オイパペマラソンとは?
オイパペマラソン日記①にて詳細説明しております。
✔ オイパペマラソンとは
ロレックスとは、オイパペとは、オイパペマラソンとは、について、第1回の日記でご説明しておりますので、よろしければそちらをご覧ください。
要するに、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
元々、デイトナという超人気モデルを探してマラソンしていたのですが、そちらは既に完走しております。
友人からの依頼でオイパペも『ついでに』探していたのですが、当の友人が途中でリタイア。
よってオイパペマラソンそのものを終えてもよかったのですが、探しているうちに僕自身がオイスターパーペチュアルかスカイドゥエラーを追加で欲しくなってしまったので、自分自身のために走り続けることにしました。
ちなみに、デイトナマラソンについては、全6回の日記を公開しておりますので、よろしければご覧ください。
✔ 僕のマラソンコース
僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店
また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。
オイパペマラソン日記⑪
マラソン92日目〜100日目。
✔ 92日目〜93日目
401店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
402店舗目 大丸東京店
404店舗目 GINZA SIXレキシア店
405店舗目 並木通りレキシア店
406店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
407店舗目 日本橋三越店
遂にセカンダリーマーケットに手を出してしまった。
今年ディスコン筆頭格のミルガウス黒文字盤、Ref.116400GVである。
本当は青文字盤のほうがよかったのだが、プレ値の幅が黒文字盤の比ではなかったので、黒文字盤にした。
セカンダリーで購入するときに気を付けたのは以下の5点だ。
②実際に自分が着用しても良いと思えるものであること
③状態が良いものであること
④正規ギャランティが付属されていること
⑤正規ボックスが付属されていること
①で大概のモデルは排除される。
オイパぺやスカイは定価の2倍以上の値段がついているから対象外とした。
次点でほしかったのがミルガウスだが、黒文字盤ならば定価の150%未満でもちょこちょこ見かける。
色々と物色していると、③④⑤も満たしつつ、かつ価格が140万円程度の個体が見つかった。
年式はやや古めだが、オーバーホールをしているのだろう、傷やスレもほとんどなく、熟慮の末購入に至った。
セカンダリーで購入するのは実は初めてではない。
昔、2010年くらいにサブマリーナデイトを購入したことがある。
その2年後くらいに、サブマリーナデイトを下取りに出してデイトジャストを購入したこともある。
今思えば、当時はセカンダリーの価格のほうが定価よりも安く、正規店で購入するという考えにはそもそも至らなかった。
後悔するとすれば、サブマリーナデイトを今も大切に保存していれば、爆上げで利益ウハウハだったのになぁ、ということか。
2010年当時も今回も、セカンダリーで購入してみて思うことが1つある。
それは、正規店に通い詰めてやっとの思いで購入したデイトナに比べて、愛着が湧かないということだ。
今回、ミルガウスを購入してみて、確かにかっこいいモデルだなと思うのだが、いかんせん金で解決してしまった=苦労していない感があり、やっぱりデイトナを着用することがほとんどになってしまっている。
セカンダリー購入を否定するわけでは決してないのだが、ロレックスマラソンは困難であるが故に、達成したときの喜びもひとしおであり、言うなればスポーツしたあとに飲むビールは美味い、みたいなものだと思う。
累計400店舗に突入してゲンナリもしている反面、ロレックスマラソンは継続すべきだな、と改めて再確認させられた。
✔ 94日目〜96日目
409店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
410店舗目 銀座三越店
412店舗目 新宿京王百貨店
413店舗目 新宿伊勢丹店
415店舗目 GINZA SIXレキシア店
416店舗目 並木通りレキシア店
417店舗目 日本橋三越店
418店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
419店舗目 大丸東京店
時計業界の中で、ロレックスは中堅に位置すると思っている。
もちろん、中堅かどうかは個人の考え方や価値観に依存するので、客観的・絶対的に中堅だというつもりはない。
ただ、価格帯という意味においては、パテック・フィリップやオーデマ・ピゲ、バシュロン・コンスタンタンに比べれば安価だし、超高価格帯に位置するブランドではないと思う。
とはいえ、ロレックスはやはり庶民にとって高嶺の花だ。
路面店は銀座の一等地に陣取っているし、百貨店系も三越や伊勢丹などの一流ショップに名を連ねる。
昨今のロレックスマラソンブームが無ければ、なかなか一般人が頻繁に足を運ぶような場所ではないであろう。
それこそ、エルメスやアルマーニ、ベルルッティなどの高級ブティックに頻繁に通うかと言われれば、多くの人の答えはNOだと思う。
そんな、中堅だけど高級な時計、ロレックス。
いつかは手に入れたい、いつかは着用したい時計。
超富裕層を除く99%の庶民にとって、ロレックスは憧れの存在だ。
しかし、ロレックスの店員さんに話を聞くと、1%の超富裕層は驚くべき買い方をしている。
例えば、先日はこんな話を聞いた。
『あそこにあった花柄コンビのデイトジャスト(約150万円)は売れたんですか?』
『あ、あれは先日、お客様がご友人へのプレゼントだと言って買われていきましたね。』
絶句である。
僕もそんな超富裕層にぜひともロレックスをプレゼントしてもらいたいものだ。
✔ 97日目〜98日目
421店舗目 GINZA SIXレキシア店
422店舗目 並木通りレキシア店
423店舗目 銀座三越店
424店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
425店舗目 日本橋三越店
427店舗目 大丸東京店
428店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
429店舗目 並木通りレキシア店
430店舗目 GINZA SIXレキシア店
431店舗目 銀座三越店
しかし本当に無い。
店頭に並ぶモデルはレディースの金無垢くらいしか無い。
『閑古鳥が鳴いている』どころではなく、カラスの鳴き声すら聞こえない状態だ。
たまに、以下のデイトジャストはショーケースに陳列されているのを目にする。
パーム文字盤×ステンレス金無垢コンビ×ダイヤベゼル
10Pダイヤ文字盤×ステンレス金無垢コンビ×スムースベゼル
シンプル文字盤×ステンレス×ダイヤベゼル
でも、いずれも1~2日経つと売れてしまう。
正直言って個人的には『ちょっとセンス悪いな・・・』と思うモデルなのだが、さーっと片っ端から売れていく。
チェリーニですらダイヤベゼルくらいしか残っていない。
GINZA SIXレキシア店は特に酷く(酷くというと語弊があるが)、何にも置いてない。
展示されている時計の数よりも客数のほうが多いくらいだ。
本当は別に買いたいモデルがあるのだけれど、無いから仕方なくあるものを買っているのだろうと想像する。
それにしたって決して安い買い物ではない。
ダイヤベゼルのメンズサイズなど、ビジネスシーンで本当に使うのか疑問だし、よく購入する客がいるなと感心する。
将来の値上がりを期待した転売ヤーが購入していないことを祈るのみだ。
✔ 99日目〜100日目
433店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン
434店舗目 並木通りレキシア店
435店舗目 GINZA SIXレキシア店
436店舗目 銀座三越店
438店舗目 日本橋三越店
439店舗目 大丸東京店
440店舗目 並木通りレキシア店
441店舗目 GINZA SIXレキシア店
442店舗目 銀座三越店
いよいよ累計100日に到達した。
最近は週3程度のマラソン頻度で、期間で言うと約半年を超えたくらいだ。
ここまでくると『本当に実際こんな行ってんのかよ?』と疑問に思う方もいるかもしれないが、実際に行っている。
おかげ様でドラクエウォークのおでかけランクは110まで上がってしまった。
未だにスカイドゥエラーもオイスターパーペチュアル36mm・41mmのいずれにもお目にかかれたことはない。
デイトナマラソンを開始した時も、ここまで苦戦するとは予想もしなかった。
あまりにも正規店で出会いが無いので、目の保養に銀座の並行店にたまーに足を運ぶことも増えた。
そこで目にするデイトナ、サブマリーナの数々。
値段の高さにもビックリするのだが、『新品未使用』などと札が貼られているのを目にすると悲しい気持ちになる。
『この子は一体何のために生み出されたのかな』と複雑な心境になる。
さて、並行店ではデイトナやサブマリーナが大量に展示されている。
GMTマスターⅡやディープシーもかなりの数を目にする。
デイトジャストやオイスターパーペチュアル、ミルガウスやエアキングは相対的に数が少ない印象だ。
とは言っても、正規店ではまずお目にかかれないモデルが大量に展示されている。
実機を見たい、試着してみたい方にとっては並行店は夢のような世界だろう。
しかし、並行店でも滅多にお目にかかれないモデルもある。
最たる例は、メテオライト文字盤だ。
GMTマスターⅡとデイトナに採用される文字盤で、文字通り隕石を加工した特別な仕様になっている。
生産数が限りなく少ないようで、正規店で購入することはまず不可能だし、そもそもこれまでに入荷が一度もない正規店も数多くあると耳にする。
並行店でも、少なくとも僕はメテオライト文字盤の実機は見たことがない。
従って、価格帯がどの程度なのかもわからない。
並行店のどこかで見かけることがあれば、ぜひとも試着してみたいものだ。
次回に続きます。