【ロレックスマラソン】メテオライト編 第10回【ステンレスの購入制限制度は日本だけです】

  • 2024年2月19日
  • 2024年3月25日
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正規店でデイトナなど計4本を購入した僕『2024年1月の価格改定はそれなりにインパクトがあったみたいで、一部のモデルに人気が集中している節があるようです。比較的、並行店でプレ値がつきにくいモデルであれば、ライバルの数も減っていることが想像され、タイミング次第で割と短期で購入できるチャンスかもしれません。』

 

金無垢は全然購入しやすくないですけどね。

 

ロレックスマラソンとは?

 

正規店購入は年々難しくなっています。

 

 ロレックスマラソンとは

 

ロレックスマラソンとは、正規店でなかなかお目にかかることのできない時計を購入するために、足繁くロレックスに通うという過酷なマラソンのことです。
ロレックスは世界的に人気が爆発しており、特にメンズサイズは正規店での購入が非常に困難です。
正規店での正規価格=定価よりも、並行店での中古価格あるいは買取価格のほうが上回っていることも、正規店での購入が難しい大きな要因の一つです。

 

僕は幸運にも、デイトナSSとスカイドゥエラーSS、デイトナオイフレ(金無垢ラバーベルトモデル)そして青サブという、4つの超人気モデルを正規店で購入することができました。
デイトナマラソンとスカイマラソン(オイパぺマラソンと銘打って行いました)、及び金無垢マラソンについては、こちらの記事をご覧ください。

 

 

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また、これら4つのモデルを購入して分かった、ロレックスマラソンのコツについても詳細を以下の記事で公開しています。
併せてよろしければご参照ください。

 

 

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 僕のマラソンコース

 

僕の場合、職場と家が近いということもあって、日本橋・銀座界隈の6店舗によく通っています。

 

 

 

 

・日本橋三越店
・大丸東京店
・日本橋高島屋ウォッチメゾン
・銀座三越店
・GINZA SIXレキシア店
・並木通りレキシア店

 

 

また、日本橋も銀座も定期券内なので交通費そのものはかかりません。
世のランナー達の中には、車代や電車賃をかけてまでマラソンする方もいるので、僕はとても恵まれた環境だと思っています。

 

 

ロレックスマラソンメテオライト編⑩

 

マラソン45日目~48日目。

 

 45日目

 

140店舗目 GINZA SIXレキシア店
141店舗目 銀座三越店

 

前回の記事で新宿レキシアの抽選について触れた。
僕の場合、オープン当日に運よく抽選に当たり、紆余曲折を経てオイスターパーペチュアル28mmレディースサイズのキャンティピンクを購入することになったのだが、そのあたりは以下で経緯をまとめているので参考にしてほしい。
メンズモデル、特に購入制限モデル等を狙っている方は、予備知識として頭に入れておいた方が良いように思う。

 

 

銀行員パパブログ

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さて、この新宿レキシア、僕は『1年縛り』みたいなものがあるのかなと思っていた。
抽選に応募する際、氏名と生年月日を入力するのだが、カナ氏名と生年月日が両方マッチする可能性は極めて低く、この二つの条件で過去当選した人は、例えば1年間は当選させないロジックを組んでいるのでは?と。
電話番号やメールアドレスも入力するのだが、これらの一致まで条件に入れてしまうと、同一人物が別アドレスで当選可能になってしまうので、入店時の本人確認でチェックでき、変更不可能なカナ氏名と生年月日の2つを条件にしているのではないかという推測だ。

 

なぜ一定期間の縛りを入れていると思うかというと、一部の人だけに販売する事態を避ける必要があると考えるためだ。
黙っていても売れてしまうわけだから、ロレックスとしても正規代理店としても、より多くの人に販売した方が今後のビジネス拡大の余地は大きくなる。
一部の人にだけ何本も売り続けていたら、その人たちが離れていったときに伸びしろがなくなる。
人気が殺到している今だからこそ、『もっと欲しい』と思うファン層を拡大するのが肝要だからだ。

 

どのみち、短期間のうちに複数回当選しても、デイトナのあとにエクワンは購入できない(購入制限ルール)。
また、短期間のうちに連続で金無垢を販売するのも、『本当に資金があるのか』という疑念をもたらす。
どうせ連続では販売できない可能性があるのだから、それならいっそ当選させないほうが正規代理店側としてもロレックスとしても客としてもわだかまりが無いとみる向きもなくはないだろう。

 

しかし、実際には新宿レキシアがオープンして1年経たない今、既に複数回当選している事例は実在するらしい。
情報ソースが定かなものではないから『らしい』としか言えないし、もしも2週連続で当選したら2回目も本当にご案内がありうるのだろうかと非常に疑わしくはある。
僕自身が当選してないからそんな邪推をするだけなのかもしれない。
真実は闇の中である。

 

 

 46日目

 

142店舗目 並木通りレキシア店
143店舗目 GINZA SIXレキシア店
144店舗目 銀座三越店

 

購入制限ルールが設けられてはや5年となる。
2019年11月に施行されているので、僕がロレックスマラソンを開始するときには既に存在していた。
デイトナやGMTマスターⅡ等、ステンレスのプロフェッショナルモデルは1年に1本しか買えず、同一レファレンスモデルは5年に1本しか買えない、という制度だ。
現在では、ヨットマスター等のモデルも購入制限ルールに追加されるなど、一部ルールは改定されている。

 

このルールのおかげで、ステンレスのプロフェッショナルモデルは幅広い人の手に渡りやすくなった面は少なからずあるだろう。
複数の店舗を毎日渡り歩いて、すべての店舗でプロフェッショナルモデルを少しずつ買い集める、みたいな芸当が封じられたのは、転売ヤー撲滅の観点では素晴らしい。
やはりこれもカナ氏名と生年月日(もしかすると顔写真も登録しているのかも)で振るいにかけ、一致した場合には販売を取りやめるシステムを組んでいるようだ。
インフラ整備には相当な苦労と費用があったものと推察されるが、努力が実を結んだものだと思う。

 

さて、この購入制限ルールだが、日本のみでしか適用されない。
購入制限モデルの対象も、同一人物の照合インフラも、日本の正規代理店5社が独自に作り上げたシステムだ。
従って、日本人が日本の正規代理店でデイトナを購入した翌日、海外のロレックス正規代理店でGMTマスターⅡを購入することは、理論上可能ということになる。
もちろん逆も然りで、外国人が現地の正規代理店でエクワンを購入した翌日、日本の正規代理店でサブマリーナを購入することも、理論上可能ということになる。

 

しかし、実際のところ、外国人観光客に購入制限モデルを販売するだろうか。
カナ氏名で検索できるのは日本人名だからであって、英語表記などを無理やりカナ置換しても、人によって読み方が変わる可能性もあるし、そもそも英語名でなくアラビア名の可能性だってある。
現地で直近に購入制限モデルを購入しているかもしれない(しかもそれを確認する術もない)客に、日本人にしか実質的に効力を発揮しない購入制限ルールを当てはめるのは本末転倒である。
もちろんこれも逆も然りで、我々日本人が海外の正規代理店に行って『Daytona Please』と言ってもまず売ってくれないのではないかというのが個人的見解だ。

 

もちろん、ディスプレイに飾られている不人気モデルは除く。
現地の客が購入してくれないようなモデルは、海外旅行客でもいいから売ってしまいたいと正規代理店側も考えるだろう。
といっても、日本の正規代理店は見本品しか展示されていないのだが…
以上、推論なので、そこはご了承いただきたい。

 

 

 47日目

 

145店舗目 並木通りレキシア店
146店舗目 GINZA SIXレキシア店
147店舗目 銀座三越店

 

僕がこれまで正規代理店で購入したモデルは、デイトナSS、スカイドゥエラーSS、デイトナオイフレ、オイパぺ28mm、青サブの5点。
オイパぺは妻へのプレゼントであり自分では使用していないので、自分用としては4本となる。
どれも日常で使用しており、デイトナSSとスカイSSの2本の登場頻度が高い。

 

最近になってアレ?と思ったのだが、実はスカイドゥエラーはリューズの巻き方がほかのメンズモデルと逆である。
例えばデイトナSSや青サブは、針を時計周りに回そうと思ったら『下から上』にリューズを回す。
これはデイトナSSや青サブに限らず、メンズモデルほぼすべてに言えることだ。
しかし、スカイドゥエラーだけは、針を時計周りに回そうと思ったらリューズを『上から下』に回す。
GMTマスターⅡのレフティモデルだけはちょっと自信がない。

 

ちなみに、レディースモデルもスカイドゥエラーと同じリューズ構造だ。
つまり、針を時計周りに回そうと思ったらリューズを『上から下』に回すことになる。
実際、妻が持っているオイパぺ28mmで試してみたが、やはりデイトナSSとは逆だった。

 

まとめると、針を時計周りに回そうと思ったら、メンズモデルは『下から上』、レディースモデルは『上から下』が原則。
しかし、スカイドゥエラー(と、ひょっとするとGMTマスターⅡレフティ)は逆、ということになる。
なぜこうなっているのかは、ロレックスの店員さんに聞いてみたがわからなかった。
もしレディースサイズでレフティモデルとか、複雑機構が発表されたら、『下から上』になるのだろうか。

 

 

 48日目

 

148店舗目 銀座三越店
149店舗目 GINZA SIXレキシア店
150店舗目 並木通りレキシア店
151店舗目 大丸東京店

 

本記事を執筆した2024年2月19日、ゴルフの松山英樹プロが米男子ゴルフツアーのジェネシス招待にて逆転優勝を飾った。
前日を7位で終えた最終日、ボギーなしの9バーディー、なんと62で回り、通算17アンダー。
6打差を大逆転しての米ツアー9勝目をマークした。
約2年ぶりの優勝ということだそうで、獲得賞金は約6億円というから驚きだ。

 

 

 

 

僕はゴルフはからきしで、知識も多くない。
マリオゴルフで20アンダーをたたき出すくらいだ。
しかし、世界的な競技で世界ランキング20位につけるというのはものすごいことだと思う。
過去には世界ランキング2位まで上り詰めたこともあり、メジャー大会でもアジア人初の優勝を獲得している。

 

そんな彼だが、ロレックスのテスティモニーである。
今回の大会で優勝記念撮影で着用していたのは、緑サブマリーナのようだ(上記のTwitter掲載の写真をご参照)。
ちなみに、過去のマスターズ優勝などの際に着用していたモデルは青サブが多かった。
Ref.116613LBで、僕が保有する現行モデルRef.126613LBの一世代前のモデルになる。
青サブ、緑サブを着用するあたり、サブマリーナ好きなのだろうか。

 

次回に続きます。

 

 

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