【ロレックスマラソン】金無垢編⑩【突如始まった認定中古制度!その仕組みとは?】

デイトナマラソンとスカイマラソンを完走し終えた僕『2022年12月、予想通り年明けから値上げのお知らせが飛び込んできました。前回の夏のように、一律7%上昇とかだとすると、元々の絶対額が高い金無垢は影響が半端じゃなくなってしまうので、何とか年内に購入したいと基本的に毎日マラソンを続けました。並行店価格が大暴落中なので正規店での購入はしやすくなっているはずなのですが、なかなか金無垢にはお目にかかれません。』

 

2023年もよろしくお願いしますm(__)m

 

ロレックスマラソンとは?

 

正規店購入は年々難しくなっています。

 

 ロレックスマラソンとは

 

ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。

 

僕は幸運にも、デイトナとスカイドゥエラーという、2つの超人気ステンレスモデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)については、こちらの記事をご覧ください。

 

銀行員パパブログ

現役銀行員の僕『早期リタイア=FIREを目指して蓄財中ですが、ロレックスのデイトナが欲しくなったので、マラソンすることに…

 

 

銀行員パパブログ

デイトナマラソンを完走し終えた僕『遂に念願のデイトナをゲットしました!次はオイスターパーペチュアルいっちゃいますよ!!』…

 

 

また、これら2つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。

 

銀行員パパブログ

ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません!購入のコツとか気を付…

 

 

 僕のマラソンコース

 

僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。

 

 

・日本橋三越店
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店

 

また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。

 

 

ロレックスマラソン金無垢編⑩

 

マラソン37日目~40日目。

 

 37日目

 

204店舗目 日本橋三越店
205店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
206店舗目 並木通りレキシア店
207店舗目 GINZA SIXレキシア店
208店舗目 銀座三越店

 

今のご時世、ネットでなんでも簡単に調べられる。
ロレックスの買取価格も調べればすぐに出てくる。
各店舗ごとの買取価格を比較して、どのお店に売ると高値がつくか、瞬時に判断がつくだろう。
2022年の後半は、確実にロレックス相場にとって逆風の半年となった。
一番の人気モデル、デイトナSS白文字盤も新古品で400万円くらいまで下がった場面もあり、ミルガウスやディープシー等の不人気モデルは買取価格が定価を割れる事態となった。
世の中にはロレックスマラソンを業として行う迷惑な集団もあるようで、そうした人たちにとってみれば貴重な『商材』が少なくなってきたと言えるのだろう。

 

こうした並行価格が下がってくると、いわゆる転売ヤーは参入してこなくなるので、本当に時計を購入したい層だけが正規店を訪れることになるはずだ。
従って、並行価格が下がればそれだけ正規店での購入難易度は下がってきて然るべきと言える。
しかし、それでも『ご案内したいモデルがございます』の一言はいまだに聞けていない。
結構幅広く希望モデルの間口を広げているつもりなのだが、そもそも金無垢自体が最近になって人気になってきているのだそうだ。
なぜかというと、冒頭でも述べた通り、時計業界は空前のバブルとなっており、年に数回必ずと言っていいほど定価が引き上がってきている。
一律何%の上昇、となると、元々の絶対額が高い金無垢モデルはその上昇額がえげつないことになる。
従って、『金無垢はお金に余裕ができた40代、50代になってから考えようかな』というこれまでの思考回路が、『将来買おうと思ったら滅茶苦茶値上がりしちゃうから今のうちに買っておこう』という思考に変わりつつあるのだ。

 

ロレックスの店員さんに聞くと、金無垢自体、昔はそれほど人気のあるモデルではなかったのだそうだ。
むしろ不人気モデルとも言え、店頭のショーケースにはいつも金無垢の姿を拝むことが出来た。
店員さんとしても、『いかにして不人気モデル=金無垢モデルを売るか』を常日頃からのミッションと感じていたのだそうで、系列によっては『金無垢モデルを販売するための研修』を受けさせられたこともあると伺った。
やはり金無垢と言うといわゆるイエローゴールドの成金的なイメージをもたれがちだし、価格が高いくせに傷に弱いという実用性に劣る性質から、嫌煙されてきた経緯がある。
どちらかというと金無垢の主なターゲット層は日本人ではなく、海外、特に金を縁起の良い色とする中国人向けに販売していた。

 

時代は変わるもので、金無垢の人気が出てきたのは本当にこの数年だ。
昔は確かにイエローゴールドが金無垢の筆頭格だったが、技術の進歩とともに、ホワイトゴールドやエバーローズゴールド、プラチナといった素材に加え、文字盤にもメテオライトやファルコンズアイといった天然石が用いられるモデルも登場してきている。
こうした素材は、それまでのいわゆる『金無垢』というイメージを覆す、男のロマンをくすぐる商品へと時計を進化させてきた。
2022年の新作発表では、プラチナ素材で初めてフルーテッドベゼルの開発に成功し、デイデイトに搭載されている。
僕もデイデイトアイスブルー40mmは希望モデルの一つとなっているが、やはりカタログを見ただけでもその美しさに心惹かれる。
やはりいち時計ファンとしては、一家に一本は金無垢を置いておきたい。

 

 38日目

 

209店舗目 日本橋三越店
210店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
211店舗目 並木通りレキシア店
212店舗目 GINZA SIXレキシア店
213店舗目 銀座三越店

 

2022年も終わるということで、読者の皆さんで大掃除に手をつけた方も多いことだろう。
僕は結構掃除好き、というかミニマリスト、というか潔癖症、というかで、年末に家の中の不要なものを一掃処分した。
娘のおもちゃや絵本、がらくたも数が増えすぎたので、使わないものは捨てなさいと言って整理させた。

 

年を取ると1年があっという間に終わる。
20歳にとっての1年は1/20だが、30歳にとっての1年は1/30だ。
相対的に若い人ほど1年が占める割合は大きくなり、だから年を重ねると時間が経つのが早く感じるのだろう。
2022年は3月に念願のスカイドゥエラーを購入することができたし、少なくともそれで充分満足のいく結果だったと言える。
スカイドゥエラーもデイトナも、ステンレスということもあってビシバシ使ってきた。
小傷なんてなんのその、時計は腕につけてなんぼだと思っているので、リセールバリューなんてのは二の次だ。
しかし、あまりにも酷使してきたので、汚れもたまってきたように感じる。
そこで、1年の終わりに愛用の二本をクリーニングに出してキレイさっぱり洗い流して年越しをしようと考えた。

 

日本橋と銀座界隈にはロレックスの正規店が6店舗ある。
このうち、サービスカウンターを併設しているのは、リニューアルした大丸東京店、日本橋高島屋ウォッチメゾン、並木通りレキシア店の3店舗のみだ。
この3店舗それぞれに問いあわせをしてみたら、実はクリーニングの対応一つとっても明確に違いがあった。
まず、大丸東京店は、正規店購入後5年間の保証期間内であれば、どの店舗で買ったものであってもその場でクリーニングを無料で行ってくれる(所要時間は約1時間)。
ただし、金無垢モデル等の一部商品については日本ロレックスでの対応になるそうで、数週間の入院が必要になるそうだ。
上記3店舗の中で最も汎用性が高いのは、この大丸東京店だと思う。
なお、サービスカウンターのみの利用であれば、事前予約は不要だ。

 

日本橋高島屋ウォッチメゾンは、正規店購入後5年間の保証期間内であれば無料でクリーニングを行ってはくれるのだが、ステンレスモデルも含めて全ての商品が日本ロレックスでの対応になるとのことだった。
従って、クリーニングしようと思ってもその場で1時間後に手元に戻ってくることは無く、数週間の入院が必要になる。
恐らく大丸東京店と異なり、サービスカウンター内に時計の洗浄システムを設置していないのだろう。

 

面倒なのは並木通りレキシア店で、『並木通りレキシア店で購入した商品であれば』、購入後5年間の保証期間内であればその場でかつ無料でクリーニングをしてくれる。
ただし、大丸東京店と同様、ステンレスモデル限定のサービスとなっている。
しかし、他店舗で購入した商品の場合は、その場でクリーニングをしてもらおうとすると3,300円かかってしまう。
日本ロレックスでの対応であれば、購入後5年間の保証期間内であれば無料となるが、やはり数週間の入院が必要となる。
並木通りレキシア店は、大丸東京店と同じくサービスカウンター内に洗浄システムを設置はしているものの、その恩恵を無料であやかれるのは並木通りレキシア店で購入したものに限られるということだ。
同じロレックスなのに対応がここまで違うのは、時代に逆行して非常にアナログだなと感じる。

 

結局僕は大丸東京店でクリーニングをしてもらった。
1時間ほどで洗浄は終了し、1年間の汚れをキレイに流してもらった。
確実にくすみ等が取れて鏡面に輝きが戻ったように思う。
聞くと、1年間に1~2回くらいはクリーニングに出した方が良いそうだ。
皆さまも時計のクリーニングを検討されている場合には参考にしてほしい。

 

 39日目

 

214店舗目 日本橋三越店
215店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
216店舗目 並木通りレキシア店
217店舗目 GINZA SIXレキシア店
218店舗目 銀座三越店

 

少し前の話になるが、突如ロレックスが『認定中古制度』を発表した。
要するに、ロレックスが中古品に『お墨付き』を与えるということだ。
僕は革靴も好きなのだが、フランスの革靴ブランド『JMウエストン』が新宿伊勢丹で『ウエストン・ヴィンテージ』というイベントを開催したことがある。
このイベントでは、一つの役割を終えて回収されたシューズを熟練した職人によりソールの張り替えが行われ、磨き上げられることで、新たな商品として販売されている。

 

ISETAN MEN'S net

 

ロレックスの認定中古制度もこれと同じようなもので、ロレックスが二次流通市場で自社の正規品を買い取り、研磨やメンテナンスをしたうえで新古品として販売するという仕組みだ。
当然ながら、内部の機構や全てのパーツはロレックスのお墨付きを得ている正規品と同水準の信頼性が担保され、並行店やネットオークションで出回っている中古品や新古品でありがちな一部パーツだけ正規品ではない、といったリスクが完全に排除される。
購入者にとってみれば、時計の全てのパーツが正規品であるとロレックスの認定がなされているので、変なものをつかまされるといった恐れが無いことから安心感につながるというメリットは大きいだろう。
また、ヴィンテージ好きの方にとっては、古いモデルであればあるほど内部構造の一部が正規パーツではなくなってしまっている可能性が高いので、そうしたリスクを排除できる恩恵は大きい。

 

執筆時点(2023年1月11日)では、日本での取り扱いは無い。
現状、スイスの正規店であるブヘラ(BUCHERER)でのみ、認定中古品の取り扱いが行われている。
気になるお値段だが、正規店の価格よりも遥かに高いプレ値であった。
リンク先を貼りつけるので、興味のある方は覗いてみるといいだろう。

 

Bucherer is proud to be an Official Rolex Retailer, allowed …

 

さて、この認定中古制度、日本で始まるのかどうかも定かではない。
そもそも、ロレックスによる買取価格が並行店の買取価格を上回ることが想定できない。
定価以上の価格で買い取ってしまうのだとすれば、プライマリー市場に定価で商品を流通させるメリットがロレックスサイドに無くなってしまうからだ。
とすると、買取価格は定価以下になるわけだが、並行店が定価以上で買い取ってくれるこのご時世に、わざわざロレックスに定価以下で売却しようとするオーナーが存在するとは思えない。
従って、認定中古制度を始めたものの、買い取る対象物が無く、絵に描いた餅になってしまう気がしてならない。
まぁロレックスはいつも我々の予想の斜め上を行くので、僕なんかの考えなんて全てお見通しなのだろう。
今後どうなっていくのか、注目したい。

 

 40日目

 

219店舗目 日本橋三越店
220店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
221店舗目 並木通りレキシア店
222店舗目 GINZA SIXレキシア店
223店舗目 銀座三越店

 

ほんのわずかではあるが、店頭のショーケースに商品の陳列を目にする機会が増えてきた気がする。
2022年の中盤くらいは、ほぼどのお店にも見本品の展示しかなかったのだが、並行価格の下落とともに、デイトジャストのコンビモデルやレディースサイズモデルはちらほらと目にすることが出てきた。
並行店の買取価格が定価を割れるモデルは、確実に転売ヤーが興味を示さないので、この辺りを狙っている方はチャンスだろう。
未来のことはわからないが、2023年も3月の新作発表にかけて軒並み価格が上昇してくるのではないかと思われる。

 

さて、ロレックスの店員さんたちは、ロレックス以外の時計をして仕事をしてはいけないのだそうだ。
まぁ当たり前と言われれば当たり前で、ロレックス売ってるのにタグホイヤーしてたら、自社(正確には自社ではなく卸なのだが)の製品を『とてもいい商品ですよ』と言ったって説得力がない。
ところが、昨今のロレックス人気で商品そのものが枯渇してしまっているので、店員さんも定価でロレックスを購入することが出来ず、時計をしたくても出来ない事態となっているのだそうだ。
もちろん並行店で購入すればいいのだが、なんで正規店で販売している身なのにわざわざ並行店なんかで買わないといかんねん、という想いはあるそうで、ごもっともである。

 

ちなみに、店員さんはロレックスしか着用禁止なのだが、デイトナ等の超人気モデルの着用は禁止されているそうだ。
これは、お客さんから『お前がデイトナを購入したから自分に販売できるデイトナが無くなったんじゃないか!』と、いちゃもんを付けられるリスクを鑑みてのことだという。
細かいところまでは聞けていないが、この分だと購入制限モデルは軒並み着用禁止になるのだろう。
世の中には困った客もいるもんだ。
しかし、店員さんからすると、リスクサイドによって業務をつつがなく回していかなければならない。
かわいそうだが、今の入手困難度を考えると仕方がないのかなと思う。
だからこそ、先に述べた通り、買取価格が定価割れのモデルが店頭に並んでくると、そうしたモデルを(店員さんが欲しいと思うかどうかは別として)購入して着用しやすくなるのかなとも思う。
実は店員さんは、業務中は着用してないだけで、裏でデイトナとかいっぱい持ってたりして・・・

 

次回に続きます。

 

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