【ロレックスマラソン】金無垢編①【いよいよ憧れのゴールドを目指す！】

 

デイトナマラソンとスカイマラソンを完走し終えた僕『デイトナとスカイドゥエラーを購入して十分満足しているのですが、最新のカタログを見ていたら物欲が止まらなくなってきました。かといって、ステンレスをこれ以上買ってもつけない気がするしなぁ…ということで、禁断のロレックスマラソン金無垢編に突入いたします！』

ロレックスマラソンとは？

正規店購入は年々難しくなっています。

✔　ロレックスマラソンとは

ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格＝定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。

僕は幸運にも、デイトナとスカイドゥエラーという、2つの超人気ステンレスモデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン（オイパぺマラソンと銘打って行いました）については、こちらの記事をご覧ください。

銀行員パパブログ

【ロレックス】デイトナマラソン日記①

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【ロレックス】オイパペマラソン日記①

  デイトナマラソンを完走し終えた僕『遂に念願のデイトナをゲットしました！次はオイスターパーペチュアルいっちゃいますよ！…

また、これら2つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。

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ロレックスマラソンのコツとは？【正規店でデイトナSSを購入した経験者が語る】

  ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません！購入のコツとか気…

✔　僕のマラソンコース

僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。

また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。

高級ブランド時計販売（通販）セラーアンティグランデ東京中野

時計販売「セラー・アンティグランデ」。　ロレックス、オメガ、IWC、パテックフィリップ、セイコーなど、有名ブランド腕時計…

ロレックスマラソン金無垢編①

マラソン1日目～4日目。

✔　1日目

心機一転、1店舗目からのリスタートとなる。
今回の金無垢編は、月に2～3回程度、あるいは週1回程度のマラソンにするつもりだ。
気長に気楽に、過酷なマラソンにはしないつもりである。

今回狙うのは、表題の通り金無垢だ。
今まで購入したデイトナとスカイドゥエラーはステンレスタイプ。
ステンレスは金無垢とは異なり、傷に強く普段使いに適しているし、相対的に安い。
金無垢はステンレス対比で傷に弱く、相対的にお高い。

金無垢と言っても幅は広い。
今回購入を希望しているのは主に以下の5モデルだ。
ざっくり言うと、カフェオレとメテオライトの2種になる。

ただ、デイデイトの金無垢等をもし紹介されれば、購入してしまうかもしれない。
クレジットカードの限度枠300万円、銀行から引き出せる1日の限度額200万円の合計500万円程度を一つの予算目安としている。
いずれにせよ、大型店舗でも半年に1本～2本程度しか入荷されないモデルなので、今回のマラソンは長期戦を覚悟しなければならない。

✔　2日目

今回のマラソンは、月に数回程度の頻度で、と考えている。
なので（なのでというわけでもないが）、日本橋・銀座の6店舗を全部回れる日だけにするつもりだし、順番もブログ掲載上入れ替えが面倒だから一律同じで回るつもりだ。
このブログの更新頻度も、以前に比べてだいぶ落ちてしまうと思うが、ご了承いただきたい（たぶん、月1くらいになると思う）。

さて、2022年5月時点におけるロレックスマラソンの現状だが、より酷さが増しているらしい。
『酷さ』というのは、ランナーが増えたということではない。
『変な人が増えた』という意味だ。

どういうことかというと、1日に7～8回も来店する客が増えているそうだ。
普通の社会人だと普通に考えて到底不可能な芸当なのだが、ロレックスの店員さん曰く『それを仕事にしているのでは』ないかということらしい。
要するにロレックスマラソン代行業をアルバイト感覚で行っているのだろう。
銀座・日本橋を6店舗回ると大体1時間強かかるので、朝から晩まで繰り返しマラソンしているということと想像される。

さすがにこれが相手では勝てる気がしない。
ロレックスの店員さんも、『そうは言っても純粋に欲しいだけなのかもしれないので、在庫があればご案内せざるを得ないのですが…』と苦虫を嚙み潰していた。
一方で、『本当に代行業なのだとしたら、そうしたお客様には販売しない等の対策を考えなければならないのですがね…』とも仰っていた。
ロレックス側としては、転売ヤーに売ろうが誰に売ろうが実入りは同じではあるものの、転売ヤーがのさばり続けると自分の営業にも支障が出る可能性は否定できない。
心の声がうっすら聞こえる装置でもできればよいのだが、どらえもんの世界の話か…。

✔　3日目

今回のマラソンでは、GMTマスターⅡカフェオレと、メテオライト文字盤を狙っているのは冒頭で述べた通りだ。
これらは入荷頻度が少ないのはロレックスの店員さんに確認済み。
デイトナのステンレスは月に1～2本程度、定期的に入荷するのに対し、金無垢のこれらモデルは頻度が少ない。
デイトナのアイスブループラチナなどになると年に1回入荷すればよいほうらしいが、僕は予算外なのでパスする。

世間的に人気なのはデイトナのステンレスモデルで、お客さんからの問い合わせもやはりデイトナがダントツのトップだ。
ただ、だからと言って金無垢モデルはデイトナステンレスに比べて買いやすいかというとそんなことは無い。
入荷頻度が低いというのも理由の一つだが、なんといっても『購入制限モデルではないこと』が大きく影響している。

購入制限モデルでなければ、だれでもあればいつでも購入することができる。
従って、『とりあえず珍しいやつない？』みたいなうっとおしい客がいた場合、金無垢を提供してしまうことになる。
世の中、カネはあるところにはあるようで、500万円など即決即金払いできる人は限られそうなものだが、そんなことはないようだ。
まぁ定価よりも高く売れることが確定しているモノだから、目の前にカネが転がってると思えば安いものなのかもしれない。

僕は、このブログでも何度か述べている通り、時計は着けてなんぼだと思っている。
並行店にいって『新品』とか『未使用』とかいって並べられているのを見ると吐き気がする。
『この時計はなんのために生まれたのかな』なんて思ってしまう。
願わくば時計に愛着をもって末永く使ってもらえる人に、一つでも多くの品が届けられることを祈りたい。

✔　4日目

僕がスカイドゥエラーを購入したのは2022年3月。
それからしばらくはマラソンもせずにおとなしくしていた。
3月末にはWatches ＆ Wondersで新作の発表が行われ、期待していたミルガウスのディスコンもなく、新作も目玉はGMTマスターⅡのレフティーにエアキングと、個人的にはいまいちパッとしない顔ぶれだった。
とはいえ、最新のカタログはなるべく早くみたいなと思って、月に1回くらい正規店に顔を出して様子を窺っていた。

カタログができたのは2022年5月末くらいだろう。
Twitterでもチラホラとカタログのピクチャがアップされているのを拝見した。
『そろそろだな』と思って正規店に再度足を運び、カタログをゲット。
パラパラとめくっていると、自然と物欲が刺激された。
ファッション雑誌などと同じだと思うのだが、やはり画像を見せられると自然と自分も欲しくなるものだ。

さて、今年度のカタログだが、僕には嬉しいサプライズがあった。
P46～P47に、テニス界のスーパースター、ロジャー・フェデラーが掲載されていたのだ。
写真は恐らく2019年ウィンブルドンの時のものだと思われる。
説明文にはこう記されていた。

なんだか自分が褒められているようでちょっと嬉しい。
説明文には隙がない。
2022年1月の全豪オープンでラファエル・ナダルがグランドスラム21勝目を飾ったため、20勝のフェデラーは最多勝利数ではなくなってしまったから、『史上初の20勝をあげた』と婉曲的に表現している。
また、40代にしてなお現役を続行する姿勢を見せている様を、『未来の世代を鼓舞』と表しているのだろう。

ちなみに2019年のウィンブルドンは決勝でノバク・ジョコビッチに接戦の末、敗れた。
5セット目に2本のマッチポイントがあったが、それを活かすことはできなかった。
2本のマッチポイントを活かせなかったのは、全米オープンでも2度経験しており、苦い思い出が重なった可能性は否定できない。
2020年はコロナで開催が見送られ、2021年はケガのためフェデラーは出場を見送った。
2022年もリハビリからの回復が間に合いそうになく、2023年の出場を目指しているそうだ（そのときフェデラーは42歳…）。

ロレックスとウィンブルドンも関係が深い。
ロレックスがウィンブルドンのオフィシャルタイムキーパーになったのは、なんと1978年！
そのウィンブルドンで初のグランドスラム優勝を掲げ、また史上最多となる8度の優勝を誇り、更なる高みを目指すフェデラーは、ロレックスとパートナーシップを結ぶ運命にあったといっても過言ではない。

次回に続きます。

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