから、2015年くらいと記憶している)、その時持っていた中古のデイトジャストをオーバーホールに出したことがある。
その当時は、いくつかの部品交換も含めて、約6万円くらいだったと思う。
随分値上がりしたなぁと感じるし、僕の手元にある3本のロレックスも10年後に次々とオーバーホールに出すことを考えると、車のメンテナンス代並みに負担が重くのしかかってくるなぁと気が滅入る。

 

ちなみに、最近、小雨の降る中で電動自転車を運転していたのだが、タイヤがスリップして派手に転倒してしまった。
右半身を強く打撲し、2週間ほど右肩が上に上がらないほどだった。
そのスリップの際に、左手にデイトナSSを装着していたのだが、地面に激突した際に時計も少し打ち付けてしまったようで、ブレスレットに少々傷が出来てしまった。
オーバーホールでは『研磨』をするかしないかが選択できるそうで、研磨すると多少の傷は磨かれてキレイになる一方、あくまでも表面の金属を削ることになってしまうので、生涯で出来る研磨の数は2~3回程度だそうだ。
転倒時に着けていたのがSSだったこと、左手ではなく右半身が負傷の中心だったことは不幸中の幸いだった。
ついでなので聞いたみたのだが、ステンレスのブレスレットの交換代金は約25万円だそうだ。

 

 

 保有数が3本になって悩ましいこと

 

非常にありがたいことに、デイトナSS黒文字盤、スカイドゥエラーSS青文字盤、デイトナ金無垢オイフレの3本を正規店で購入することが出来た。
マラソン期間は計約1年半~2年ほどで、訪れた店舗数は累計で1,000くらいいくだろうか。
このブログやYouTube、Twitterでもお祝いのコメントをたくさん頂き、ありがたい限りである。

 

さて、最近のロレックスは自動巻きのパワーリザーブが72時間のものが多いので、2本所有の時は毎日交互に装着することで、手巻きしなくても両方の時計が正確な時間を刻み続けることが出来た。
ところが、3本所有になるとどうしても1本は2日=48時間以上の待機時間を要することになるので、72時間パワーリザーブに耐えられず止まってしまうことがままあるようになってしまった。
なので、多少面倒ではあるが、時計を装着するたびに時間があっているかどうかを確認し、あっていなければ時間を合わせたうえでリューズを20回~30回、手で巻いてから家を出ることが多くなってきた。

 

そんな中で起こったことなのだが、スカイドゥエラーの日付変更でおかしなことになってしまった。
セカンドタイムゾーンの24時を経過してもデイト表示が切り替わらず、なぜか12時を経過するとデイト表示が切り替わるようになってしまったのだ。
『ひょっとして故障か?』と不安を抱きつつ、購入させて頂いた店舗に話を聞きに行くと、僕の操作ミスが原因であることが分かった。

 

スカイドゥエラーはベゼルが3段階に回転可能になっており、それぞれ次の役割を持っている。

 

 

一番右:特に用途無し?
1回転左:日付変更
2回転左:短針変更
一番左:長針変更

 

 

一番左の長針変更で『何時・何分』まで合わせようとしがちなのだが、あくまでも一番左ベゼルで調整可能なのは長針、つまり『分』だけであり、時計内部の午前・午後の『何時』は2回転左の『短針変更』で調整しなければならない。
お手持ちのスカイドゥエラーで同じような悩みをお抱えの方は、一度『短針変更』を何度か繰り返し、日付表示の切り替わるタイミングを見て現在この時計の内部は『午後』と『午前』のどちらになっているのかを把握されるとよいだろう。
『長針変更』はあくまでも『分』の調整なので、最後に合わせるべきである。

 

 

 2023年の新作は?

 

2023年も早いもので、もう3月になってしまった。
3月と言えば、スイス・ジュネーブで開催されるWatches & Wondersでの新作発表だ。
昨年、2022年のロレックスの目玉は、GMTマスターⅡレフティーモデルとエアキングだった。
特にエアキングは、その年のカタログとロレックスマガジンの表紙を飾っていたこともあり、ロレックス的には2022年の『一押し』という位置づけだったと思う。

 

2023年は、デイトナ60周年やサブマリーナ70周年といったアニバーサリーにあたる年なので、これらのモデルのディスコン・新作発表に注目が集まっている。
実際、デイトナ50周年の時は、デイトナビーチが期間限定で登場し、注目を集めた。
今回も、ロレックスのコーポレートカラーである緑文字盤のデイトナや、アイスブルーサブマリーナ等が事前予想として界隈を賑わせている。

 

僕ごとき俄かが予想するなど失礼極まりないのだが、いち時計ファンとして勝手ながら未来を占ってみようと思う。

 

 

①デイトナディスコンは無い
②デイトナ周年モデルは無い
③サブマリーナ周年モデルは無い
④ミルガウスはディスコン→新作発表
⑤デイデイトSSモデル発表

 

 

まず①についてだが、現行デイトナSS、Ref.116500LNは2016年に登場したモデルであり、まだ7年しか経過していない。
60周年という節目でモデルチェンジ、という噂もチラホラ聞くが、現行モデルの完成度は非常に高く、積んでいるキャリバーも特に古いものではない。
特に昨今、デイトナの、それもSSの人気は留まることを知らず、ここでディスコンにしてしまうと買えない人間を大量に生んでしまうので、無いような気がしている。

 

次に②と③だが、60周年や70周年というのは少しキリが悪く、記念モデルの登場は無いのではないかと思う。
そもそもデイトナもサブマリーナもSSモデルがめちゃくちゃ人気があるので、ここに周年アニバーサリーモデルなど投入しようものなら、問い合わせが殺到してとても入手できたものではない。
2022年の新作も事前予想を覆すGMTマスターⅡレフティーと、いまいち人気の無いエアキングを一押しに据えるという、皆の予想の斜め上を行く展開に打って出ていた。
なんとなくロレックスという会社は、『もともと人気のある商品を更に昇華させる』というよりも、『いかに不人気のモデルを認知させるか』に重きを置いているように思えてならない。
そういう意味からも、超ど定番のデイトナやサブマリーナのアニバーサリーモデル投入は無いのではないかなと思う。

 

④は、さすがに今年はディスコンだと思う。
積んでいるキャリバーが4ケタとひと世代前のものだし、耐磁性という意味でもオメガやチューダーの新作に劣る性能になっているので、ロレックスとしても遅れを取るわけにはいかないだろう。
実際、2022年後半に突如登場したディープシーチャレンジに見て取れるように、不必要な超性能を追求する『マニア向け』な新作にも余念のないブランドだ。
もはや1,000ガウスの耐磁性など時代遅れだという認識はロレックスにもあるはずで、いっそ10,000ガウス(フランス語でdix mille)耐久の『ディ・ミルガウス』などの名称で生まれ変わってほしい。

 

最後に⑤だが、2022年もデイトジャストの新作が多く発表され、今年も同じように文字盤の種類追加はあるように思う。
一番手をかけずに新作として発表しやすいからだ。
一方で、素材×モデルを並べたときにホワイトスペースになっているものが(たぶん)2つある。
一つはデイトジャストのフル無垢、もう一つはデイデイトのSSだ。
デイトジャストはもともとどちらかというと庶民向け・万人向けのモデルなので、ここであえてフル無垢を出してもニーズが少ないと思われるが、デイデイトのSSはもしも発表されたら結構人気が出そうな気がしなくもない。
少なくとも僕は欲しい。
『プレジデントモデル』という冠がついているだけあって、エントリー向けのモデルではない位置づけなのは十分承知しているが、SSだと作れないロジックは無いので、もしも登場したらサプライズになると思う。

 

と、好き勝手並べてはみたものの、当たるも八卦、当たらぬも八卦である。
GMTマスターⅡレフティーみたいなものは予想したくてもできないし、スカイドゥエラー以来となる完全新作が出ないとも限らない。
いずれにしても3月末のWatches & Wondersは楽しみだ。
例年、新作発表の前日にはロレックスの公式ホームページにティザームービー(チラ見せ)が流れるので、そちらも注目だ。

 

 

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