ロレックスマラソンとは？
正規店購入は年々難しくなっています。
✔ ロレックスマラソンとは
ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格＝定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。
僕は幸運にも、デイトナSSとスカイドゥエラーSS、それにデイトナオイフレ（金無垢ラバーベルトモデル）という、3つの超人気モデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン（オイパぺマラソンと銘打って行いました）、及び金無垢マラソンについては、こちらの記事をご覧ください。
デイトナマラソンとスカイマラソンを完走し終えた僕『デイトナとスカイドゥエラーを購入して十分満足しているのですが、最新…
また、これら3つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。
ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません！購入のコツとか気…
✔ 僕のマラソンコース
僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店
また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。
以前はどの店舗も自由に入店できたのですが、大丸東京店は事前予約制に移行しました。
なかなか抽選に当たらないので、最近は銀座の3店舗を回るだけのことが多くなっています。
ロレックスマラソンメテオライト編③
マラソン9日目～12日目。
✔ 9日目
33店舗目 GINZA SIXレキシア店
34店舗目 銀座三越店
2023年も夏がやってきた。
今年は6月～7月上旬くらいまでは、むしろ例年よりも涼しいかな？と思っていたのだが、猛暑が遅れてやってきた。
東京都心も最高気温35度を超える日が普通で、33度とかだと『今日はちょっと涼しいな』と思ってしまうほど感覚が歪んでいる。
毎朝保育園に娘を電動自転車で連れていくのだが、それだけでも汗をかくほどだ。
趣味のテニスも、こう暑くては屋外の日中は禁止令が出る。
さて、これだけ暑いとロレックスマラソンにも多少の支障をきたす。
一つ目は、マラソン時に着けていく時計だ。
汗をめちゃくちゃかくので、どうもオイフレは選択しずらい。
多分問題にはならないのだと思うが、どうもオイスターフレックスが汗を吸ってしまって劣化を早めるんじゃないかという心配がある。
ステンレスもジュビリーブレスは少し躊躇いが生じる。
駒が小さいので汗や皮脂が細かいところに入り込みやすく、クロスでも汚れを落としきれないことが多いからだ。
したがって僕の手持ちだと自然と候補が限られ、デイトナ黒文字盤のステンレスか、青サブの二択になる。
まぁ夏だし、青サブつけていればサマになるわけだが、職場に青サブつけてポロシャツで出勤するとどうも周りの目が気になる（コイツ、サーファーか？と思われないかと…）ので、平日はデイトナ黒をつけることも多い。
二つ目の問題は、並木通りレキシア店だ。
この店舗、混雑時は外で列に並ばなければならないのだが、炎天下で冷房もなく、過酷といってよい。
日本橋・銀座界隈の他の5店舗はいずれも室内で待機できるので、こういった心配はない。
正直言って、自転車で並木通りレキシア店の前を通り、外に列ができているのを見ると、『今日はスキップしようかな…』と日和ってしまう自分もいる。
20時まで営業してるなら、19時くらいに到着して少し並んでも太陽が沈んでるので耐えられるが、19時までしかやってないのでしんどすぎる。
しかも朝も11時開店って、もうその時間はカンカン照りですよ。
なんとかならないものですかねぇ。
✔ 10日目
36店舗目 GINZA SIXレキシア店
37店舗目 銀座三越店
38店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
39店舗目 日本橋三越店
夏と言えば、残念なことに値上げのシーズンだ。
ロレックスもここ数年、毎年9月に価格改定という名の値上げを行っていると思う。
今年もたぶん9月に値上げになって、その10日前くらいに一斉に価格改定のお知らせが貼りだされるのだろう。
世界的な物価高の煽りを受けて、他ブランドも強気の姿勢だ。
雲上ブランドのパテックフィリップは8月に値上げに踏み切った。
パテックフィリップもロレックス同様、需要が供給を遥かに凌駕している状況なので、値上げはしやすい環境にある。
値上げ幅は一律約9％だった。
パテックフィリップの場合は安いモデルでも500万円くらいするので、500万円→540万円と、上昇幅にすると結構な金額になる。
コンプリケーションなどの高額モデルだと1,000万円台もざらで、1,000万円→1,090万円と、上昇幅だけでロレックスのステンレスモデルが1本買えてしまうバグ。
『このくらいの値上げでついてこれないなら買わなくても他にお客さん全然いるし～』という高らかなせせら笑いが聞こえてくる。
人件費や原材料費の高騰に加えて、日本は円安が進行している。
執筆時点で1ドル＝140円台後半をつけているが、前回2023年1月の値上げ時も同じように円安の状態で、しかし円安をあまり反映しないわずかな値上げだった。
今回は円安の効果をきっちり加味して、他国との価格差解消に動いてくるのではないかと個人的に予想している。
大した理由があるわけではない、ただコロナも一服して外国人観光客も増えている中で、これ以上他国との価格差を許容してしまうと、外国人が日本に殺到してしまうことが容易に想像され、是正されるのではないかなということだ。
ロレックスは一律値上げの時もあれば、ステンレスと金無垢で差をつけることもあるので何とも読みにくい。
前回あまりドラスティックに上昇させなかったから、今回は一律10％とかありえそうだな…
✔ 11日目
41店舗目 日本橋三越店
実は今年、ウォッチコーディネーターという資格試験を受験してきた。
ロレックスの店員さんから名刺をいただくと、人によっては肩書に『ウォッチコーディネーター』または『上級ウォッチコーディネーター』と印字されていることがある。
彼らはウォッチコーディネーター資格試験に合格し、晴れてその冠を名乗ることができる。
ウオッチコーディネーターの概要をご説明します。 ウオッチコーディネーターの受験から登録までをご説明します。 ウ…
時計には1万円以下のものから1億円を超えるものまで幅広い商品が存在します。また、お客様のニーズも多種多様です。時計は精密機械であると同時に、直接身に纏う装身具であり、ステータスシンボルともなり得るアイテムです。そのような時計の販売には、豊富な専門的知識を備え、適切な接客対応ができる時計販売のプロフェッショナルが必要とされています。
日本時計輸入協会では、業界横断的に顧客満足度を上げる取り組みとして、2011年から「ウオッチコーディネーター資格検定制度」をスタートさせました。現在、約3,000名のウオッチコーディネーターが全国で、時計選びの楽しさと長くご愛用頂く喜びのお手伝いをするために活躍しております。
ロレックスを販売するうえで必須というわけではなく、時計全般（腕時計に限らない）の知識を深めるための試験と言える。
当たり前だがこの試験にロレックスの個別モデルに関する詳細な問題などは存在しない。
『サブマリーナのレファレンスナンバーと写真が一致しているものは次のうちどれか』みたいな問題はないので悪しからず（でもこういうロレックスマニア検定みたいなのあったら面白いかも）。
僕は販売員でもなんでもないので、合格しても得るものは何もないのだが、受験する店員さんもいるのでどれくらい難しいのかなと興味を持って受けてみることにした。
そもそも簿記やTOEICのように広く一般に認知されている試験ではないので、申し込みが結構難しい。
テキストを買って、その中に入っている専用用紙で振り込みを行わなければならない。
結構面倒だ。
先に申し上げておくが、僕は頭は悪くはないと自負している。
早慶以上の大学に入っているし、なんだかんだでメガバンクにも就職できたし、ポケモンカードでは優勝したこともある（すごい）。
そんな僕が本気でテキスト読み漁ったら、1週間あれば余裕で受かるでしょ～。
と思って意気揚々と試験会場に乗り込んだ。
周りを見渡すとテキストを最後の最後まで必死に読み込んでいる。
僕は余裕しゃくしゃくで、試験開始2分前にぎりぎり滑り込みセーフで着席した。
1か月後に試験結果が届いた。
撃沈。
✔ 12日目
夏休みをとって、今年は京都に旅行することにした。
本当は飛行機でどこか行きたかったのだが、夏休みが直前まで定まらず、決まった後にフライトを取ろうとしたら席が全然空いていなくて、やむなく新幹線で行けるところにしたのだ。
コロナで不自由な生活を強いられていた3年間の夏休みだったが、ようやく制限も解除され、実家に帰省する方や遠方に旅行に行く方などが爆発的に増え、遠出ニーズのマグマが爆発しているのだろう。
僕は京都といっても天橋立など北の方に行っていたので、それほど外国人観光客が多い印象ではなかった。
しかし、台風が迫っていたことが影響したのか、ありえないくらい暑かった。
最高気温38度を記録していて、外を歩いているだけで蒸発してしまいそうだった。
結局日中はそこまで歩き回ることもできず、室内で静かに過ごすことが多かったかもしれない。
さて、帰宅時は当然京都駅から東京駅まで東海道新幹線で帰るわけで、嫌でも京都駅に立ち寄ることになる。
娘の希望もあり、京都駅近くの京都水族館でイルカのショーを見てご機嫌を取ったところで、僕も京都のロレックスに行ってみることにした。
ちなみに京都水族館だが、大人一人2,500円とかなり高額だが、中は綺麗で見どころも多く、大人でも退屈しない。
京都の梅小路公園にある「京都水族館」。水のいきものたちと親しむ豊富なプログラムやイベントが体験でき、観光や子連れのお出か…
さて、京都にはロレックス正規店が2店舗ある。
ロレックスブティック大丸京都と、ロレックスブティック高島屋京都だ。
このうち、大丸京都は事前予約制（抽選）で、僕の場合は夏休みが直前まで決まらなかったので予約はする術もなかった。
高島屋京都は事前予約制ではないということだったので、当日でも入店可能性はあると思い、足を延ばすことにした。
高島屋京都店は、京都駅から結構遠い。
しかも、交通の便も意外とよくない。
バスやタクシーだと道が混んでいてそれなりに時間がかかってしまうし、電車だと1本で行けないのでこちらも結構面倒だ。
渋滞の程度は読めないので、多少面倒でも時間に正確に行きたいならば電車をお勧めする。
僕はバスで行ったのだが、経路が多すぎてどっち方面に乗ればいいのか全然わからず、結局逆方向に乗ってしまって時間を大幅にロスした。
愛用のグローブトロッターを引きづって、ひいこらよいしょと高島屋に到着。
店の前に人はおらず、これは入れそうだと思いスタッフの方に近づく。
するとなんと店頭で予約のオーダーを入れる必要があるそうで、到着時点で待ち21組。
帰りの新幹線の時間が迫っていたので、入店は叶わなかった。
https://twitter.com/hanzawa7260/status/1690275084391632896?s=20
ロレックスブティック高島屋京都を訪れる際の注意点としては、現地についてとりあえず予約を取りに行き、近場で時間をつぶせるだけの猶予を持っておく、ということだろう。
幸い周りは飲食店やアパレル、お土産店など買い物や時間を潰すには困らない。
あと、ロレックスの外の写真もNGと言われたので、その点もご留意を。
次回に続きます。
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