【ロレックスマラソン】メテオライト編 第4回【ル・マン100周年モデルお値段3,500万円…!】

  • 2023年9月28日
  • 2023年10月17日
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正規店でデイトナなど計4本を購入した僕『2023年9月1日にロレックス全モデル値上げとなりました。前回のロレックスマラソン日記で予想した通り、一律約10%の値上げということで、特に金無垢狙いの方には結構手痛い価格上昇となったのではないでしょうか…結局値上げされても正規店に詰めかける客足は全然減らず、人気モデルの入手難易度は下がりそうにありません…』

 

特に金無垢モデルは値上がり幅がエグいですな。

 

ロレックスマラソンとは?

 

正規店購入は年々難しくなっています。

 

 ロレックスマラソンとは

 

ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。

 

僕は幸運にも、デイトナSSとスカイドゥエラーSS、デイトナオイフレ(金無垢ラバーベルトモデル)そして青サブという、4つの超人気モデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)、及び金無垢マラソンについては、こちらの記事をご覧ください。

 

 

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  現役銀行員の僕『早期リタイア=FIREを目指して蓄財中ですが、ロレックスのデイトナが欲しくなったので、マラソンするこ…

 

 

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  デイトナマラソンとスカイマラソンを完走し終えた僕『デイトナとスカイドゥエラーを購入して十分満足しているのですが、最新…

 

 

また、これら4つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。

 

 

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  ロレックスマラソン中の人『ロレックス正規店に何度も通っているけど、欲しいモデルに全然巡り会えません!購入のコツとか気…

 

 

 僕のマラソンコース

 

僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。

 

 

・日本橋三越店
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店

 

また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。

 

以前はどの店舗も自由に入店できたのですが、大丸東京店は事前予約制に移行しました。
なかなか抽選に当たらないので、最近は銀座の3店舗を回るだけのことが多くなっています。

 

 

ロレックスマラソンメテオライト編④

 

マラソン13日目~16日目。

 

 13日目

 

43店舗目 並木通りレキシア店
44店舗目 GINZA SIXレキシア店
45店舗目 銀座三越店

 

2023年9月1日に恒例の値上げが実施された。
前回のロレックスマラソンで予想した通り、一律10%程度の価格上昇となった。

 

銀行員パパブログ

  正規店でデイトナSS・スカイSS・デイトナオイフレを購入できた僕『7月の後半から信じられないくらい暑い日が多いですね…

 

 

ステンレスモデルだと定価100万円が110万円に、フル無垢モデルだと定価500万円が550万円になったようなイメージだ。
僕の狙っているGMTマスターⅡメテオライト文字盤も510万円から560万円強にまで値上げされており、なかなかどうして懐に優しくない。
まぁ、世界的に物価高の流れになっているし、そもそも日本は円安で海外勢にとって買いやすい環境だし、グローバルに見たときの実需調整を考えれば妥当なのだろうなと思う。
中国のインバウンドが減退するのでは?との憶測もあるが、今の世の中、ボタン一つでネットでいくらでも買い物ができてしまうので、そこまで大きな影響はないのだろうと見ている。

 

ロレックスと言えばデイトナのステンレスモデルが一番人気だと思うが、こちらは今年の新作Ref.126500LNだと定価が約190万円強になったそうだ。
僕が購入した2020年8月は(Ref.116500LNの旧型だが)定価が130万円強だったので、3年間で60万円も上昇したことになる。
もともとデイトナSSはセカンダリー価格が定価を大きく上回っている状況が続いていたので、この程度の上昇では購入希望者の数は減らないと思うが、それにしても隔世の感がある。

 

ちなみに、新型Ref.126500LNは、日本国内で旧価格で販売された実績はないように思われる。
8月末まで新型のデリバリーがされなかったということだ。
何のための旧価格の設定・公表だったのか、疑問だ。
逆に、旧型Ref.116500LNは9月以降も旧価格据え置きになる。
旧型の在庫はかなり少なくなっているのだろうけれども、もしも9月以降にデイトナSSを狙っていて旧型が案内される方がいたら、めちゃくちゃお買い得なので絶対に購入することをオススメする。

 

 

 14日目

 

46店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
47店舗目 日本橋三越店

 

値上げの話ばかりで申し訳ない。
ここ数年、毎年2回の値上げが慣例になってきている。
値上げのタイミングごとに、一律値上げだったりそうでなかったり、結構まちまちではあるのだが、ざっくり個人的なイメージで言うと1年間で10%程度値上げされている印象だ。

 

このままのペースで値上げが続くとどうなるか、数字で見てみよう。
足元の価格を100とすると、2024年9月の価格は100*1.1=110となる。
2025年9月の価格は100*1.1*1.1=121となる。
2026年9月の価格は100*1.1*1.1*1.1=133となる。
割愛するが、5年後の価格は161、10年後の価格は259となる。

 

デイトナSSの現在の定価が約190万円だから、このままの上昇スピードが続くと仮定すると5年後には190万円*1.61=306万円に、10年後には190万円*2.59=492万円になるという、恐ろしい結果になる。
金無垢については…考えるのを止めよう。

 

これがぶっ飛びすぎている仮設かどうか、過去のデータに遡ってみる。
今から10年前の2013年時点で、当時のデイトナRef.116520の定価は約109万円だった。
上記の数字をそのまま当てはめると、10年前の定価109万円*2.59=現在の想定価格282万円となる。
実際の現在のデイトナの定価は190万円だから、かなり上振れと言える。
ただ、過去10年と今後10年(あるいは足元)で比較すると、インフレ率の推移がだいぶ異なっており、過去10年の方が緩やかなカーブだった。
仮に過去10年のインフレ率(ロレックスの価格上昇率)を年率7%とすると、10年間で約1.96倍になるので、10年前の定価109万円*1.96=現在の想定価格214万円と、結構近い数字になる。
足元のインフレ率(ロレックスの価格上昇率)は10%なわけだから、今後10年は足元の水準で推移する蓋然性は低くはなく、2033年のデイトナSSの定価はひょっとすると本当に492万円近くまで上昇しているかもしれない。

 

 

 15日目

 

48店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
49店舗目 日本橋三越店
50店舗目 並木通りレキシア店
51店舗目 GINZA SIXレキシア店
52店舗目 銀座三越店

 

僕も狙っているデイトナ100周年モデル、ル・マンが遂に国内の並行店で初値付けされた。
購入したのはご存じHIKAKINである。
販売したのは並行店大手のジャックロードだ。
HIKAKINとジャックロードのコラボ動画がYouTubeにアップされているので、まだご覧になっていない方はお目通し頂ければと思う。

 

 

 

さて、結論から言うとHIKAKINが購入したル・マンモデルは、お値段なんと3,500万円だった。
2023年9月1日以前の旧価格だと約610万円が定価なので、約2,900万円のプレ値ということになる。
ただ、このモデルの出所が日本の正規店であるかどうかは定かではないので、ひょっとすると国外で仕入れたものを日本で売却している可能性はある。
まぁいずれにしても、正規店の価格よりも遥かに上値をつけたと言うのはまず間違いない。

 

ただ、個人的にはこの3,500万円と言う価格、少し怪しいと思っている。
実はこの動画が公開された後、ジャックロードで別のル・マンが同じく3,500万円で売りに出されたのだ。
従って、ジャックロードはHIKAKINに売りつける前に既に2本以上の在庫を抱えていたことになる。

 

さて、HIKAKINが購入した価格はおそらく3,500万円なのだろうが、ジャックロードはHIKAKINに出演料として幾ばくかのお金を支払っているはずだ。
仮にこのキャッシュバックが500万円だと仮定した場合、HIKAKINの正味購入金額は3,000万円と言うことになる。
動画によってル・マンのセカンダリー時価は3,500万円なわけだから、HIKAKINは500万円のキャッシュと3,500万円相当のル・マンを、3,500万円で手にいれたことになる。

 

一方のジャックロードは、500万円の手数料が持ち出しとなったが、HIKAKINに3,500万円でル・マンを売りつけた上に、二匹目のドジョウに同じく3,500万円でル・マンを売却可能となる。
仮に元々の仕入れ値が2,000万円(それでも定価の3倍だから、売主はウハウハだ)だとして、HIKAKINに売ったものが1,000万円の利益、二つ目の売却では1,500万円の利益となる。
要するに、手元に複数本仕入れておき、動画を通じてセカンダリーの価格形成を自分で行い、2本目以降の売却で多額の利益を享受しようと画策したのではないか、と勘繰ってしまうのだ。

 

まぁこれは個人的妄想に過ぎない。
実際にル・マンが3,500万円の価値があるかどうかは、市場の流通量が増えたときの取引額を観測しないことには客観的評価は難しい。
ロレックスマラソンにおいて、転売利益がどれだけ出るかを考えるなど、もってのほかだ。
僕は全力でル・マンを狙いに行こうと思う( ^ω^ )

 

 

 16日目

 

53店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
54店舗目 日本橋三越店
55店舗目 並木通りレキシア店
56店舗目 GINZA SIXレキシア店
57店舗目 銀座三越店

 

東京界隈だと、大丸東京と新宿レキシア、新宿高島屋が事前抽選制の代表格だろうか。
僕は日本橋と銀座を回っているので、大丸東京は毎週抽選に応募しているが、本当に当たらない。
新宿レキシアも大型店で入荷が多そうだから、少し遠いけどぜひ行きたいと言うことで、こちらも毎週申し込んでいるが、一向に当選する気配がない。
Twitter(X)をみていると、地方在住の方でも新宿レキシアや大丸東京に申し込んでいる方もいるようだし、むしろ全国の抽選店舗全てに毎週申し込んでいる方もいるようで、これじゃ当たるわけないなと思ったりもする。

 

抽選制の場合、希望通りでなくても何かしら案内されると言うのが通説だ。
ロレックスは基本的にどのモデルも定価以上の価格でセカンダリー取引が行われるから、抽選に当たりさえすれば何かしら購入することで数万円以上の利益は期待できるわけで、往復の交通代金を鑑みても全国どこでもいくという転売ヤー(とは限らないが)は多いのだろう。
由々しき事態だし、事前抽選制の限界を感じる。

 

こうした事態を踏まえてか、最近ちょっとしたマイナーチェンジが行われた。
新宿レキシアも大丸東京も、今までは氏名・生年月日・電話番号の入力だけだったのだが、メールアドレスの入力が必要になった。
また、当落選の連絡も、今までは電話番号向けのメッセージだったのに、登録したメールアドレスに来るようになった。
メッセージよりも電子メールの方がコストがかからないから、と言うことなのかもしれないが、ひょっとすると転売ヤー対策で情報量を増やしているのかもしれないと勘繰ってしまう。

 

ちなみに、大丸東京は事前抽選制を10月後半から取りやめると発表した。
こちらも、事前抽選制の弊害を踏まえての対応なのかもしれない。
あるいは、事前抽選制である程度太客の選定が終わったので、今後はそれら太客にターゲットを絞り、それ以外の疑わしきお客には原則売らない、などの対応が取られるのかもしれない。
大丸東京は高層階にあって結構行きにくいので、事前抽選制ではなくなってもあまり行かないかもしれないが、とりあえず制度変更後の状況は確認しにいくつもりだ。

 

次回に続きます。

 

 

銀行員パパブログ

  正規店でデイトナなど計4本を購入した僕『ようやくデイトナ新作Ref.126500LNのデリバリーも始まったみたいです…

 

 

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