ロレックスマラソンとは？
正規店購入は年々難しくなっています。
✔ ロレックスマラソンとは
ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格＝定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。
僕は幸運にも、デイトナSSとスカイドゥエラーSS、デイトナオイフレ（金無垢ラバーベルトモデル）そして青サブという、4つの超人気モデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン（オイパぺマラソンと銘打って行いました）、及び金無垢マラソンについては、こちらの記事をご覧ください。
デイトナマラソンとスカイマラソンを完走し終えた僕『デイトナとスカイドゥエラーを購入して十分満足しているのですが、最新…
また、これら4つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。
ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません！購入のコツとか気…
✔ 僕のマラソンコース
僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店
また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。
ロレックスマラソンメテオライト編⑥
マラソン21日目～24日目。
✔ 21日目
73店舗目 GINZA SIXレキシア店
74店舗目 銀座三越店
ロレックスにとって、『転売』は避けては通れない話題である。
正規店の値段よりも並行店の買取価格が高いモデルが多いのだから仕方ない話だ。
この現象は日本だけの話ではなく、世界的にもスタンダードとして定着している。
以前の日記でも文字に起こしたかもしれないが、ロレックス本体にとっては転売ヤーに買われようが、転売目的ではない通常の客に買われようが実入りは一緒なので、別に誰に買ってもらっても変わりはないようにも思われる。
しかし、もし転売ヤーにだけ買われてしまったら、販売した時計のすべてが並行店に流れることになり、並行店の在庫がダブつき、二次流通価格を押し下げる要因になる。
二次流通価格が下がると、正規店の定価を引き上げにくくなってしまう。
すると結果としてロレックス本体の収益力低下に繋がりかねない。
ロレックスにとっても二次流通価格が高値で維持されるのは、一定のメリットがあると思う。
これだけプレ値がキープされているからこそ、年に2回、我々の足元を見てごっそりと定価を引き上げてこれるわけだからだ。
全然売れないブランドが大量に製品を作って、売れないのに値段を上げたら、さらに売れなくなり、悪循環に陥る。
したがって、転売ヤーには、なるべくならば正規店から販売したくない、という本音が隠れていると考えている。
しかし、目の前の客が転売ヤーがどうかを判断するのは容易ではない。
もちろん、過去の経験則や、各販売店の研修などで『こういう客には気をつけろ』といった基準はあるのかもしれないが、可能性を0にするのは無理だろう。
これだけロレックス人気が続いていて、客の足も途絶えない現状を考えれば、少しでも怪しかったら『在庫を切らしております』で逃げとけばとりあえず保守的ではあるのだが。
ちなみに、ほぼ絶対に正規店で購入できない人が世の中には存在する。
並行店の店員だ。
ロレックス正規店からすれば、並行店の店員＝職業『転売ヤー』みたいなもの（語弊があると思うが、ご了承いただきたい）。
『正規店で安く定価で仕入れて、自分のお店でプレ値で売ります！』と看板を背負った人間に、売るわけがない。
僕がちらっと聞いた話だと、正規店の中で『あの人は並行店の店員』とアナログながらも情報が共有されるらしい。
するとその客がいくら来ようと『在庫を切らしております』で退散せざるを得ないというわけだ。
もちろん、東京の並行店の店員が、例えば北海道の正規店に行って購入できないのか、つまり遠く離れた地にまで並行店の店員であることが共有されるのか、と問われれば、おそらくNOだと思われる。
『ほぼ絶対に』『アナログながらも情報が共有』というのは、そういうことだ。
ここから類推できることは多い。
が、いろいろと波紋を呼びそうだし、ここまでにしておこう。
✔ 22日目
76店舗目 日本橋三越店
77店舗目 大丸東京店
冒頭でも述べた通り、2023年10月下旬に、大丸東京店が事前予約制を終了した。
事前予約制になったのは2022年の11月頃だったと記憶しているので、約1年足らずで終了してしまったことになる。
結局、事前予約制の間に僕が入店できたのは2回だけで、激しい倍率だったことが想像される。
知り合いによると、事前予約制の終盤は、ふらっと立ち寄っても入れる場面もあったそうだ。
行けばよかった。
いつでも入店できることになったので、早速足を運んでみることにした。
昔は10階に位置していたので、大丸に入ってからが長かったのだが、リニューアル後は2階なので行きやすい。
大丸東京店はリニューアル後も、店頭や店内に見本品ではなく正規の売り物をいくつか展示していたのだが、事前予約制が終了した後に訪れたら売り物は一切展示されていなかった。
デイトジャストやレディースモデルでも、見本品以外が展示されているのは結構テンションが上がっていただけに残念だ。
事前予約制ではなくなったので結構行列なのかなと思ったが、着いてみると誰も待っている人はおらず、即入店可能だった。
時間帯にも拠るものと思われる。
入店すると店員さんが出迎えてくれ、少し雑談をした。
事前予約制を終了した理由を聞いてみたのだが、『落ち着いてきましたので』という、まったく意味の分からない回答だった。
『はぁ・・・』とこちらも意味の分からない応答で会話が途切れてしまい、さっさと在庫確認するとバックヤードに消えていった。
もちろん在庫はなかった。
✔ 23日目
79店舗目 GINZA SIXレキシア店
80店舗目 銀座三越店
81店舗目 日本橋三越店
82店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
東京大丸店がいつでも入店可能になったので、せっかくだから手持ちのロレックスを2本持参した。
選んだのは、デイトナSS黒文字盤とスカイドゥエラーSS青文字盤の2本。
持ち込んだ理由は、クリーニングに出すためだ。
以前にも書いたかと思うが、銀座の並木通りレキシア店も店内で洗浄サービスをしてくれるものの、『レキシア店』で購入したものでなければ無料で洗浄はしてくれない。
ただし、保証期間内に限られ、保証期間経過後は有料となる。
レキシアと同じホッタ系列の三越で購入したものでも、（保証期間内であっても）お金がかかる。
銀座三越店と日本橋三越店、GINZA SIXレキシア店は、店内にサービスカウンターが設けられていない。
日本橋高島屋ウォッチメゾン店はサービスカウンターは設けられているが、店舗内に洗浄装置はなく、日本ロレックスに預けることになるうえ、（確か）保証期間内でも有料となる。
東京大丸店は、なぜかどこで購入したものであっても、保証期間内なら無料で、しかもその場で洗浄してくれる。
1時間程度でクリーニングも終わるので、買い物ついでなどにちょうど良い。
前回クリーニングから時間も経っているので行きたいなと思っていたのだが、事前予約制の時は在庫確認もできなかったため、クリーニングのためだけに足を伸ばすのが億劫だった。
今後は在庫確認のついでにクリーニングに出しに行けるのでありがたい。
なお、金無垢やコンビは店舗内の洗浄設備では取り扱ってくれない。
日本ロレックス送りになってしまうため、注意してほしい。
✔ 24日目
84店舗目 福屋八丁堀本店
先日、広島に旅行に行ってきた。
11月だというのにまだまだ暑く、普通に半袖短パンの恰好で飛行機に乗った。
ANAのマイルが余りまくっているので、消費しないともったいないという理由で、場所はどこでもよかったのだがたまたま席が空いていた広島をチョイスした。
ANAは過去に修行に出てSFC会員になっているので、マイルも貯めやすくラウンジも使えてお得だ。
SFC会員を目指して修行を検討している方『飛行機で移動することが多いので、ANAのスーパーフライヤーズカード、いわゆ…
広島は厳島神社やポケモンセンター、平和記念公園などに足を運んだ。
本当は2泊する予定だったのだが、娘が直前にインフルエンザに罹患してしまった影響で1泊になり、あまり手広く回ることはできなかった。
1泊しかないのにポケモンセンターかよ！というツッコミが聞こえてきそうだが、娘の希望も聞かないと旅行になど出られないのだ。
広島は、ご飯が美味しかった。
宮島で食べた牡蠣は期待したほどでもなかったが、『あなごめしうえの宮島口本店』の穴子飯、『朝日珈琲サロン胡町店』のモーニング、『新天地みっちゃん』の広島風お好み焼き、『志ま根』の日本料理、どれも絶品だった。
参考までに僕の食べログ記録を以下に掲載しておく。
さて、旅行と言えばロレックスだ。
こんな発想になるのは、半分病気なのかもしれない。
遠く離れた地のロレックスはどんな感じなのかな？と気になってしまい、とりあえず足を伸ばすことにしている。
広島にきております🦪
ロレックス正規店は2店舗で、お互い近くて行きやすい🏃もちろん無し🍐#ロレックス#スカイドゥエラー#広島 pic.twitter.com/GwA2Iqj53R— 銀行員パパ (@hanzawa7260) November 5, 2023
広島県はロレックスの正規店が2店舗ある。
いずれも広島県中区に位置していて、八丁堀駅から徒歩圏内だ。
どちらも予約は不要で、気軽に入店することができる。
時間の都合でキャリーケースを持ったまま訪問しなければならず、さすがにこんな格好の客に在庫ありますとは言わないよな、と思ったが、やはり案内はされなかった。
店内は見本品のみが展示されていて、在庫の状況なども聞いた感じだと都内と大差ないように感じた。
ただ、休日の昼間にしてはお客の数は少なく、入店も特に並ぶことはなかった。
たぶん、都内に比べればライバルの数は少なく通いやすいのだろうが、その分入荷数もかなり絞られるはずなので、取得難易度は都内と大して変わらないだろうというのが個人的見解である。
次回に続きます。
正規店でデイトナなど計4本を購入した僕『前回から更新が滞っておりまして申し訳ありません。どうせまた年始に値上げするん…
