ANAスーパーフライヤーズカードとは?【修行僧がメリット・デメリットを解説!】

  • 2022年6月10日
  • 2022年9月21日
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SFC会員を目指して修行を検討している方『飛行機で移動することが多いので、ANAのスーパーフライヤーズカード、いわゆるSFC会員に興味があります。どの程度の費用と時間がかかるのか、何かいい裏技がないかなど、詳しく・分かりやすく教えてほしいです!』

 

ANAスーパーフライヤーズカードについて解説。

 

SFC会員について詳しく解説します!

 

持っているだけでプラチナサービスを受けられます。

 

 スーパーフライヤーズカードとは

 

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を持つと、所持し続けている限り半永久的にANA上級会員のサービスを受けられます。
ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーサービスの『プラチナサービス』メンバーと同等の特典を利用できるので、ANAユーザーにとっては夢のようなクレジットカードです。
今回はその特徴や審査難易度などを詳細に解説しています。

 

SFCは、ANAマイレージクラブの上級会員だけが発行資格を得られる特別なクレジットカードです。
SFCがそのまま上級会員の証となります。
SFCはクレジットカードのひとつではありますが、一般的なクレジットカードのように普通に申し込めるクレジットカードではなく、対象はあくまでもANAマイレージクラブの上級会員のみとなっています。

 

SFCを所持し続けている限りは、ずっとANAマイレージクラブの上級会員と同じレベルのサービスを受けられます。
ANA便搭乗機会の多い特別な顧客向けのクレジットカードと言えるでしょう。

 

なお、JALにも同様の制度が存在します。
JALグローバルクラブ(JGC)ステータスの状態で所定のクレジットカードに申し込みをすると、永続的にJALおよびワンワールドの上級会員ステータスが維持できます。
詳しくは以下の記事をご参照ください。

 

銀行員パパブログ

JGC会員を目指して修行を検討している方『飛行機で移動することが多いので、JALグローバルクラブカード、いわゆるJGC会…

 

 

 SFC会員入会条件

 

気になるSFCの入会基準ですが、ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーサービスで『プラチナサービス』メンバーに達していなければ申し込むことができません。
ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーサービスは年間で獲得したプレミアムポイント(PP)によって決められています。
プレミアムポイント(PP)は、ざっくり言うとフライトで貯めることのできるポイントです。
区間経路の長さと、搭乗券の種類によってポイント数が異なり、いわゆるマイルとは別で累積加算されていくポイントです。

 

このPPは、暦年1年間でリセットされてしまいますので、1年間でまとまったフライトをしないと、SFCに必要なポイントを獲得することはできません。
そしてそのプレミアムポイント(PP)の獲得数に応じて、以下の4つのランクに分かれています。

 

【年間の獲得PP】
100,000P以上:『ダイヤモンドサービス』メンバー
50,000P以上〜100,000P未満:『プラチナサービス』メンバー
30,000P以上〜50,000P未満:『ブロンズサービス』メンバー
30,000P未満:一般会員

 

SFCへの入会資格は、上記のうち『プラチナサービス』メンバーに到達している必要があります。
しかし、実際に『プラチナサービス』メンバーへと至るのは一般の人ではなかなかに難しく、そのためSFCを取得するための過程を『SFC修行』とも言い表します。
厳しい修行を乗り越えたという証としても価値のある1枚なのです。

 

僕は過去にこの『SFC修行』を短期でこなし、見事SFC会員になることができました。
『プラチナサービス』メンバーになっている期間中にSFCカードに申し込み、審査に通るとSFC会員になることができます。

 

SFC会員にならないと、『プラチナサービス』メンバーのステータスは1年で無効になります。
しかし、SFCカードに申し込み、晴れて会員になれば、年会費を払い続ける限り『プラチナサービス』メンバーのPPを取得しなくても『プラチナサービス』のメリットを得ることができるのです。

 

なお、『プラチナサービス』メンバーとなるPPに到達したのに、SFCカードの審査に落とされるとSFC会員にはなれません。
そのため、SFC修行をする前に、SFCカードに切り替え可能なゴールドカードを事前に取得しておくのがベターです(結構重要なポイントです!)。

 

 50,000PP到達まで

 

さて、SFC会員になるためには50,000PPを1月1日〜12月31日までの間に貯めなければなりません。
PPの算出式は以下の通りです。

 

PPの計算式=フライトマイル × 路線倍率 + 搭乗ポイント

 

フライトマイルは「区間基本マイレージ(国内線国際線)×予約クラス・運賃種別ごとの積算率(国内線国際線)」で算出されます。
国内線プレミアムクラスの+50%のマイル、スターアライアンス加盟航空会社・スターアライアンス コネクティングパートナー搭乗時も付与対象です。
基本的にフライトが長距離であればある程、PPが貯まりやすくなっています。

 

ただし、ANAは日本の航空会社であることから、PP獲得の路線倍率(調整係数)において日本を最も優遇しており、次にアジア太平洋を優遇しています。

 

・ANAグループの日本国内線:プレミアムポイント路線倍率が2倍
・ANAグループ便の日本発着 アジア・オセアニア・ウラジオストク路線:1.5倍
・その他の国際線:1倍

 

したがって、SFC修行においては、国内線の長距離、国際線のアジア・太平洋の長距離路線で、価格が控え目のフライトを予約するのが重要なポイントとなります。
国内線は400PPのボーナスがある運賃1~3と5、時として価格が大幅に安いANA SUPER VALUEが有利で、料金のわりにはPPの獲得数が大きい羽田ー沖縄路線が最強となっています。

 

PPの計算は自力で行うと面倒この上ありませんが、ANAが提供しているPP計算ページがあるので、そこで出発地・到着地・クラス・利用運賃を選択すると、PP(片道)を出せます。
外国の空港間のフライトや、ANAが就航していない都市へのフライトの場合、まず「距離制特典区間マイル計算機」で搭乗区間マイルを調査します。

 

旅行ついでにSFC獲得を目指す場合は、厳密なコストを計算する必要性はやや低下しますが、観光抜きの弾丸SFC修行を敢行する場合は、できる限り費用を抑えたいですよね。
ざっくり、総額で30万円~50万円の費用で50,000PPをクリアすることが可能です。
効率最優先とした場合は、1プレミアムポイントを獲得するための費用は7~10円程度に抑えることができます。
1プレミアムポイントを取得するためのコストは「PP単価」と呼ばれており、できる限りナチュラルにフライトでき、かつPP単価が低い路線を修行僧は追求していくことになります。
観光を度外視してとにかくSFC修行クリアだけを目標とする場合、できる限りPP単価が低くて、かつフライト頻度も少ない路線を狙うことになります。

 

PP単価が低ければ低いほどベター(コスト)
・フライト回数が少ないほどベター(身体的・時間負担)

 

もちろん、行きたい地域があればPP単価は度外視してフライトするのも有力な選択肢です。
実際に僕もフランスに旅行する年にPPを一定程度確保できたのをきっかけに、残余を修行で埋めて行ったという経緯があります。

 

 費用削減の方法

 

ちなみに、総額で30万円〜50万円もかけたくないよ!かけられないよ!という方も多いと思います。
実際、僕もここまで費用をかけてまでSFC会員になろうとは思いませんでした。
いくらSFC会員が魅力的とはいえ、イニシャルコストを数十万かけるほどのメリットはないなと考えたからです。

 

コストを減らす方法は2つあります。
一つは先ほど述べた通り、PP単価を下げることです。
なるべく割安な路線かつPP単価の低いフライトを繰り返すことが重要です。

 

もう一つは、ポイントサイトでポイントを稼ぐことです。
ポイントをマイルに換え、マイルをスカイコインに換え、スカイコインでフライトを予約することが可能です。
ポイントサイトでは、クレジットカードの発行や飲食店でのモニターなど、複数のポイント獲得手段があります。
(※クレジットカードは月1枚程度の発行頻度にしないと、新規発行ができなくなるので注意してください。)
ポイントサイトはいくつも種類がありますが、あまりに多くのサイトに登録するとポイントが分散されてマイルに変換しきれないリスクや、ポイント単価がサイトによって異なるので管理が大変など、デメリットも大きいので、2〜3サイトくらいに絞った方が賢明です。
オススメは1ポイント=1円の価値でわかりやすい、ハピタスです。

 

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SFC会員のメリット・デメリットとは?

 

SFCのメリット・デメリットを解説します。

 

 SFC会員のメリット

 

ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーサービスで上級会員となれる『プラチナサービス』メンバー以上のステイタスを獲得しても、翌年にはまたそのステイタス基準を満たす条件をクリアしなければ、会員ランクは下がってしまいます。
しかし、SFCがあれば、上級会員資格をずっと維持することができます。
『プラチナサービス』メンバーに到達すればSFCの発行基準を満たせるので、その時点でSFCへ入会してしまえば毎年『SFC修行』をしなくても済むわけです。

 

次に、本人会員がSFCへ入会していれば、家族カードの発行が可能です。
つまり、家族は厳しい『SFC修行』をすることなく、本人会員と同等のサービスを利用できるのです。継続ボーナスマイルやアップグレードポイントの付与がないという点だけは本人会員と異なりますが、それ以外は同じサービスを利用できます。

 

SFC会員の最も大きなメリットがラウンジの利用権です。
同じ空港ラウンジであっても、一般の人が利用しやすいカードラウンジとは異なり、SFC会員が利用できるANAラウンジはレベルが違います。
それだけでも、SFCを取得する意味は大きいはずです。

 

そのほか、『プラチナサービス』メンバーのメリットである優先搭乗や特典航空券優先予約など、どの特典もSFC会員には付帯されます。
いずれも、上級会員らしい特別なサービス内容ですので、1年間頑張って50,000PPを目指す価値は十分にあります。
上述したように、SFCの価値を生かすも殺すもどれだけサービスを活用できるかにかかっています。
せっかく修行という過程を経て取得するのですから、限られた人しか利用できない特別なサービスを活用して、素敵な空の旅を満喫しましょう。

 

 SFC会員のデメリット

 

先述したように、SFCは簡単に申し込めるクレジットカードではありませんので、取得難易度は極めて高めです。
旅行や出張などで頻繁にフライトを利用している人であっても、普段のフライトにプラスαしなければ達成できませんし、ごくたまにしかフライトを利用しない人にとっては簡単に手が届くレベルではありませんので、取得までの道のりがとても果てしなく感じられます。

 

次にSFCの年会費は、一般カードでも10,000円オーバーです。
もちろん、ANA上級会員が利用できる特別なサービスが付帯したクレジットカードですから、一般カードであってもそれだけの年会費がかかって当然ではあります。
一般カードでも、『たった10,000円の年会費で上級会員向けサービスを利用できる』と、考えればかなりお得です。
しかし、フライトをほとんど利用しないとなると、せっかくのお得をドブに捨ててしまっているくらいの無駄が発生してしまいます。
年会費の価値をどう考えるか、そしてANAのフライトをどれだけ利用するのかによって、その価値にも個人差が生じることになります。高いと感じるか安いと感じるかは、まさに利用者次第ということです。

 

どんなに魅力的なクレジットカードでも、その特典を使わなければ意味がありません。
これをSFCに置き換えれば、『乗らなきゃメリットがない』ということになります。
『SFC修行』で頑張ってフライトを利用し続け、ようやくSFCを手に入れることができても、手に入れた途端にフライトをまったく利用しなくなったのではSFCの価値を生かせません。
『取得したからもう安心』と考えてしまうのではなく、『取得したからこそいかに特典をフル活用するか?』ということにウエイトを置きましょう。

 

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