【ロレックスマラソン】メテオライト編 第9回【金無垢の生産数は非常に少ないことが推察されます】

  • 2024年2月9日
  • 2024年2月19日
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正規店でデイトナなど計4本を購入した僕『タイトルにあるように、第一希望のモデルはGMTマスターⅡのメテオライト文字盤なのですが、なかなか買えません。コンセプトとしては、裏スケか天然石文字盤のいずれかが欲しいなと思っており、1908やデイデイトあたりにも守備範囲を広げていますが、これは相当厳しいですね…』

 

金無垢を探している皆さん、購入できてますか?

 

ロレックスマラソンとは?

 

正規店購入は年々難しくなっています。

 

 ロレックスマラソンとは

 

ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。

 

僕は幸運にも、デイトナSSとスカイドゥエラーSS、デイトナオイフレ(金無垢ラバーベルトモデル)そして青サブという、4つの超人気モデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)、及び金無垢マラソンについては、こちらの記事をご覧ください。

 

 

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また、これら4つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。

 

 

銀行員パパブログ

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 僕のマラソンコース

 

僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。

 

 

 

 

・日本橋三越店
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店

 

 

また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。

 

 

ロレックスマラソンメテオライト編⑨

 

マラソン41日目~44日目。

 

 41日目

 

128店舗目 並木通りレキシア店
129店舗目 GINZA SIXレキシア店
130店舗目 銀座三越店

 

冒頭にも書いた通り、第一希望はGMTマスターⅡのメテオライトだ。
ただ、1モデルだけの指定だと気が遠くなるので、裏スケか天然石文字盤は幅広に見ている。
しかし、なかなかお目にかかれない。

 

裏スケのモデルは数少ない。
1908とデイトナアイスブルー、ル・マンの3種類だけだ。
天然石文字盤となると、GMTマスターⅡ、デイデイト、ヨットマスターあたりが候補に入ってくる。
オイフレは既にデイトナを購入させていただいているので、フル無垢か革ベルトが良いなと思っており、そうなると割と候補が絞られてしまう。
ともかく、いずれにしろ金無垢系であることに変わりはない。

 

ロレックスの年間生産本数と年間売上高の数字は、ネットで調べると推測記事がいくつかヒットする。
ロレックス本社が公表したものではないので真偽のほどは定かではないが、何となくどのサイトを見ても、年間100億スイスフラン、100万本、くらいのイメージ感のようだ。
スイス時計協会が公式に公表している2023年のスイス時計輸出額が267億スイスフランとされている。
ロレックスがそのうち3分の1程度を占めるとしても、大きな違和感のない水準ではないかと思う。

 

 

 

 

さて、執筆時点(2024年2月)の1スイスフランは約170円となる。
従って、ロレックスの年間売上高は日本円換算で100億スイスフラン×170円=1.7兆円ほどとなる。
年間生産本数が本当に100万本だと仮定すると、1本あたりの販売単価は1.7兆円÷100万本=170万円となる。

 

日本で販売されるロレックスの中で、ステンレス・コンビモデルのみの平均単価はざっくり150万円ほどではないかと思う。
エアキングやエクスプローラーⅠ、デイトジャストのシンプルなモデルは100万円を割り込むが、デイトナやコンビタイプは150万円を大きく超えるので、均すと150万円くらいかな、という雑な計算だ。
一方、金無垢のみの平均単価は、低く見積もっても400万円ほどだと思う。
オイフレでも350万円はするし、フル無垢になると500万円では購入できない。

 

これらの前提を置くと、以下のような考察ができる。
仮に金無垢の生産数をαとすると、ステンレス・コンビの生産数は100万本-αとなる。
それぞれ平均単価は400万円、150万円と仮置きしたから、トータルの売り上げ=400万円×α+150万円×(100万本-α)=1.7兆円、となる。
これをαについて解くと、8万本となる。
よって、金無垢の生産本数は8万本、ステンレス・コンビの生産本数は92万本、となる。

 

いろいろと仮定が多いので絶対に正確ではないが、大きく的は外していないと思っている。
仮に上記の通りとすると、金無垢はステンレス・コンビに比べて生産数が10分の1以下ということになる。
ステンレス・コンビを探している方の数が金無垢を探している方の数よりも10倍以上いるかどうか次第ではあるが、少なくとも入荷の本数は極めて少ない、つまり購入の難易度は高いのだろうと推察している。

 

 

 42日目

 

131店舗目 日本橋三越店
132店舗目 日本橋高島屋ウォッチメゾン店
133店舗目 大丸東京店

 

41日目からの続きとなるが、執筆時点(2024年2月)における日本国内のロレックス正規代理店の数は55のようだ。
ロレックスのHPから『代理店を探す』で検索できる。

 

 

日本にて最寄りのロレックス正規品販売店を探す。ロレックスの正規品販売店では、ロレックス ウォッチの購入とお手入れにおいて…

 

 

一方、世界のロレックス正規代理店の数は、同じくロレックス公式HPのマップで累計すると、約1,500強となる。
したがって、日本の正規代理店の割合は、グローバル全体で見たときの約3.5%ほどとなる。

 

金無垢の年間生産本数が8万本と計算されたから、そのうち日本の正規代理店に入ってくる数は、8万本×3.5%=2,800本程度。
正規代理店1店舗あたりの入荷本数は、8万本÷1,500店舗=約50本だ。
もちろん店舗によって入荷数はばらつきがあるはずで、東京都内の大型店の方が、地方の小型店よりも入荷数は偏っていることは想像に難くない。
そうだとしても、1店舗あたりの金無垢の入荷数は年間100本程度、1か月あたりだと多くても10本程度ではないかというのが僕の見立てだ。

 

数ある金無垢モデルの中で、希望するモデルがその年間100本に含まれるかどうかも甚だ怪しい。
素材・文字盤・ブレスレット・ベゼルまで指定するのであれば、その希望モデルが1店舗に年間1本でも入ってくれば御の字、くらいの感覚なのではなかろうか。

 

 

 43日目

 

134店舗目 並木通りレキシア店
135店舗目 GINZA SIXレキシア店
136店舗目 銀座三越店

 

最近、このロレックスマラソンの過去の記事を見る機会があったのだが、改めて見返してみると、最初の方の記事はなかなかどうしてペラペラな内容が散見される。
内容がうっすーいものも多く、ご覧いただいている方には申し訳ない。
ただ、今更推敲するつもりも毛頭なく、このマラソン日記の変遷を辿っていただく意味も込めて、そのままにしておこうと思う。
今回で時計関係の記事は45本目となるようだが、継続は大事である。

 

さて、過去に訪れたロレックス正規代理店はどれくらいになるのか。
今は既に閉店している、あるいは店舗を移してしまっているところもあるのだが、訪問実績のある店舗は多分、以下となる。

 

 

・【東京】日本橋三越店
・【東京】日本橋高島屋ウォッチメゾン店
・【東京】大丸東京店
・【東京】銀座三越店
・【東京】GINZA SIXレキシア店
・【東京】並木通りレキシア店
・【東京】京王新宿店
・【東京】レキシア新宿店
・【東京】髙島屋新宿店
・【東京】東武池袋店
・【東京】西武池袋店
・【宮城】仙台藤崎店
・【京都】髙島屋京都‬店
・【広島】下村並木通り‬店
・【広島】福屋八丁堀本店‬
・【北海道】札幌三越店
・【北海道】大丸札幌店
・【福岡】福岡三越店
・【福岡】大丸福岡天神‬店
・【福岡】博多阪急店
・【鹿児島】山形屋‬店

 

 

ということで、累計21店舗だと思う。
関東18店舗のうち、まだ11店舗しか行っておらず、横浜や六本木、千葉あたりは電車ですぐ行けるのだが未だ未開の地となっている。
日本全国にロレックス正規代理店は55あるので、まだ半分にも満たない。
しかし、時計やロレックスに興味のない方からすると、アホなんじゃないかと思われるだろうな。

 

 

 44日目

 

137店舗目 銀座三越店
138店舗目 GINZA SIXレキシア店
139店舗目 並木通りレキシア店

 

2024年2月5日、この日は東京都心でも午後から結構な雪が降った。
僕が子供のころは、関東でも割と積雪する日がそれなりにあったように記憶している。
公園に積もった雪で雪だるまを作ったり、学校の帰り道に友達と雪合戦をしたことを覚えている。
近年は温暖化の影響なのか、都心で雪が積もるということ自体がかなりレアな気がしていて、1シーズンで1回積もることがあるかどうかくらいな気がする。

 

割と雪が降っていたし、道路も人通りが少ないところは薄っすらと白く雪が積もっていたこともあり、『こんな状況じゃロレックスに行く客の数も少ないだろう』と思って、銀座3店舗に足を運ぶことにした。
ライバルの数が少ない方が買える可能性が高いに決まっている。
実際行ってみると、いつもの行列はなく、待ち時間なしで店舗に入ることができた。
スタッフの方に聞くと、やはりこんな天気では客足は少なく、銀座界隈に宿泊している訪日外国人がどこにも行けないから時間潰しでロレックスを覗きにきているケースが多い印象、とのことだった。

 

残念ながらいずれの店舗も在庫はなかったのだが、なんと並木通りレキシア店はこの日、雪の影響で午後から臨時休業になっていた。
あとで聞いた話だが、新宿レキシア店も同様の対応を取ったらしい。
百貨店系列はロレックス単独で店を開ける・閉めるの判断はできないが、路面店はロレックスしか入居していなからこうした思い切った対応が取れるのだろう。
しかし、この日の午後に新宿レキシアに当選していた方は、代わりの日程が割り振られたのだろうか。
もし、強制キャンセル扱いで代替日程が提示されていないとしたら、天気を恨むしかない。
僕もオープン当日、奇跡の当選以来、一度も当たっていない。

 

 

次回に続きます。

 

 

銀行員パパブログ

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